ダウンジャケットを洗濯しよう!自宅でできるケア方法を伝授します!

洗濯の過程で水分を含み、固まってしまった羽毛を優しくほぐします。全体の形を整えたら、なるべく太いハンガーにかけましょう。細いハンガーだと、重さが肩の部分にかかり、型崩れの原因となったり、ジャケット内部の風通しが悪くなって乾燥に時間がかかってしまいます。

つるして風通しのよい陰干しで

風通しの良い日陰で2〜3日干しましょう。裏表返せる形であれば、途中で変えながら干すとより早く乾きます。また、風通しがあまり良くない場合や窓を開けられない等の事情があれば、扇風機の風を当てても良いです。

ファスナーは開けて乾かそう

キレイに仕上げるポイントとして、乾かす時はファスナーを開けるようにしましょう。閉じたままで干すと風通しが悪くなり、臭いが発生する原因となってしまったり、乾きが遅くなってしまいます。

ダウンジャケットは乾燥機にかけても大丈夫?

自然乾燥だと時間がかかり、もっと手っ取り早く乾かしたい!と思う方もいるのではないでしょうか。素材によっては、乾燥機を利用した方がキレイに仕上がるケースもあります。コツをつかんで、最後の仕上げをしていきましょう。

乾燥機表示があればOK

乾燥機にかけて良いかは、洗濯表示で確認しましょう。四角のマークの中に、丸のマークが描かれているものが乾燥機についての表示です。こちらのマークがあれば、乾燥機が利用できますが、バツ印が付けられていると利用不可です。

ドラム式の乾燥機ならフワフワに

コインランドリーなどに必ずあるドラム式の乾燥機にかけると、フワフワに仕上げることが出来ます。また、長時間乾燥機にかけることに不安がある方も、ある程度自然乾燥させてから仕上げにドラム式の乾燥機に入れると、短時間で済ませることが出来ます。

乾燥機に衣類を詰め込まない

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乾燥機に入れる衣類は、ダウンジャケットも含めて2〜3着以内にしましょう。乾燥中にある程度の隙間があった方が、中の羽毛もよく空気を含み、見た目がふっくら仕上がるだけでなく、保温性もしっかり蘇ります。

ダウンジャケット洗濯を失敗してしまったら

初めての洗濯では、思いがけず失敗をしてしまうこともあります。大切なダウンジャケットの洗濯が上手くいかなかったら、とてもショックですが対処法を把握しておけば、万が一の場合も安心です!

失敗の原因は羽毛の偏りと乾燥不足

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最も多い失敗の原因は「羽毛の偏り」と「乾燥不足」です。ボリューム感が無くなってしまったり、羽毛が偏っていると、見た目が悪かったり保温効果が下がってしまいます。また、乾燥不足から異臭が発生することもあります。

固まった羽毛は濡れた状態でほぐす

羽毛が偏ってしまった場合は、再度水に濡らしてしっかり優しくほぐしましょう。乾いたまま作業すると羽毛が痛む原因となります。失敗してしまった時こそ焦らず、手順を戻ってやり直しましょう。

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