ゼニゴケの駆除方法とは?もう既にゼニゴケが生えている場合はどうする?
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ゼニゴケには沢山の種類がありますが、見た目が似た種類の総称として、ゼニゴケと呼んでいます。コケ類は3種類に分類されています。スギゴケが13,000種、ゼニゴケが6,000から9,000種、ツノゴケが200から250種あります。
普通の除草剤では効果なし!?ゼニゴケ専用の除草剤を使う
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ゼニゴケは地面にぴったり張り付いているため普通の除草剤では効果がありません。ゼニゴケ専用の除草剤を使います。種類が沢山ありますから、条件に合うものを探してください。速攻性があるものや効果が持続するものなどがあります。
種類豊富なゼニゴケ専用除草剤!場所や特徴によって使い分ける
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ゼニゴケには多くの種類があります。コケ専用の除草剤もいろいろあります。使い分ける方法は、場所によって使い分けるのが一般的です。雑草とコケを見分けて、雑草には一般の除草剤、コケにはコケ用から選びます。
除草剤には種類がありますが、普通の除草剤だと使った翌日に返って繁殖してしまうようなことがおこります、びっしり庭中に張り付くゼニゴケはぞっとします。ゼニゴケがシートのように一面に繁殖してしまったなんてことが起こります。まったくの逆効果になってしまうこともあるのです。
ゼニゴケ専用除草剤について詳しく紹介!適切な選択で素早く退治
ゼニゴケの除草剤は農薬を使う速攻タイプと自然な素材(グレープフルーツの皮)などの自然素材から作られているタイプがあります。そのなかで原液か、稀尺か顆粒か、使う場所によって選びます。
ゼニゴケ専用除草剤・タイプ①粒剤
キレイダーは芝生の間に生えたゼニゴケのゼニゴケだけに効果があります。芝生は枯れません。分包タイプなのでスプレーボトルに1包を溶かしてスプレーします。効果は十分です。散布してから3日から一週間程でゼニゴケは枯れてしまいます。
みるみるうちに枯れるわけではありません、日にちをおくと徐々に茶色く変色してきます。何度も散布する必要はないのです。農薬ですから、用途と使用法は守りましょう。必ず説明書に目を通します。
ゼニゴケ専用除草剤・タイプ②スプレータイプ
ゼニゴケ専用のスプレーです。範囲が広い場合にはスプレータイプは厳しいです。植木鉢の周りや壁に付いたゼニゴケには便利です。量が少ないので、壁一面程度で一本使います。庭一面なら、2、3本必要になります。農薬ではないので安全に使えます。晴れた日に、コケがびしょ濡れになるほどスプレーすると3日から5日程で効果が確認できます。
ゼニゴケ専用除草剤・タイプ③原液タイプ
コケトールしっかり原液は10倍に薄めて使います。広範囲の苔にジョウロに入れて使うのに便利です。速攻ですが、コケの種類によっては3日から4日程かかります。庭一面に撒くなら量を考え、残ってしまった場合サイド散布することも考えて少し多目に用意した方がいいですね。
ゼニゴケ専用除草剤を使わずに駆除する方法!その①土壌の性質を変える
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家庭菜園やガーデニングをしていると、土壌改良は必ず行き当たる仕事です。ゼニゴケは酸性の土壌を好むため酢などを用いてアルカリ性にするとか、石灰を用いる方法もあります。なれるとそれほど難しい仕事ではありません。
ゼニゴケは酸性の土壌を好むため酢などを用いてアルカリ性にする
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土壌改善のためのポピュラーな方法に家庭にある酢を使う方法があります。酢をそのままスプレーに入れて土壌に撒くだけです。ただしお酢の匂いはきついので、近隣住民の迷惑にならないように気をつけて下さい。
アルカリ性の土壌にする方法として石灰もオススメ
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酸性なら、アルカリ性に変えればいいのです。それには石灰を混ぜる方法がとられます。石灰にも種類があります。家庭菜園用とか、ガーデニング用の石灰を使うのがおススメです。石灰は土壌に混ぜて使います。
土壌の性質を変える上での注意点!周りの植物への影響を考える
酸性の土壌を好む植物や生物もいます。周囲の動植物をよく観察してから、土壌の改善に取り掛かります。むやみに土壌改善をするのは失敗の元です。狭い範囲ならゼニゴケを除去すればいいのです。
ゼニゴケ専用除草剤を使わずに駆除する方法!その②熱湯をかけて剥がす
ゼニゴケは熱湯で死滅します。他の植物も生物も熱湯を浴びれば死んでしまいます。匂いもないし、お湯をかけたくらいでは近所迷惑にはなりません。熱湯を使うときには周囲の動植物の点検をします。
ゼニゴケは熱湯をかけると枯れる!近所迷惑にもならず手軽にできる
熱湯をかけるだけです。お手軽ですね。鍋ではなく、ヤカンのほうが運ぶのも楽です。お湯なら匂いもないですし、すぐに出来ることですね。早速やってみましょう。火傷には細心の注意を払って下さい。
熱湯をかけた後にはゼニゴケをスコップなどで剥がす
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熱湯で処理する時には、自己責任でお願いします。熱湯をかけたらスコップで掘り返し、日の当たるところに置きましょう。乾かすと枯れてしまいます。コケは強いので、生きているのが残っていたら、水分があれば簡単に復活します。自己再生能力も有りますから、放置しないで片付けます。
ゼニゴケはどんな環境で生えやすい?生えてくる前にゼニゴケ対策!
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湿気のある場所を好むゼニゴケ。雨が降るとたちまち雌株と雄株で有性生殖をして、胞子で繁殖をします。また近くに雄株がいない場合には雌株だけでも繁殖することができてしまうのです。繁殖力が強い胞子を遠くに飛ばして子孫を増やします。
ゼニゴケは日当たりや水はけの悪い場所で発生しやすい
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コケは直射日光が当たらないジメジメした場所を好みます。庭に余分なものを置いていませんか?使わなくなった植木鉢がまとめて置いてあったり、作業用のブルーシートやネットを放置してあると、陰になる場所で繁殖しています。余計物を置かないようにしましょう。
先に土壌をアルカリ性に!石灰を混ぜ込んでおく