リンフォンは実在する?閉じ込められたパズルの恐ろしいパワーと意味を検証

中央アジアにある小さな国家トルクメニスタン。国土の大半が砂漠に覆われていますが天然ガスの埋蔵量は世界代4位という資源立国。この国の山岳地帯に地球の炎と呼ばれる地獄の門のような場所があります。

トルクメニスタンに地獄の門があった

トルクメニスタンにある地獄の門は消えることのない永遠に燃え続ける地獄の炎。正4面体が意味するところです。正四面体の次に複雑なのが8面体です。正8面体は土を意味していました。トルクメニスタンの地獄の門は正に土が燃えているように見えます。万物を構成する土と炎が揃いました。水がこの地にあればコンプリートです。

地獄の門の前は水のクレーター

地獄の門の手前には大きな隕石が衝突してできた大きな穴があります。クレーターです。そこに水が溜まり天然のクレーター湖を形成しています。全ての象徴が揃いました。残るは森羅万象の理(ことわり)を表す宇宙だけです。この地で空を見上げれば降り注ぐような星空。コンプリート完成です。

水を経由していく地獄「リンフォン」の具現化

水を経由していく地獄であるリンフォンがこの地で具現化していました。皮肉なことに地獄の門は「世界で最も美しい光景」の一つとも言われています。実はこの地獄の炎は、人間のあさましい強欲が作り出した消すに消せない炎なのです。

地獄の炎は人間の手で

1971年科学者を中心として大規模な地盤調査が行われました。この調査で地中に大きなガス田が発見されます。ガスによって地中に大きな空洞が開いているのです。ところが調査中に地盤沈下が発生。毒ガスの発生を恐れてやむなくガスに火を付けました。その火が40年以上経っても消えることが無いのです。

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リンフォンの言葉の中にも地獄が存在する

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リンフォンをローマ字のつづりで表記すれば「RINFONE」となります。ローマ字や英語の表記は26文字に組み合わせだけなのでパズルのように文字を入れ替える言葉遊びがあります。「RINFONE」を組み替えるとそこから地獄が現れます。

RINFONEが地獄になる

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地獄という言葉を英語で表すとINFERNOです。RINFONE(リンフォン)とINFERNO(地獄)非常に似ている言葉です。実は使われているアルファベットが全て同じ。リンフォンの中には地獄が内包されていたのです。

キリスト教の地獄

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キリスト教の地獄はインフェルノが有名です。インフェルノは地獄という意味でもありますが、永遠に焼きつづける炎そのものを指すこともあります。天国の反対にある場所で、処刑をされる場所であり、神の怒りに服する場所でもあります。

リンフォンもう一つの解釈

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リンフォンには英語とラテン語の説明文が添付されています。ラテン語はローマ帝国で公用語とされた古い言葉です。フランス語やイタリア語の母体となった言葉でもあります。そしてキリスト教で神の言葉とされた歴史を持っています。

ラテン語と英語で表記されたリンフォン説明書

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ローマ共和制の末期にイエスキリストが誕生します。他の宗教と同じように異端として迫害を受けました。イエスは十字架にはりつけにされ死を経験し復活したのは有名な話です。そして数百年の時を経て世界中にキリスト教が広まっていきます。ラテン語はキリスト教と共に世界に広がり神の言葉としてキリスト教の公用語になりました。

ラテン語は神の言葉

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ラテン語はキリスト教を経て18世紀までヨーロッパ学問の中心的言語にありました。1000年以上の長期にわたりラテン語は神の言葉として宗教的な儀式に使われてきたのです。リンフォンにおいても正式な文章はラテン語であり、翻訳した文章が英語なのかもしれません。

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