ルアーの種類を総まとめ!それぞれの特徴や狙える魚、使い方をご紹介!

Array

イカはエビが泳いでいるところに抱き着くような形で捕食します。その為、エギを生きているかのように動かすことが大切です。「しゃくり」をうまく利用してイカを抱き着かせましょう。

ルアーの種類をご紹介⑧ワーム

これまでのルアーは小魚やエビの姿をしているルアーですが、ワームには小魚以外にミミズであったりザリガニなどの姿をしている物があります。その為とても種類が多くあります。ワームの材質は樹脂や、ゴムなどの柔らかいものを使用しているので「ソフトルアー」ともいわれています。

ワームの特徴

種類もたくさんあるワームは樹脂やゴムなど柔らかい材質で作られており、針がないものになります。その為、ワームに針を付けて使うようになります。

針だけでなくオモリを付けたりするのですが、狙う魚によっては針やオモリの付け方などが変わってきます。ワームに針やオモリを付けた仕掛けをリグと呼びます。

ワームで狙える魚

ミミズやザリガニ、小魚と様々な形があるワームは様々な魚に使うことができます。イソメなどの餌を好むメバルやアイナメ、カサゴなどからシーバスやヒラメ、マゴチなども狙うことができます。初めてルアーフィッシングを始める方はワームから始めるという方も多くいます。

ワームの使い方

ワームの種類によって動かし方も変わってきます。振動させるように動かすシェイキング、リフト&フォール、ザリガニなど地面を這うものはずる引きなどで魚を誘いましょう。

様々な形があるワームはリグも種類がたくさんあります。初めてワーム釣りをする方はこちらのワーム釣り記事をご覧ください。

アクション用語の解説

たくさんのルアーをご紹介した中で、アクションの仕方が様々ありました。ご紹介してきたアクション方法を簡単にご紹介したいと思います。

だだ巻き

キャストした仕掛けをリールで単純に巻き上げることを言いますが、単に巻き上げればいいというわけではありません。だだ巻きで一番大切なことは「巻き上げる速さ」です。単純に巻き上げるという動きだけなので、いかに巻き上げる速さを一定にするかが大切です。

ルアーによっては同じ速さで巻いてもルアーが綺麗に動かなかったりするため、初めて使うルアーはどのくらいの速さで綺麗に動くかを確認して、魚が餌と間違えるくらいの速さで巻き上げましょう。

トゥイッチング

ルアーの頭を左右に振って誘う方法です。トゥイッチングで大切なことは、ルアーを弾かせメリハリのある動きをさせることです。ロッドをちょんちょんと小刻みに動かすようにします。一定のリズムが良い時や、変則的なリズムがいい時と、その時の状況によって変えることも必要です。

ストップ&ゴー

名前の通り、停めて進めてを繰り返す方法です。だだ巻きしているのを一旦停める。そしてまただだ巻き、停めるを繰り返します。この停めるという動作の時に魚が食いつくので、停めたときは食いつくかをしっかり感じ取りましょう。アタリがあったらしっかりと食わせることも大切です。

ポップ

ルアーのカップ部分で音を立てる方法です。ロッドを下に構えてちょんちょんと引っ張るようなイメージで動かします。そうするとルアーが音を立てながら水中へ潜ります。

動かすのをやめると浮いてくるので、浮いてきたらまた同じ動作をします。音を出すことによって魚が他の魚が餌を食べている音と感じて食いついてきます。

スプラッシュ

ポッパー特有の水しぶきを上げて魚をおびき寄せる方法になります。ロッドを強めに引くとポッパーの口の部分で水を前へ飛ばします。そうすることで水しぶきが上がって水の波紋が広がっている場所へポッパーが来ます。すると魚は逃げている小魚がいると思い、食いついてきます。

ドッグウォーク

トゥイッチングに似ているドッグウォークはルアーが左右に首を振りながらジグザグに動くように動かす方法になります。基本的には糸を引いて緩める動作を行います。ラインを上手に使うことが大切です。リズミカルに繰り返すことで左右に首を振りながら泳ぎます。

ワンピッチジャーク

そもそもジャークという動かし方があり、ロッドを素早く大きく動かすことでルアーが激しく動きます。簡単に言うとしゃくる動作のことで、ワンピッチングとは1回のジャークでリールを1回転させることを指します。2回転以上回すとハイピッチジャーク、逆に半回転だとソローピッチジャークになります。

ジャカジャカ巻き

こちらも1回のジャークでリールを1回転させますが、ハンドルの回し方が変わってきます。ロッドを上にしゃくったらハンドルは下へもっていき、ロッドを下へ戻すときはハンドルが上を向きます。簡単にイメージするとするならば自転車のペダルを漕いでいる感じになります。

リフト&フォール

直訳すると、「上げて、下げる」ということで、ルアーを上下に動かす方法になります。水平に近い状態のロッドを真上に振り上げます。その後、ひと呼吸おいて水平までおろします。これを繰り返すことでルアーが上下に動きます。魚は視界から消えたものに興味を引くためテクニックとしてはとても有効です。

しゃくり

基本的な動かし方でエギングなどで行うしゃくりは、2段しゃくりと言い、2回ルアーを上へ動かし元の水深まで戻す。といった感じになります。1回目のしゃくりでルアーを上に向け、2回目のしゃくりでルアーが飛び跳ねる感じになります。2段以外にも1段で行う場合や、2段以上しゃくる方法もあります。

シェイキング

トゥイッチングに似ていますが、違うところはロッドではなくロッドの先端部分(ロッドティップ)を小刻みに振ります。そうすることでルアーが振動します。ワームなどに使用するとミミズやイソメのような動きになります。

ずる引き

名前の通り、ルアーをずるずる引くだけになります。このずる引きを行う場合は、海底が凸凹していない場所ですることがおすすめです。動かし方としては、ロッドを垂直に上げる動作のみです。この時海底にあるルアーがあまり浮かない程度にロッドをあげます。

ルアー釣りに必要な道具は?

ルアーの種類が分かったところで、いざ釣りに出かけようとしても何が必要なのかを知っておかなければいけません。そこで、ルアー釣りで必要な道具をご紹介します。忘れ物がないようしっかりと覚えておきましょう。

ロッド

釣りをするにあたって必要な道具、まずは釣り竿です。ロッドとも呼ばれており、ルアーの重さなどによって竿を変えたりする必要があります。まずは自分が持っているロッドに合うルアーを探してみるのも良いでしょう。

大物を狙うために大きめのルアーを使用する場合は、ロッドは硬め、長さは長いものを選びます。逆に小さく軽いルアーの場合は、ロッドも柔らかいもので、短いものを選びます。

リール

釣り竿に欠かせないリールも大切です。ロッドに合わせてリールも選びましょう。リールやロッドは仕掛けの重さやなどで使い分けましょう。ロッドにも同じように種類は「スピニング」と「ベイト」の2種類があります。簡単に2つをご紹介します。

スピニングリール

初心者でも扱いやすく、軽い仕掛けやルアーから思い仕掛けルアーを扱うことができるタイプになります。キャストした時にラインに手甲があまりなく、バックラッシュなどが起こることも少ないです。

遠投にもとても強いスピニングリールは初心者から上級者まで扱いやすいリールになります。

ベイトリール

スピニングリールで扱えるよりもパワーが合って重たいルアーなどを投げることができるタイプがベイトリールになります。ベイトリールは別名「両軸リール」とも言われ、オフショアで使うことがある電動リールなどが代表的なルアーになります。

バックラッシュが起こりやすいベイトリールですが、スピニングリールよりも太いラインを使うことができる為、大物を狙う際はこちらを選ぶ方が多いです。初めて扱う場合は、バックラッシュになりやすい為、少し練習が必要になります。

ライン

釣りをするためにはルアーを投げ入れたり、釣り上げる為の糸が必要です。ラインとも呼ばれ、魚の引きの強さによっては素材を変えたり、歯が鋭い魚に切られないような糸を選んだりしなければなりません。

仕掛け

もちろんルアーも仕掛けになりますので今回は仕掛けとご紹介します。ルアー釣り以外でも仕掛けは必ず必要になる為、釣具店などで購入します。

ルアーの場合、種類もたくさんある為、ルアーを入れておく仕掛け箱も用意しておくと、使いたいルアーが一目瞭然で分かるため、用意しておくと便利です。

服装

道具だけではなく、快適に釣りが楽しめるよう服装にも気を付けましょう。夏などの暑い時期は、日差しから体を守るよう防止であったりサングラスを使用して、急な悪天候に備えて上着などの長袖やレインコートなどを用意しておくと安心です。

また寒い時期は、寒さや風から体を守るようにしましょう。特に水辺は寒さが増すのでジャケットや帽子、マフラーなど寒さ対策をしっかりしましょう。防寒ウェアなどもあると尚良いでしょう。

クーラーボックス

魚を釣ったら必ず必要になるのがクーラーボックスです。魚を持ち帰る場合、少しでも鮮度が良い状態で持ち帰らなければ、せっかくの魚が台無しになります。持ち帰るだけでなく、血抜きをするときに漬けておくためのバケツ変わりにもなります。

釣りに出かけるときはアプリでしっかりチェック!

出典:photoAC

道具も仕掛けもそろえたらあとは釣りに出かけるだけ!ですが、潮の時間や、釣り場の釣果が気になりますよね。釣具店などに行くと釣果情報や潮見表などが見ることができますが、釣具店に用事がない場合はその為だけに行くのは面倒ですよね。

そんな時は携帯で釣り情報を調べましょう。スマートフォンが普及してきた現在では、釣りに関する情報をアプリで知ることができます。釣り情報の詳しい記事はこちらをご覧ください。

ルアーの種類を見極めて使い分けよう!

一言でルアーと言っても狙う魚や、使い方が様々です。自分が釣り上げたい魚をいかに釣り上げることができるかはルアー選びやアクションの方法によって釣果が変わってきます。同じルアーだけでなく、いろんなルアーを使いルアーの性質をしっかり見極めてルアー釣りを楽しみましょう。

メタルジグに関しての記事はこちら

ワーム釣りに関する記事はこちら

釣りに役立つアプリに関する記事はこちら