基本的に鳥が飛ぶということは、他の生物から逃れるための手段として進化したしたものです。逆にニュージーランド諸国に住むこの鳥を獲物とする、つまりは敵がいなくなったため飛ぶ必要がなくなり、環境に合わせこのように進化したのです。代わりに足が強化されて、足の速さはダチョウ並みと言われています。
大きさはニワトリくらい
その愛嬌溢れる姿をしている鳥は、私たちのかなり身近な存在と知られている鳥である、ニワトリと同じくらいの大きさと言われています。そのちょうどよい大きさと人懐っこい性格が相まって、余計に愛くるしい鳥と言えるのです。
嗅覚が優れている
足だけではなく嗅覚も進化して優れています。また羽の触覚も優れています。これは後に記述して説明する「夜行性」に合わせた進化のために発達したものなのです。視界よりもそのほかの五感が発達したといえます。
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キウイの基本情報
先ほどの見出しでは大きな特徴について、お話ししていきましたが、ここではさらに詳しく、その鳥の生態について解説していきます。先ほど触れました夜行性についても、もう少し掘り下げてお話ししていきます。
夜行性で森林などに住む
この鳥は環境に適応した進化の過程で、夜行性の鳥になりました。当然夜は視界よりも、そのほかの五感を使って生活しなくてはなりません。そのため触覚と嗅覚が発達したのです。また森や林など、雑草などが生い茂る場所に住んでいます。
地面に掘った穴に住んでいる
空を飛ぶ鳥となれば、当然棲家は誰もが想像するようなまさしく「鳥の巣」なのですが、この鳥はいかんせん進化の過程により、空を飛ぶことができません。そのため棲家は地中なのです。すなわち地面に掘った穴で生活をしています。
エサは虫や果物
捕食するエサは、幼虫や、ムカデなどの多い脚が印象を受ける虫などを食べたり、またニュージーランドに生えている、いろいろな果物も好物で食べます。ちょっと面白い話ですが、同じ名前のキウイフルーツも食べるのです。
大きな卵を産む
ダチョウの卵と言えば世界一デカイ卵として知られ、その大きさはなんと1.6キログラムにもなるわけですが、この鳥もまた負けておらず0.6キログラムもの大きな卵を産みます。また体長の1/4くらいの大きさの卵を産むことになるので、人間からすると体重15キログラムもする赤ちゃんを産むことになります。