テレゴニーとは?解明されつつある?実在すれば歴代元彼の子が産まれるかも

動物のテレゴニーは、「モートン卿の牝馬」の例が真っ先に挙げられました。隔世遺伝による、と結論付けられてしまいましたが、「メンデルの法則」はテレゴニーの可能性を完全に否定できたわけではありません。

家畜やペットなどの近親交配のことを「インブリード(Inbreeding)」といいます。近親交配を続けると遺伝子に異常を来すため、タブーとされています。ここでは血統の操作が進んで行われる犬や馬に焦点をあて、そのタブーをご紹介します。

血統書付きの犬におけるタブー

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血統書とは、人間でいう戸籍にあたります。血統書もちは一種のステータスです。ブリーダーの中では犬の「テレゴニー」は周知されているようで、雑種犬から生まれる子犬は、親と同一とは思えないほど異なった見た目であることも、よくあるそうです。そのため、純血同士の交配が好まれるのです。

競走馬における挙げられタブー

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競走馬の交配は有名ですね。優れた馬、サラブレッドを産むために、良質な遺伝子および能力を固定させる意味合いで、近親交配を行っていきます。しかし、血筋に偏りが見られてくると、遺伝子に欠陥が生まれやすくなるという問題点が浮き彫りになります。

さきほど「犬の血統」についてのお話をしてしましたが、「かわいい犬に癒されたい!」と思った方は、こちらの記事もぜひ!ご覧になってください。とくに「大きい犬」が好きな方にはたまらない内容になっています。

テレゴニーに悩まされる彼氏・夫たち

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一時期のインターネットの掲示板では、「テレゴニー」の言葉を知ってしまったばかりに、疑心暗鬼に陥る男性が続出しました。今では否定派の声も大きくなりつつあって、前ほど目立った書き込みは見受けられません。

どのような不安の声かといえば、「子づくりを検討していたが、妻の男性遍歴から、純粋な二人の子が生まれないのではないか」というものや、「彼女が避妊せずに性交渉をしたことがあると聞き、今後が不安」などといった、「漠然とした不安」です。

不安ならDNA鑑定という手段も!

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子どもを産んでもなお不安が残る場合は、DNA鑑定をするのが一番手っ取り早いです。DNA鑑定は、親子確率が「0%」か「99.99…%」のどちらかの結果しか出ません。良くも悪くも、一瞬で判断ができます。

気になるお値段ですが、私的鑑定であれば2万円から3万円程度です。2週間前後で通知が届きます。公的機関へ提出する「裁判用鑑定」の場合は、より精密な鑑定が求められるため、価格も6万円以上になります。

もし今後テレゴニーが証明されたら?

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まだ「テレゴニー論」を後押しするような実験結果などは出てきていませんが、今後証明されていく可能性は大いにあると言えるでしょう。仮にいま蔓延っている説のとおり証明された場合、世の中に何か変化をもたらすのでしょうか?

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