猛毒を持つアカクラゲに要注意!刺された時の症状や対処法を知っておこう!

暖かくなる季節になると、もちろん水温も同じように暖かくなってきます。そのような時期は魚釣りをするのに絶好ですが、アカクラゲには注意が必要です。ここでは沖釣りなどで出会うアカクラゲの注意点を紹介していきます。

釣りの仕掛けに絡まることが

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釣りをしていると、アカクラゲが仕掛けに絡まってしまう事ということは日常茶飯事です。その場合は素手ではなく、タオルなどの上から取り除く作業をすることをおすすめします。タオルが無いようでしたら、ハサミなどで切落としてしまっても良いでしょう。

素手で直接触った場合

もしも素手で触ってしまってら、すぐに海水でよく洗うようにしましょう。ミミズと同じように、その手で小便をするとヒリヒリ痛み、腫れ上がってしまうため注意が必要です。また、顔や目の周りなどを触るのも、同じような症状が出るので気を付けましょう。

そのままにしておくと釣果に差が

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アカクラゲが釣り糸に絡まってしまい、取るのが面倒だから放置しておく方はよくいます。しかし、そのまま釣りを続けてしまうと魚が食いつかなくなり、寄ってこなくなるのです。そのためアカクラゲが絡まったら、その都度取るようにすることが大切です。

取ったクラゲは海に返そう

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船や陸上に残っていると死骸が乾燥してしまい、ハクションクラゲになってしまうことがあります。そうなると他の方に被害が広まってしまうため、釣りあげてしまったクラゲは海に返すことを心がけるようにしましょう。

アカクラゲに天敵いるの?

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アカクラゲだけでなく、クラゲは全般的に天敵がいます。主にアカウミガメやマンボウがアカクラゲを捕食している事が多く、1日に何匹も食べることがあります。また、人間も同じように食用としているため、天敵の1つだとも言われています。

アカクラゲは食用にできる?

食用にされているクラゲがいることはご存知でしょうか。クラゲ自体を食べることに抵抗がある方も少なくありません。その食用にされているクラゲは「赤クラゲ(ビゼンクラゲ)」と言って、意外にも美味な食べ物なのです。

食べられるのは「赤クラゲ(ビゼンクラゲ)」

ビゼンクラゲは主に九州地方に生息しているクラゲの1種で、正式名はあかくらげ(赤水母)です。明治時代から人々に食べられており、最初は岡山県の半島で赤クラゲを使用した料理から流行し始めました。また、東アジアでも高級料理として使われており、コリコリ感がたまらないと人気の食べ物でもあります。

ビゼンクラゲを使った料理

ビゼンクラゲと言えば中華料理なので、胡瓜と和えたサラダが基本的です。醬油とコショウで味付けをしているため、濃厚な味で美味しいと人気です。また、豆もやしと鶏のササミを加えてコチュジャンで味付けをした料理もあり、また違う風味を楽しむ事ができます。

アカクラゲとベニクラゲ、不老不死なのはどっち?

アカクラゲの他にベニクラゲというクラゲが存在しており、死なない不思議なクラゲと言われています。この2つのクラゲは非常に似ており、間違えてしまう方も多くいるのです。こちらでは、2つのクラゲの違いを詳しく解説していきます。

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