筆者がカッコいいと思う攻撃呪文(破道)をご紹介していきます。なぜその呪文がカッコいいと思い好きなのか、どういったところが魅力的なのかをなるべく詳細に記載していきますのです、皆さんの好きな破道についても考えながら読んでみてください。
破道の五十八 闐嵐(てんらん)
58番目ということで結構な上級呪文であり、威力や効果もそれなりのものとなっているのですが、そのエフェクトはまさしく竜巻なのです。テンペストやバキ、トルネドなどの竜巻系魔法の一種だと考えていてその見た目が荒々しくとてもカッコよいのです。また相手が鳥型というのも、これまた面白いなと感じています。
破道の九十六 一刀火葬(いっとうかそう)
96番目ということでその威力、発動難易度はまさしく最大級なのです。圧倒的な威力やエフェクトもさることながら、自身のカラダを犠牲にしなくては発動できないという条件。これはドラクエのマダンテやメガンテに通じるものがあり、最後の切り札として是非とも使ってみたい呪文なのです。
こちらの術は山本総隊長という、死神の元帥とも呼べる存在でほかのキャラクターに比べても圧倒的に年齢が上ですし、どこか研ぎ澄まされているような雰囲気あるキャラなのですが、そんな彼が放つリーザルウェポンであるから、余計にカッコよく思えてしまうのでしょう。
破道の九十一 千手皎天汰炮(せんじゅこうてんたいほう)
今回のテーマである黒棺の次の91番目の呪文である、こちらはそのエフェクトが対照的で光を表しているのです。相手に与えるダメージや威力も相当なもので、術者も一人しか使えないという特殊な呪文です。
FFでいうならばメテオが黒棺だとしたらホーリーがこれにあたり、その詠唱ワードも聖なる光を表すような難しい単語がちりばめられており、久保帯人さんの語彙力のすごみを感じさせる呪文となっており筆者も大好きなのです。
Contents
黒棺以外のカッコい呪文『 縛道編』
続いては補助呪文である縛道から三つほどご紹介します。なぜその呪文がカッコいいと思い好きなのか、どういったところが魅力的なのかをなるべく詳細に記載していきますのです、皆さんの好きな破道についても考えながら読んでみてください。
縛道の五十八 摑趾追雀(かくしついじゃく)
こちらの補助呪文は相手や特定の対象となるものを探し出すという呪文になります。そのため詠唱ワードに東西南北がでてきたり、雨と風を使って探しただす。といった内容が一つのオシャンティーな単語になっていて、大変魅力的なのです。
東西南北に体の各部位を合わせた単語を一つの詠唱ワードとしているところが、大変好きなポイントであり斬新なアイデアだと感じています。またこの術は魔法陣の様なものを自身の血で塗り描くのですが、そこもまたファンタジーの世界にあこがれを強く持つ私にとっては、魅力的な表現なのです。
縛道の六十一 六杖光牢(りくじょうこうろう)
こちらの補助呪文は名前からもその効果がイメージしやすく、また詠唱ワードも大変意味を理解しやすいものとなっています。効果は6つの光が相手の動きを封じ込めるというもので、光の牢屋にぴったりなエフェクトとなっていてカッコいいです。
闇のカリスマが藍染だとすれば光のカリスマは白夜という考え方もできるのですが、そんな光のカリスマの代名詞とも呼べる呪文ですので、大変人気な補助呪文となっています。詠唱ワードも短く太くと言った感じで大変カッコいいですし、覚えやすいというのも良いです。
縛道の八十一 断空(だんくう)
この補助呪文はとにかくすごい絶対防御の様なもので、89番以下の呪文のすべてを無効化するという絶対的バリアが効果となっていて、黒棺の藍染も使用する上級補助呪文となっています。ドラクエで言ったらアストロンの様な呪文なのでしょうか。一切を無効化するその圧倒的なエフェクトも魅力の一つです。
この作中においては80番台70番台の呪文となると、登場し実際に発動されるのも後半であったり、威力もすさまじいものが多いのですが、それらをすべてもろともしないその絶対防御は誰しもが習得したい補助呪文なのではないでしょうか?
英語版のコミックではどうなっているのか?
詠唱ワード以外にもセリフや言葉の一つ一つが、オシャンティーでありポエム的な表現が多いこの作品の英語版のコミックではどう英訳されているのでしょうか?こちらの見出しではそんな疑問と海外での人気についても解説しながら記述していきます。
コミック英訳されたもの
公式から販売している英訳されたコミックの場合、きちんとそのカッコいい単語を表しているような同様な英単語や英訳がされております。例を挙げると「大円に満ちて天を挺れ」は「Fill up the circle and zoom to the edges of the sky!」になるのです。
海外のファンが非公式に英訳したもの
これはその単語の音だよりに日本語を当てはめて、それを英訳しているものになります。どういうことかと説明すると「極刑」という音だよりに英訳したため全く違うものを表す、曲芸という意味のある「acrobatic feats」に訳されているのです。
海外での人気もある!
実はこの作品は一部ではワンピースよりも海外人気があるといわれているのです。これは日本人からすると意外なのではないでしょうか?革新的なものが好きという傾向があるらしく、それゆえにブリーチのほうが人気らしいのです。また藍染のカリスマ人気も海外で健在であります。
日本語・英語だけではなく様々言語を用いて表現している
黒棺をはじめとする呪文はすべて日本語で形成された文となっていますが、作中には名称などセリフでしばしば横文字といわれるような英単語だけではなく、さまざまな言語を用いて表現しているのです。そんな言語について解説していきます。
ドイツ語やスペイン語が多く使用されている
英語も勿論多用しておりますが、ドイツ語やスペイン語も多用して主に名称として、作中に出てきているのです。例えばドイツ語はクインシー関連の名称に多く使われている、スペイン語はアランカル関連の名称に多く使われているのです。
先生は複数の言語を話せる?
作中で度々英文やドイツ語、スペイン語が用いられて表現されていますが、先生は複数の言語を話せるインターナショナルな人なのでしょうか?一説にはその英文の表現が適切なモノでなかったりするため、翻訳ソフトなどをつかった直接翻訳によるものなのではないか?という疑いがありますが、そのことについてははっきりとわかっていません。
黒棺の生みの親、久保帯人先生の言葉のセンスがすごすぎる!
今回は黒棺とよばれるBLEACHに登場する呪文(鬼道)の攻撃呪文(破道)の一つをご紹介しました。その詠唱ワードは大変オシャンティーであり、ネットでも使われるほど流行しました。中二心をくすぐるようなカッコよさや、シュールに転じるネタ要素も兼ね添えており、術者である藍染とともに人気がある事はわかっていただけはずです。
そんなカッコよすぎる詠唱ワードのボキャブラリーは常軌を逸しているといえます。その黒棺や作品の産みである久保帯人先生の言葉のセンスは常人のものとは考えられません。作画やセリフ、ストーリーそのすべてが新しくハイカラであり、先生は藍染に劣らないくらいのカリスマ性を持っているのではないでしょうか?
黒棺以外の『BLEACH』のオシャレ名言!
この作品では黒棺などの詠唱ワード以外にも、たくさんのおしゃれ名言が存在します。そんなセリフの数々の中から特にご紹介したい4つをピックアップしていきます。是非皆さんも日常会話の中で使ってみてはどうでしょうか?
なん・・・だと・・
こちらは驚いた時やびっくりしたときに使いましょう。原作ではアランカル編の主人公である一護がウルキオラとの戦闘中に発するセリフなのです。ポイントはなんのあとに、一拍置いてからだとを発するとより雰囲気が出ます。
一体いつから〇〇だと錯覚していた
これは黒棺の藍染が放つセリフです。〇〇の中には、本来原作では「花鳥風月が発動していない。」という言葉が続くのです。もし応用して日常的に使うのであれば、友達や知り合いの方が、自身の事であれそういえばとかそうだったのか。ということを言ったりそういう反応を示したら、このセリフを使ってみましょう。
あんまり強い言葉を遣うなよ 弱く見えるぞ
これは藍染に対して日番谷が「殺す」という、怒りや憎しみの感情を込めた発言をして、その言葉に対しての藍染のセリフがこちらになるわけです。日常ではだれかと言い合いをして、相手が自身に対して強い言葉や暴言などを言い、威圧的な態度を示したらこの言葉を使ってもいいかもしれません。
命を刈り奪る形をしてるだろ?
こちらは作中に出てくるある登場人物の斬魄刀が、鎌のような形をしていてそれに対して、その斬魄刀の持ち主が表現した言葉で、こちらもおしゃれな名言と知られています。実際にある画像が、命を狩り取りそうでしたらこの言葉をつかってtweetしたり、表現したりします。
『BLEACH』は漫画のポエムまでもオシャレ
この作品の単行本にはポエムがある巻がいくつかあり、それがその時の展開に合わせている言葉を選んでいて、それでいて取ってもおしゃれなのです。そんなハイカラなポエムをいくつかご紹介していきます。
単行本ごとにポエムまで人気
このポエムは編集者が考えたものではなく、ハイセンスなボキャブラリーを持っている作者自身が考えたものなのです。そのポエムがコミック本のいくつかの巻に載っていますので、気になる方は是非読んでみてはいかがでしょうか?
おしゃれポエム①
我等は 姿無きが故に
それを畏れ(引用:『BLEACH』第1巻)
こちらのポエムが載っているのは原点である第1巻であり、これからのテーマとなる目に見えない力や死神のことを、表現されているポエムであるといえます。大変短いのですが意味が分かりやく、スタイリッシュなのが素晴らしいです。
おしゃれポエム②
我々が岩壁の花を美しく思うのは
我々が岩壁に足を止めてしまうからだ
悚れ無き その花のように
空へと踏み出せずにいるからだ
(引用:『BLEACH』第12巻)
これは第12巻に載っているポエムであり、この巻ではちょうど黒幕である、藍染の正体そしてその卍解の能力が判明する話で、その錯覚させたり幻術をかけたりする能力を表しているポエムでまた、メッセージ性も強く、きれいな言葉で人気なのです。
おしゃれポエム③
降り頻る太陽の鬣が
薄氷に残る足跡を消してゆく
欺かれるを恐れるな
世界は既に欺きの上にある
(引用:『BLEACH』第16巻)
こちらは本作の第16巻に載っているポエムで、こちらを読むとだんだんと不安になり、けれども陰謀者の手のひらで踊らされているから、心配しなくても良い。そのように感じられます。これはまさしく藍染の目的やその能力の事を表しているのです。
黒棺の完全詠唱をマスターしよう
今回はブリーチに登場する黒棺という呪文の詠唱ワードが大変オシャンティーでカッコよいことをご紹介し、またそのストーリー上での言葉や仕様についても、解説していきした。詠唱ワードのほかにも作中ではたくさんの意味深でしゃれた言葉がいくつも出てきます。皆さんも中二心をくすぐる黒棺の詠唱を暗記してみるのもいいかもしれないですね。
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