【カナヘビの飼育方法】与える餌や注意すべきポイント、冬眠までご紹介!

また日中は仕事や様々な都合により忙しく、日光浴をさせてあげる時間がない人にお勧めなのが、爬虫類用ライトになります。取り扱い方法は普通のライトや照明器具と、何ら変わらないため誰でも使用できるのでお勧めです。

熱射病に要注意

太陽の光が性質上、一番合理的であり理想であるのですが、実は熱射病の危険性もあります。なので過度な日光浴や長時間日射を浴びさせることは、良くありませんので要注意しましょう。爬虫類用ライトでしたら熱射病の心配なく紫外線を浴びさせることができます。

カナヘビの飼育方法⑤飼育時の注意点

適度な紫外線が必要なため、日光浴や爬虫類用ライトが大切になることや、熱射病には十分注意しなくてはならないことは、先ほどの見出しでお話しさせていただきましたが、まだまだ飼育時に気を付けなくてはならない注意点があります。

注意点①霧吹きをする

ゲージを木製や水にぬれるとかびが発生するようなものにしてはいけない理由がこちらなのですが、この生き物は適度な湿度を要するため、定期的に霧吹きをしなくてはならないのです。湿度計を用意して乾燥しているのであればその都度、霧吹きなので辺りを湿らすようにしましょう。

注意点②温度管理

冬眠を行う生物なので、当然寒さには弱いのは当たり前ですが、炎天下の様な場所、35℃を超えてくる場合は死んでしまう可能性がありますので、適切な温度管理が非常に大切になってきます。爬虫類用のヒーター・クーラーを必要に応じて設置するようにしましょう。

注意点③脱走に注意

ヤモリとは違い、壁を上ったり歩いたりすることはできませんが、跳躍力はけっこうなもので、設置してある木やそのほかのオブジェを使い、ジャンプして脱走する可能性がありますので、ゲージ内のレイアウトを気を付けたり、ふたを常にしておくようにして脱走させないようにしましょう。

カナヘビは酸欠に注意

我々と同じようにカナヘビは呼吸する時は肺を使っています。狭いゲージ内で飼育するうえで、色々な状況や場面から酸欠が考えられます。酸欠に陥ると死んでしまうことも多いので必ず注意しなくてはなりません。どういった場合に酸欠になるか記述していきます。

通気性の悪いケースやアルコールに注意

脱走させないように蓋をしっかりするのはもちろん良いことなのですが、そのせいで通気性が損なわれて、ケース内の酸素濃度が低下してしまい酸欠になってしまうこともあります。なのである程度穴が開いてあるものや通気性が十分な環境を用意してあげましょう。

また湿度を維持するためにも霧吹きをしますが、その際にアルコールを含んであるものですと、そのアルコールが上記となり、酸欠になる恐れが考えられますので注意が必要です。そのほかも酸欠になる恐れがある事は避けて飼育しましょう。

カナヘビの飼育方法⑥冬眠について

多くの昆虫や爬虫類がその生態のひとつとして冬になると、寒さに耐えるために冬眠を行います。カナヘビもまた冬眠行う爬虫類なのです。ペットとして飼う場合は当然その寒さも抑えられるわけですが、冬眠に関してはどのように対処すればよいのでしょうか?

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