椎名もた高校時代の挫折
高校進学では「家庭の事情」で志望する高校への進級はかないませんでした。やむなく進学した高校では人間関係がうまくいかず退学。同時に定時制高校に編入しました。ストレスをため込みフラストレーションのはけ口がみつからなかった。彼は当時を振り返りそう表現しています。
椎名もたネット上で炎上、躁うつ病を発症
ネット上では、ストロボラストを初め50万回以上の再生回数を記録し光の当たる場所で活躍しているように見えます。しかし、リアルな生活のストレスが増大。ツイッターでのネガティブな書き込みを盛んにするようになり批判も浴びたといいます。
ある芸能人の発言が元ネタ!?大都会岡山ってなんだ!
大学生と偽って活動していたのがバレル
幼すぎると叩かれることが分かっていた椎名もたは、自信を大学生と偽っていました。しかし、ツイッターで心境を吐露しているうちに中学生であることがばれてしまいます。ネット上で大炎上になり非難が殺到。見なければいいもの見ずにはいられなかったといいます。
死んでやるとツイートしたことも
徐々に精神的に追い込まれた彼はツイッターの中で「死んでやる」という書き込みをするまでになります。精神的に追い込まれ、定時制の高校も退学。やがて音楽活動もできない状態にまで追い込まれていました。誰もが椎名もたは「消えた」と思いました。
Contents
椎名もたが最後に残した意味深な楽曲
椎名もたの残した楽曲の歌詞の中から、ネットで意味深だといわれる言葉を紹介します。最初に紹介するのはなぜか突然出てくる「注射針」という言葉。そして「明日を目指す毎日も今日で終わる」という言葉。どちらも彼がどんな気持ちっだのかを想像すると悲しく胸を突きます。
椎名もた「赤ペンお願いします」
赤ペンお願いしますという楽曲の中で、「おなかがすいた、おなかがいっぱいだ、でも関係ないぜこっちをむいた、注射針」というフレーズがあります。ここに出てくる注射針とは何を意味しているのでしょう。彼が幼少のころから何かの持病を抱えていたのでは?と憶測を呼んでいます。
椎名もた「さよーならーみなさん」
さよーならーみなさんは遺作となってしまった「生きる」の中でラストに収められた楽曲。この楽曲について椎名もたは「人生」というコンセプトを掲げています。人生というコンセプトで椎名もたが使った言葉を紹介します。
- 明日を目指す毎日も今日で終わること知ってるよ
- ぽんぽんぽんぽん飲み下すいつも眠剤ばかり
病は本当に彼のそばにあったのかもしれない
椎名もたは人生というコンセプトとさよーならーみなさんをどのように共通なアイテムとして認識したのでしょう。「今日で終わる」「飲み下す睡眠剤」これらの言葉はネガティブな想像を起草します。彼自身は「人生は別れの連続だけど悲しみばかりじゃない」と語っています。
インタビューで椎名もたが語るさよならは
「この曲は別れじゃなくて、むしろ旅立ちです。また始まるんだって」椎名もたがインタビューで語った言葉です。別れではなく旅立ちというのはいったいどう意味を込めているのか。死を旅立ちと表現することもあります。もし、自分の死を予見していたのならこの言葉は重たすぎます。