スピリチュアルで「波動」とは?性質の紹介も
「波動」という言葉を聞いて思い浮かべるイメージは人によって様々です。
「オーラ」「まとっている空気」「ゲームの技」「波紋」、人による言葉のとらえ方はたくさんありますが、実際どのようなモノなのか、どのような性質を持っているのかについて、今回はご紹介します。
波動は生命力エネルギーの概念
生命が持っているエネルギーの事を「生命力」と言いますが、生命力というエネルギーを言葉にすると、どのように表現したら良いのか分からない方もいらっしゃるでしょう。
そのような場合には「波動」と表現すると良いのです。
波動には共鳴性がある
エネルギーは様々な言葉で表す事が出来ます。「物体」「熱」「能力」「運動」などです。
この様なエネルギーは動きがあるとされており、同じ様なエネルギー同士とひかれあったり、共鳴し合うと言われています。
地球ではまだ波動が「重い」
広大な宇宙にポツンとある星ですが、感覚的な「波動」は重たいとされています。
それはこの星にしかないルールがあり、思考についてもすぐに共鳴するという事がない為です。宇宙の感覚からすると、まだまだ「重たい」と言えるでしょう。
物理としての波動
高校生になると「物理」を勉強するようになりますが、高校によっては選択しなければ習う事がない教科でもあります。
「物理」には力学や熱力学、原子、そして振動や波動と言った波の伝わり方や性質について勉強する事ができるでしょう。
音・光・波
「物理」の歴史を紐解いてみると、音や光には「音の波」「光の波」と言った動きを伝える為の動きがある事が分かっています。
「波」は進んでいくモノで、「周期的な」あるいは「連続的な」動きを伴って進んでいきます。
空間を伝わる振動
空間を伝わる振動であり、物体や体内を伝わって発生する振動が「波動」です。
物理において「波動」とは、この様に発生した振動が次々と伝わっていく現象を意味しており、周囲に影響や変化を及ぼします。
重力波・表面波・水面波
流体力学とは液体が静止している状態や運動状態についての性質を学ぶ事が出来ますが、流体力学では、「波」の「周期的な」もしくは「連続的な」運動の高低差についてを「重力波」や「表面波」、「水面波」と呼んでいます。
波動の性質
性質としていえる事は、同じような連続したパターンが空間や物体を伝わるモノであるという事です。
定義出来る物理量を表す為には、「振動数」や「周期」「振幅」「波長」「波数」についても知る必要があります。
振動数
「振動数」とは、言葉の通り振動する数の事を表す数です。基本的には1秒間に振動する回数を意味しており、記号は「f」、単位は「Hz(ヘルツ)」になります。
最初の位置から上昇し下降してから元の位置に戻った時を1回と数えて、一秒間の回数を測るのです。
周期
「周期」とは、一定の間隔で繰り返し行われる現象です。記号は「T」で表され、単位は「s(秒)」になります。
繰り返し行われる現象ではありますが、振動数の違いとしては、最小の値について表す場合に用いられるという点です。
振幅
「振幅」とは、一つの周期の中で波がどのくらい振れているのかを表す言葉です。
記号は「A」で表され、単位は長さを表す「m(メートル)」になります。「波動」の種類によって「振幅」の単位が変わる事もあるでしょう。
波長
「波長」とは、言葉の通り「波」の長さの事を表しています。記号は「λ(ラムダ)」といい、単位は「m(メートル)」です。
長さは波の形の一つ分です。測る時には横軸との交点や一番高い点同士といった様にわかりやすい部分で測るといいでしょう。
波数
「波数」とは、波の単位の長さあたりに含まれている数です。記号は「k」で単位は「m⁻¹(毎メートル)」になります。
波数が多い波は波長が短くなるため、波数と波長は逆比例の関係にあると言えるでしょう。
波動を使ったゲーム
「波動」と聞いてゲームをイメージする方もいらっしゃるのではないでしょうか。
どのようなゲームで使われている言葉なのか、ゲームの内容や使われている場面などをご紹介します。興味を持った方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ストリートファイター
80年代に発売されており、格闘技ゲームの代表作とも呼ぶ事が出来るゲーム作品です。
様々なハード機でソフト展開されており、見た事がある方もいらっしゃるでしょう。ゲームキャラクターの「リュウ」が使う必殺技名が「波動拳」です。
にゃんこ大戦争
スマートフォンのゲームアプリとして2010年に配信され、未だに根強い人気を誇るディフェンス系ゲームです。
ネコをモチーフにした様々なキャラクターが登場しますが、キャラクターの中には「波動攻撃」を使う事が出来るキャラもいます。キャラによって射程距離は違いますが、強力な範囲攻撃です。
HADO
AR(オーグメンテッド・リアリティ)技術を用いて、スポーツとして手から技を放つ事が出来るテクノスポーツとも呼ばれているゲームです。
頭と腕に専用のディスプレイとセンサーを取り付けて技を繰り出します。全国では9カ所でしか体験する事が出来ませんが、世界大会などもあり動画などでも様子を楽しめるでしょう。
波動の種類は大きく分けてこの6つ
大きく分けると「良い」「悪い」「高い」「低い」「強い」「弱い」の6つの種類に分けられると言われています。
それぞれどのような違いがあるのかご紹介しますので、深く知る為に、ぜひ参考にしてみて下さい。
良い波動と悪い波動
まず「良い」とは、宇宙エネルギーとの調和が保たれている自然な状態の事です。
「悪い」とは、「良い」とは逆に調和のとれていない状態で、嫌な事が起こりやすいと言われています。良いモノよりも悪いモノの方が感知しやすいエネルギーです。
強い波動と弱い波動
「強い」とは活動的であり、人や周囲に対する影響も強く与えてしまいます。成功者に多くみられる事が特長です。
「弱い」場合は「強い」とは逆に活動的ではない為、人や周囲に対する影響力は弱い状態にあると言えるでしょう。
高い波動と低い波動
「高い」とは、細かい波の形と振動数が高い状態にあると言えるでしょう。肉体よりも精神面で見られる状態であり、パワースポットなどで感じる事が出来るのではないでしょうか。
「低い」とは波の形が大きくて振動数も低い状態にあり、安定するために必要です。
波動の上がり下がりによる影響と対策
上がったり下がったりする事で、どのような影響が起こるのかについてご紹介します。
仕組みや性質を理解した後は、「精神的」や「超自然的」と言われる世界において、「波動」の上がり下がりの影響についても考えていく必要があるでしょう。
波動の影響で良い事・悪い事が起こる
おこないに関係なく、楽しい場面やワクワクする気持ちの状態になっていくと上がっていき、悲しい嫌な気分になった時には下がっていく「波動」。
気分次第で簡単に上下してしまいますが、共鳴性がある為、下がった状態でいるとさらに悪い気を呼び込む事になってしまいます。
あなたの感じ方で波動が変わる
悪い事が起こらない様にする為には、あなた自身の感じ方を変えるという方法があります。
嫌な出来事に遭遇してしまい、マイナスの気持ちになった時には下がってしまいますが、楽しい気持ちを保つ事で下げる事を防げるでしょう。
波動は一種の「引き寄せの法則」でもある
「引き寄せの法則」とは、簡単にいってしまえば、良い事は良い事を引き寄せ、悪い事は悪い事を引き寄せてしまうというモノです。