気軽な肝試し気分で向かうと大変危険ですので、安易に近づかないようにしましょう。
おせんころがし殺人事件現場へのアクセス
どうしても現場に行ってみたい!という方に向けて、詳細な位置情報と現在の状況についてお教えします。
新国道の開通したため今は車も人も通ることがなく、ガードレールや街灯もない荒れた道です。心霊スポットを見てみたい気持ちは分かりますが、夜中に訪れるのは厳禁です。
おせんころがし殺人事件の場所
崖は千葉県の鴨川市から勝浦市にかかり4kmの長さがあります。新国道開通によって現在は車両の進入が禁止されています。
国道128号沿い、行川(なめかわ)アイランド駅が最寄とし、徒歩10分ほどの距離になります。整備もされておらず、ガードレールもない荒れた道なので、駅から近いとはいえ動きやすい装備を心がけてください。
おせんころがし殺人事件現場へのアクセス方法
先にも記しました通り車両通行止めになっていますので、現場まで徒歩で向かう必要があります。おせんころがしトンネルの付近に空き地があるので、車で訪れた方はそこで降りていきましょう。
近くにホテル行川というラブホテルがあるので、そこの看板が目印がわりになります。
おせんころがしから見る風景
これが、おせんころがしの崖から見た風景です。晴れた日は絶景とも言えますが、何より風が強く淵に立っていると吸い込まれそうな錯覚に陥ります。
一目見てわかるように、これだけの高さからまともに海まで転落したらまず助かることはないでしょう。この場所に死にまつわるうわさが絶えない理由がよく伝わってくる風景です。
美しく豊かな千葉の海
閑話休題になりますが、千葉県はもともと海産資源が豊富で、海の恵みにあふれた暮らしやすい土地です。
今回は残酷史ばかりが目立っていますが、本来は漁場も多く、次の記事にもある通り、愛好家いち押しの釣りスポットにも恵まれていますので、ぜひ休日の行楽で訪れていただきたいところです。
1950年代の日本の暮らし
特に現代の若者にはぴんとこないでしょうが、この時代、70年近く昔の日本はそもそもどういう時代だったのでしょうか。
その頃の生活で活躍してきたアイテムなどから、当時の暮らしぶりを想像してみましょう。
電気で動く冷蔵庫の発売
この時代から徐々に冷蔵庫が、氷の冷気を貯蔵する木製のものから、電気を利用した現代風のものに変わってゆきました。
ただし大変高価で、平均給与の10カ月分もの価格だったので、家庭に定着するまでにはまだまだ歳月がかかるものでした。
街頭に集まって見るテレビ
この時代、テレビとは大勢で楽しむものだったのです。
日本初のスーパーが登場
この国に初めて誕生したスーパー。それは現在では高級店として名を馳せている、あの紀ノ国屋です。
それまでは店員と客の対面販売が一般的でしたが、セルフサービスという斬新な形態が生み出され、多忙な時代に効率的で好ましいということで、全国で爆発的に広まっていきました。
鉄腕アトムの連載開始
ちょうど同じ年に、手塚治虫の「鉄腕アトム」の連載がスタートしました。当時の日本に満ち溢れていた未来への希望と、科学の力へのあこがれがいっぱいに詰まった、漫画の神様の代表作品です。
余談ですが、アトムは2003年生まれの平成ボーイという設定です。
同じ時代に起きた日本の事件
ここからは、おせんころがしの事件と近い年代に起きた日本の刑事事件に注目してみましょう。
現代では見られないような経緯であったり、有名なあの場所や企業が舞台になったり、戦後の時代は過激な事件が多くなかなかに衝撃的です。
金閣寺放火事件
昭和25年、京都府の鹿苑寺、いわゆる金閣寺が放火されるという事件が発生しました。怪我人は出なかったものの建物は全焼、重要文化財が消失するなど重大な損害を受けます。
犯人はこの寺の見習い僧侶であり、事件後に山中で切腹しているところを発見されたといいます。寺は5年後に無事再建、元の姿を取り戻しました。