リンフォンは実在する?閉じ込められたパズルの恐ろしいパワーと意味を検証

ルマルシャンの箱はリンフォンと同じようにパズルになり組み替えることが出来ます。組み替えに成功すると、最高の性体験が出来るという伝説がありました。この小箱を手にした少年はパズルの組み替えに成功してしまいます。少年には最高の性交は与えられず、体を喪失し意識だけになってしまいます。

パズルが完成すると現れる地獄

Waldkunst / Pixabay

意識だけになった少年はこの家に引っ越してきた女性を使い町の男を引きずり込みます。それらの男の血肉を使って自分の体を復活させようと試みたのです。それを知ったこの家に住む少女が箱を持ち出します。

パズルは異世界への入り口

TheDigitalArtist / Pixabay

小箱を持ち出した彼女はパズルに取り掛かりますがうまくいきません。そこへ魂だけになった男が箱を取り返しにやってきます。そして何かの拍子に箱のパズルが組みあがります。そこに現れたものは地獄への扉でした。地獄から現れた魔導士。魂だけの男に待っていたものは終わることのない拷問でした。

リンフォンに似た言い伝えが日本にあった

aamiraimer / Pixabay

日本の各地に言い伝えとして残っている話に「コトリバコ」があります。コトリバコは誰かに送り付ける呪いの箱として都市伝説で有名になっている話です。コトリバコは漢字で書くと小鳥箱ではなく「子取り箱」です。子供を取るという意味です。取るとは殺すという意味だとか…

子取り箱とは

コトリバコの中に入れておくのは子供の体の一部です。コトリバコを送り付けてコトリバコの呪いで相手を呪い殺すというものです。コトリバコは複雑な形に組み込まれて蓋を開けることが出来ないといわれています。開かないというのがリンフォンと似ています。

コトリバコはなぜできた?

コトリバコは江戸時代や明治時期に作られたといわれています。作られたのは島根県の山奥の山村だとも言われていいます。部落に住む青年が自らの境遇を恨んで指を切り落とし村人に送り付けたという話や、貧しい農家が口減らしで本当に子どもを箱に入れて殺したという伝説まであります。

コトリバコは長い間神社で保管されていた

コトリバコは中に詰まった怨念や呪いが凄まじく神社の奥深くに保管されていたといいます。その神社がどこなのか、コトリバコがどこに行ったのかは誰も知りません。ただしコトリバコという呪いは確かにあったようです。子供を取って殺すという呪いの箱。

骨董屋に眠るいわくつきの玩具リンフォンに注意

Jan-Mallander / Pixabay

リンフォンは古くから伝わる宗教的なオブジェです。ヨーロッパではリンフォンに似た正多面体の宗教的なアイテムが多数見つかっています。しかし用途が全く不明でどんな文献にも載っていません。もしリンフォンやいわく付きの玩具を見つけても手を出さない方が良いです。どんな呪いや災いがあなたに襲い掛かるかわかりませんから。

古代のオーパーツに関係する記事はこちら