人間の売り買いや、奴隷のような存在であれば、実際に多くの文献が残されています。中国における正史にも、皇太子が好んで人間を食べたという記述があります。
学者によっては「かつての中国では食人はごく日常的な行為であった」とする主張もあるほどです。
小説や漫画などで扱われた
宝塚歌劇団には、桃娘という名の登場人物がいる舞台もありますが、ここで紹介したものとはまったく異なる設定なので関連性はないものと思われます。
その残酷ながらも蠱惑的な設定は多くの人を惹きつけるため、小説やイラストでしばしば取り扱われます。沙村広明先生の漫画「ハルシオン・ランチ」にも桃娘の逸話が登場するシーンがありますよ。
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中国の都市伝説以外にもあった「桃娘」
こちらで紹介した都市伝説以外にも、実はこの日本にだって「桃娘」と呼ばれるさまざまなものが存在します。
決しておそろしい話ばかりではありません、次からはその名にふさわしい、みずみずしい魅力的を放つ「桃娘」を紹介していきましょう。
岡山県のキャンペーンガール「桃娘」
岡山県においては、特産物である桃を全国PRするため、ミス・コンテストで選ばれし、うるおいに溢れた笑顔をふりまくキャンペーンガールのことを指します。
岡山駅の夏の風物詩として、毎年一時期だけお目にかかることができます。ちなみに男性販売員・桃太郎もいます。
茨城県のキャンペーンガール「古河桃むすめ」
対してこちらは茨城県の古河市をPRするため選出された、古河桃むすめです。古河市は日本一の花桃の里をうたっていることから名づけられました。
かぐわしき桃むすめたちにはまつり会場や、交通安全イベントなどで会うことができます。
いちごの品種「桃娘」
意外にも、桃ではなくいちごの品種名に桃娘という名前があります。いちごの花といえば白が一般的ですが、こちらはその名の通り愛らしいピンク色で、観賞用としても人気があります。
病気に強く育てやすいため家庭での園芸栽培によく購入されています。
今でもある?桃娘のような人身売買や人肉文化
千年以上も昔の話ならまだしも、現代において人間がもののように売買されたり、また食材になるなんてことがあるのでしょうか?
ショッキングなテーマになりますが、下記には現代社会における人身売買や食人についてお話していきたいと思います。グロテスクなお話が苦手な方は充分ご注意ください。
今でも人身売買はされていると言われている
中国では今なお人身売買の被害が後を絶たない現状で、一人っ子政策での子供の偏りが主因であり、その被害は数万件に及びます。
2011年には死産した子供を薬品に加工・販売した業者が摘発されています。現代においても人間を売り買いし、滋養薬の素材とする考えは途絶えていないのです。
人肉食は一部で残っていると言われている
現代でも密かに食人文化は息づいており、犯罪が起因となるもの、文化的なもの、病気によるもの、やむをえない事情によるものなど動機は様々です。
日本でも2012年、病院で切り取った自分の肉体を調理して食すイベントを開催したとして、大騒ぎになった人物がいました。なお食人について詳しく記載した記事もあるので以下からどうぞ。
世界中にはこんなにもモモがある!
モモと呼ばれるものは実は果実だけではありません。世界中にはありとあらゆる「モモ」が存在するのです。
今から挙げていくモモたちの実態、あなたはいくつご存知でしょうか?すべて知っている!という方はすばらしい、自慢できる立派なモモマニアです。
小龍包
チベット文化圏における小龍包、広義では具のない蒸し饅頭のことを指します。昨今はネパール料理店で知られつつありますが、本来はチベット発祥とされています。
タレにつけたりスープに浸したりと地方によって食べ方に差があるようですが、調理の手間がかかるためちょっとした特別な機会のためのメニューとされています。
あだ名
モモちゃんと呼べば、日本ではたいてい女性を連想しますが、フランスにおいてはモモは「モハメッド」の略称、つまり男性のあだ名を指します。
まったく女性的なイメージがないために、フランス人は女性がモモと呼ばれているとものすごく違和感を感じるとのこと。
ペットの名前
モモという名前は動物の命名において人気が高く、長年トップ3圏内に君臨し、2018年ランキングでは1位に輝いたほどです。
性別は雌、体毛は白色など比較的淡い色のペットに命名されやすく、犬猫以外ではサルやウシなどにもよく名づけられます。愛着がわきやすく、呼びやすい響きだからというのも大きいでしょう。
本物の桃の見分け方
これだけモモが世の中にあふれていると、あれ?桃って本当はどんなものだっけ?とわからなくなってしまいますね。
本物の桃、その樹皮はやや白みがかってつるつるしていて、花弁は桜や梅に比べて鋭角的で切れ込みがありません。果実はあれほど薫り高いのに花は無臭であることも特徴です。代表的な花言葉は「私はあなたの虜」です。
人類を魅了しつづける魅惑の桃アイテム
特別な伝統を見出さなくても、桃はその味、香り、見た目、花から実まで実に魅力的な植物です。
世の中にはあらゆるピーチグッズが存在しますが、ここからは特におすすめのアイテムをひとつずつ紹介していきましょう。
梅乃宿 あらごしもも酒
主成分に「桃」が一番に来るぐらい、たっぷりと桃を使用した贅沢な果実酒です。とろりとした果肉ソースを飲んでいるかのような濃厚さ、桃そのものの甘みと香りが豊なので、お酒が苦手な女性にも好まれやすいです。
飲み方もロック・ソーダ・ジュース割り、果てはアイスにかける派の人もいます。そういえば次のような桃味の飲料もありましたね。
舞妓さんの練り香水「うさぎ饅頭」 桃の香り
こちらは固形タイプの香水になります。雪うさぎのように丸くてかわいらしいケースの中に、果実をそのまま閉じ込めたかのようなみずみずしい芳香が納められています。
アルコール特有の刺激性もないため、上品な香りが好きな大人の方から学生まで、多くの世代に愛されている名品です。
槇原敬之 桃
歌手の槇原敬之氏が休止から復帰後の初シングルです。その柔らかい声と甘く香るような歌い方はまさに桃の果実、美しくも切ない至上のラブソングです。
なおカップリング曲も名曲揃いであることからファンの間でも評価の高い作品になっています。
桃娘は気軽に創作として楽しもう
桃と水だけを与えられ、肉体そのものを秘薬として扱われたという桃娘。史実である可能性は限りなく低いため、無残な被害にあった少女たちはいないと考えてよいでしょう。
それだけでも一安心ですね。センセーショナルながらもあくまで娯楽の範疇として、気軽に楽しんでくださいね。
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