鱧料理のおすすめレシピ: その③鱧のすまし汁
買ってきた鱧に骨などのアラが一緒に入っているときはぜひすまし汁を作ることをお勧めします。鱧の骨やアラからは実に味わい深いダシが取れるからです。ほっと一息つける優しいすまし汁をお試しください。
鱧のすまし汁の作り方
昆布だしをひいたところに鱧の骨やアラも加えてダシをとります。軽く塩を入れて整えればおいしいすまし汁の完成です。ほんの少し日本酒も加えるとよりうまみが引き立つでしょう。
材料とワンポイントアドバイス
- 鱧の骨、アラ
- 鱧の切り身(骨切ずみ)
- 塩
- 日本酒
- 昆布(なくても可)
鱧の骨やアラはそのままいきなりダシをとるのに使わずに、一度熱湯につけてから流水でぬめりを洗い落とすと生臭さがなくなります。
美味しい作り方
- 鱧の骨、アラに熱湯をかけ、流水でぬめりを洗い流します。
- 昆布をつけて置いた水に火をかけ、鱧の骨、アラを加えます。
- 沸騰してきたところで昆布を取り出し、鱧の骨、アラはいれたまま少し煮立たせます。
- アクを取り除く。骨とアラも取り出します。
- 人数分の鱧の切り身を加えます。
- 塩、日本酒を加え、アルコールが飛べば完成です。
鱧料理のおすすめレシピ: その④鱧と松茸の鍋
夏に旬を迎える鱧ですが、夏の終わりの鱧と秋のはじめに出てくる松茸を合わせる最高に贅沢な鍋が鱧と松茸の鍋です。松茸が秋の初めに手に入ったときにはぜひ試していただきたいおすすめの鍋料理です。
鱧と松茸の鍋の作り方
昆布だしに松茸、鱧、白菜などの野菜を加えて鍋に仕立てます。松茸はぐつぐつ煮るとせっかくの香りが飛んでしまうので火が通ったところで食べましょう。お好みでスダチなどを添えるとより一層おいしくいただけます。
材料とワンポイントアドバイス
- 昆布だし
- 松茸
- 鱧(骨切り済)
- 白菜
- 水菜
- 豆腐など
- 薄口しょうゆ
- みりん
松茸は包丁で切らずに指で割いた方が香りがより一層楽しめます。鍋に入れる前に軽く炙ってから入れるのも香ばしさが加わるのでおすすめです。
美味しい作り方
- 昆布を入れた水を沸かします。
- 鱧の骨やアラがあれば一緒に入れましょう。
- 煮立ってきたところで野菜などを入れ、鱧と松茸も加えます。
- 醤油、みりんを加えて味を調えれば完成です。
- お好みですだちや大根おろしを添えてどうぞ!