自殺についての記事はこちら。
死亡直前の椎名もたのツイート
「大人になってはいけないらしいですね」最後に椎名もたが残したツイートです。大人になってはいけないとはどういう意味か?自らが時を止めて大人になることを拒んだのではないか。そんな見方が出来るので噂が噂を呼ぶ結果になりました。
椎名もたがうつ病である事実
椎名もたが精神的に追い詰められて音楽活動を休止せざるをえなかった時期から、うつ病を患っているというのはファンの間では公然の事実でした。メンタルの病気にも多くの種類がありますが、自ら命を絶つのはうつ病だけ。彼が患っていたといわれる「うつ病」がどの程度深刻なものだったのかはわかっていません。
椎名もた自殺の可能性
椎名もたがメンタル的な病気であったことを考慮すると自殺したという説は信憑性があるのかもしれません。また、人間関係を構築するのが苦手で、感受性が豊かで、その分悩みも深かったことが予想できます。また、自分なんか「歌いたいことなんて大してない」と自分を肯定するのが苦手な発言も見受けられます。
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椎名もたが他界した日に起きた飛び込み事故|やはり死因は自殺?
椎名もたが亡くなったその日に近隣の路線で飛込による自殺があったことが当局より発表されています。もちろんそれが椎名もたであるかどうかは確認されていません。「もしかして」という噂があるだけです。
椎名もた自宅付近の路線
飛込み自殺があった路線は小田急線。椎名もたが亡くなった7月23日と同じ日にちです。飛込による自殺は遺体が非常に損壊が激しいです。手足が引きちぎれるというのは当たり前に起こる現象。果たしてこの飛び込み自殺が椎名もたと関係するのかどうか…
椎名もた葬儀で「死に顔が綺麗」
葬儀に参列した関係者の話が漏れ聞こえてきます。それによると死に顔は安らかで眠るようであったといわれています。だとすれば電車への飛び込みは考えにくくなります。他の方法で自殺したのか、病気による死亡。あるいは突発的な体調の崩れが原因で死に至った可能性も考えられます。
椎名もたの死因は脳卒中?
椎名もたの死因は一説では脳卒中ではないかともいわれています。若い人でも脳の血管が破れ脳卒中を起こすことがあります。発見が遅くなれば死亡するケースもある病気です。20歳を迎え新たなステージでの活躍が期待されていた若い才能が散ってしまったことは残念でなりません。
椎名もたの死後も伸びる再生回数
椎名もたの死により主を無くした楽曲はどうなっているのでしょう。彼の亡きあとも楽曲は再生を止めることなく音楽を配信し続けています。彼の時計は止まり大人にはなれませんでしたが楽曲は色あせることなく若者の心に届いているようです。
椎名もたのこの楽曲が聴きたい「Q」
2013年に発表されたアルバム「アルターワー・セツナポップ」の収められた楽曲です。ボーカロイドは鏡音リン。ユーチューブの動画をリンクしてありますので是非聞いてみてください。リフレインする歌詞が頭から離れません。
- アーティスト: 椎名もた
- アルバム: アルターワー・セツナポップ
- リリース: 2013年
- ボカロ: 鏡音リン
椎名もたのこの楽曲が聴きたい「パレットには君がいっぱい」
パレットには君がいっぱいは2013年に発表されたアルバム「アルターワー・セツナポップ」に収められています。上記で紹介したQも同じアルバムに収録されています。椎名もたのアルバムの中でも特に「ぽわぽわP」らしさが凝縮しています。
- アーティスト: 椎名もた
- アルバム: アルターワー・セツナポップ
- リリース: 2013年
- ボカロ: 初音ミク
椎名もたのこの楽曲が聴きたい「ストロボラスト」
ストロボラストは彼の数ある楽曲の中でも代表曲と言われる作品。ストロボシリーズといわれる4作品の一つです。ストロボハロー、ハローストロボ、ストロボラストと順番に公開され、番外編として登場したのがストロボラストです。
- アーティスト: 椎名もた
- アルバム: 夢のまにまに
- リリース: 2012年
- ボカロ: 初音ミク
椎名もたのラストアルバム「生きる」の楽曲
椎名もたの遺作でもありラストアルバムになってしまった「生きる」というアルバム。このアルバムに収録されている楽曲は全13曲です。それぞれにコンセプトがあり深く共感できる楽曲ばかりです。13曲の中の一部を紹介します。
ラストアルバムに収録された曲
ラストアルバム「生きる」にはラスト曲さーよーならを始めとして椎名もたの20年間の人生を凝縮したような楽曲ばかり。彼が生きてきた人生は光ばかりではなく、むしろ闇の中から光を見つめていたような切なさがあります。13曲の楽曲は下記のとおりです。
- 01. アライブ・コンシャス
- 02. ワガハイは
- 03. 9から0へ
- 04. ドラッグ・スコア
- 05. プリーズテルミーミスターワンダー
- 06. 夢でも逢えない人がいる
- 07. ハンシンハン=ギミー
- 08. 普通に歳をとるコトすら(2013年10月公開/約5万再生)
- 09. 少女A(2013年10月公開/約10万再生)
- 10. みんなの黙示録
- 11. 6畳半の隙間から
- 12. アイケアビコーズ
- 13. さよーならみなさん
少女Aは再生回数10万回を超える
9曲目に収録された曲は再生回数が10万回を超えるという凄い記録を出しています。聞いたことが無い方は上にユーチューブのリンクがあるので是非聞いてみてください。椎名もたのアーティストとしての凄さが分かる作品です。
ボカロP「wowaka」の急死
ボカロPで活躍するwowakaさんが2019年4月に急逝しました。ボカロPとはボーカロイド技術を使ったアーティストの総称です。椎名もたもwowakaもボーカロイドを使って捜索活動をしていたボカロPです。ニコニコ動画から普及した言葉。
2019年4月wowakaの急死
ボカロPのwowakaは現実逃避Pとも知られるアーティスト。ロックバンド・ヒトリエのボーカル&ギターとしても活躍をしていました。急性心不全で31歳という若さで亡くなりました。急性心不全とは何かの原因で心臓が動きを止めてしまった状態。突然死の中で最も多い症状です。
思い出される椎名もた
wowakaが亡くなったことで椎名もたも記憶が紐づけられ人々の記憶の中によみがえってきました。wowakaの急逝によって椎名もたが残した楽曲が再生回数を伸ばしています。彼が亡くなって2019年で5年が経過します。彼の楽曲は今でも強く鼓動しています。
ボカロP相次ぐ急死
ボカロPには若くして亡くなってしまう人が沢山います。まだまだこれから活躍するはずだったアーティストがある日突然に命の灯を消してしまうのです。ボカロPの中でも短命で人生の幕を閉じてしまった人はこんなにいます。
- 乙女Pさん :2010年12月28日 享年28歳
- ntmPさん :2011年7月19日 享年33歳
- 乙Pさん :2013年7月9日 享年25歳
- 椎名もたさん :2015年7月27日 享年20歳
- samfreeさん :2015年9月24日 享年31歳
- 口南Pさん :2016年10月4日 享年28歳
- wowakaさん :2019年4月5日 享年31歳
初音ミクに命を吹き込むと寿命が縮まる?
ボカロPで活躍する人が早死にするのはなぜでしょうか?生活習慣が人と比べて不健康だとか、打ち込み系の音楽なのでパソコンに向かっている時間が長いからだとも言われています。そんな中で初音ミクに命を吸い取られるという都市伝説もあります。
ボーカロイドに命を吹き込むボカロP
ボカロPとは初音ミクを始めとしたボーカロイドにまるで命を吹き込むような作業をします。パソコンで音楽を打ち込み新し世界を作り出していく。だからボカロPは言ってみれば「裏方」の存在。表に出るのはボーカロイドや楽曲だけです。
初音ミクに命を吹き込むと自分の命が縮まる?
初音ミクはボカロPの命を吸い取る「本当は怖い!」とした都市伝説があります。アーティストは昔から自らの魂を削る。という表現で作品を語ってきた歴史があります。ボカロPで活躍している人も魂を削り込むように楽曲を作っているのかもしれません。
若き天才「椎名もた」の早すぎる死
ボカロPとして活躍した椎名もたさんの人生は若干20年という短さで終わりました。彼の死を悼む声は今でもやむことはありません。アーティストとして彼が残した楽曲も未だに多くの人の心に響いています。彼が見つめた「生きる」という意味を皆さんも楽曲の中から探し出してみてください。それが何よりもの手向けになるのではないでしょうか。