あなたも「ニンファマニア」かも?
日常的な生活の中で性欲に溢れ、ひたすらセックスのことばかりを考えていませんか?自分の性欲のコントロールが思うようにできないなど、ニンファマニアには特有の症状があります。
もしかしたらあなたもニンファマニアかもしれない、もしくは予備軍かも?そんなあなたに特有な症状や、いったいどんなものなのかなど詳しく正しい情報をご紹介していきます。
「ニンファマニア」って何?
言葉は聞いた事があっても、実際には詳しくわかっていなかったり、なんとなくしか理解していない方が多いようです。
いったいニンファマニアとは?の疑問をまとめてお答えしていきます。
ニンファマニアとは別名「色情症」
ニンファマニアの呼び名は、別名「色情症」とも呼ばれています。その他にも多淫症・色情狂と呼ばれる場合もあり、この呼び方は精神医学用語として使われています。
性欲が通常の人と比べ異常に高ぶってしまう事が主な特徴です。
性欲がコントロールできない!
主な症状では、異常な高ぶり、日常的にセックスの事ばかり考えるなどの性欲に対するコントロールが自分では難しい状態になります。
一回性欲が沸いてしまうと、セックスやオナニーなどで解消しようとしますが性行動を起こしても満足できなかったもしてしまう場合があります。
ニンファマニアにはタイプがある
ニンファマニアには、異常性欲型・好訴妄想型の2つのタイプがあるます。
異常性欲型
性機能障害が原因となる性欲の激しい欲望や感情を抑えることが難しく、過剰な回数の性交やオナニーを繰り返しても満足が得られないなどの症状があります。
躁病などの気分障害時に、併発してしまう可能性もあります。
好訴妄想型
相手から好意を持たれていないのに、勝手に錯覚をおこし自分は愛されているなどと思いこんでしまう症状が特徴としてあります。
そのため、特定の相手に異常な執着をしてしまうこともあります。
男性の場合は「サチリジアス」
サチリジアスは異常性欲型のことを指し、女性はニンファマニアと呼ばれます。
男性色情症とも呼ばれ、ニンファマニア同様に過剰な回数の性交やオナニーを繰り返しても満足が得られないなどの症状があります。
サチリジアスにもタイプがある
カサノヴァ型・ドンファン型と2つのタイプがあります。
それぞれのタイプをご紹介していきます。
カサノヴァ型
常に性的快楽を求めてしまう為、相手の事が好きではなくても体だけの関係を持ってしまいます。そのため、ひとりの人とだけではなく、不特定多数と関係を持つことが特徴です。
ドンファン型
特定の相手にだけこだわりが強く、相手との過程の中で快楽を求めてしまうことが特徴です。
ニンファマニアの特徴
ニンファマニアの特徴を、詳しく解説していきます。
どのような、行動・感情などがあるのかもわかりやすくまとめていきます。
身体だけの浮気を繰り返してしまう
自分の愛する大切な相手がいるにもかかわらず、不特定多数と不倫・浮気などを繰り返す事が特徴です。性欲求を満たすためにいけない行動だと思っていても、やめる事はできない状態になってしまいます。
愛してるなどの感情はあまり関係がないため、身体だけの浮気を繰り返します。
セックスだけがしたい
目的はセックスのため、通常ではデートの過程を経て身体の関係を持つところ、デート無しでセックスだけを目的とすることが特徴です。
そのため、付き合うなどの過程には興味がありません。
セックス相手は基本他人
その日限りの非日常的なセックスに興奮を求める場合が多く、セックスには興味はあるが、愛は求めていないので中には同じ相手とは関係は持たないという場合もあります。相手は全く知らない他人を選びます。
1日に何回も1人でしてしまう
性欲が高まってしまった時に、マスタベーション・オナニーで抑えようとするのですが、数回では満足することができず異常な回数のマスタベーション・オナニーを行います。
中には、1日中やってしまったり仕事中や外出時などでもやりたいという衝動にかられると我慢ができないので何回も繰り返すことがあります。
頭の中が四六時中セックスのことばかり
日常の生活に支障をもたらしてしまうレベルで、常にセックスの事ばかり考えてしまうことが特徴です。日常生活の中でやたらとセックスと関連してしまうような妄想をしてしまうこともあげられます。
仕事中・食事中・睡眠中など四六時中考えてしまい退職や離婚など生活にまで影響がでてしまいます。
性欲が高まりすぎて倒れることも?
セックス・オナニー・スポーツなどで性欲を解消しようとしても、解消できず性欲が高まり過ぎてしまい立っていることもできずに倒れてしまうことがあります。
性欲スイッチが入ってしまうような、好みの相手や仕草などを見るだけでもこの症状が起きてしまうことがあります。
性欲の我慢でストレスが大きい
セックスができない事で強いストレスを感じます。性欲とできない状態の苛立ちを抑えるためにはセックスをしたいと考えるので、手段を選ばずにセックスをしようとしてしまうこともあります。
ニンファマニアがどうかセルフチェック!
仲の良い友達や家族にもなかなか相談しずらい内容でもあるため、どうしていいのか悩む人は多いようです。
ここからは、自分でもセルフチェックができる内容です。自分の行動や感情なあああどに当てはまるのかチェックしていきましょう。
セックスしていないといつも不安
セックスをしていることで、幸福感・安心感などを感じることができるためセックスの相手がいなかったり、できなかったりする状況になると、不安感が強くなってしまいます。
不安感が強くなればなりほど、セックスをしたいという衝動にかられやすくなってしまうこともあります。
破局の理由はいつも自分の浮気
愛する人がいて大切に思っていても、浮気や不倫をやめることができません。そのため、愛する相手とは上手くいかなくなってしまい破局に至ってしまいます。
浮気・不倫はやめようと思っていても性欲に勝つことができない状態になってしまいます。
性欲が強いと自分でも思う時がある
常に強すぎる性欲と、オナニーなどの異常な回数から自分でも性欲が強いと思ってしまうことがあります。中にはただ性欲が強いという場合もあります。
周りと比べて、自分の異常な性欲に気付く場合があります。
急にエッチな妄想をしてしまう
好みのタイプや仕草、その他にも性欲の高まるスイッチが入る事があると急にエッチな妄想をしてしまうことが多くあります。
いつもセフレがいる
セックスを目的とする場合が多いため、身体だけの関係がもてるセフレが常にいる、もしくは探しています。
身体の関係が持てればいいので、あまりタイプなどは関係ない場合が多いです。同じ相手を好まない人もいますが、逆に数人のセフレを作り日ごとや時間ごとに変え、セフレも入れ替わりが常にあることが特徴です。
常にネット等でセックスできる相手を探している
出会い系サイトなどのネットで、セックスできる相手を常に探してしまいます。
セックスの相手は他人を好む為、お互いに身体を目的とする人を見つけやすくネットなどの出会いが都合が良いと考える人が多くいるようです。
いつもどこでも一人でしてしまう
相手がいない状態で高ぶってしまっている性欲を抑えようとするために、仕事中・食事中や外出時などでも関係なく場所を探しマスタベーション・オナニーをしてしまいます。
1日中オナニーをしていたり、やめようと思っても性欲求を抑えられず場所、時間に関係なく抑えることができません。
もしかしたら浮気性なのはニンファマニアだからかも?
自分は浮気性だと自覚している人は、少なくないと思います。しかし、自分がニンファマニアだと自覚している人は、ほぼいないのではないでしょうか?
だたの浮気性ではなく、もしかしたらニンファマニア予備軍の可能性も考えられるので、詳しく見ていきましょう。
さみしがりや
誰かと一緒にいることで安心感を感じることができるタイプの人は、常に特定のひとりとずっといる事が不可能なため、その穴埋めをしようと複数の相手といようとしてしまいます。
身近に浮気性な人がいる
自分の親族・友達などの身近な人が浮気を繰り返し行っている事を見たり、聞いたりしているうちに浮気に対する罪悪感もなくなり、楽しそうなどの快楽を得られると思い込んでしまいます。
いつも後先のことを考えずに行動してしまう
好みの相手に出会ったり、接するタイミングがあると後先の事を考えることが出来ずに相手と関係を持ち浮気をしてしまいます。
浮気に関わらず、ネット上で問題になる動画をあげたり、万引き経験があるなどのNG行動も行ってしまう可能性があります。自分の思うままに行動してしまいます。
いつも不安感がある
精神不安定な状態の人は、特に浮気症やニンファマニアに陥りやすいともいわれています。
女性は妊娠や更年期障害などホルモンの変化があり、精神が不安定になりやすいことがあるため男性より女性に多い症状でもあります。
ニンファマニアは病気なの?診断基準はどこから?
ニンファマニアは色情症との呼び方があることから、病気なのか?それとも少したちの悪い個性なのか?と悩んでしまいます。
診断基準の目安はどこなのか?どこへいけば治療ができるのかなども見ていきましょう。
ニンファマニアとは精神医学用語
ニンファマニアの呼び名は、精神医学用語でもあることから完全に精神病と思いますが、実際には大きく分類した場合には精神病の枠内で考えられています。
実際には、ニンファマニアであるとの診断は曖昧なところがあるので、異常な性欲や浮気症での悩みをきちんと話すことが大切です。
精神病院もしくは心理カウンセラーへ
主な治療方法としては、カウンセリングであるため投薬・手術などの治療は行いません。しかし、医師の判断で性欲を抑える薬や精神を安定させる薬を処方する場合もあるようです。
ニンファマニア専門にしている医師や病院は少ないので、基本的には心理カウンセラーに診てもらいますが精神病院でも対応してもらえます。
ニンファマニアの人にあらわれる症状は?
ニンファマニアの診断を受けた人にあらわれてしまう主な症状はどんなものがあるのが、さらに詳しく解説していきます。
集中力の欠如
常にエッチな事を考えてしまう為、仕事や勉強など集中しなければならない事にも集中することができなくなってしまいます。
脅迫観念
相手は関係なく、性的刺激や興奮状態が習慣化してしまうことから、オナニー・セックスがしたいという考えから、しなければいけないという考えに変わり脅迫観念に襲われます。
理性がきかない
浮気や不倫は良くないとわかっていても、不特定多数の人などとの身体の関係を止めることができず性行為を繰り返してしまいます。
中には、電車のなかで男性を誘うような行動にでたり、知らない男性に対して身体目的で近寄るような行動にでることもあります。
罪悪感に悩まされる
性欲が高ぶってしまうととめる事ができません。そのためいけないと思っていても我慢することができないので、仕事中や外出時などでも、適当な場所をみつけ性欲を解消しようとしてしまいます。
仕事を投げ出してしまう
仕事中でやらなければならない仕事があるにも関わらず、例えば会社内の人との性的妄想が止まらなかったりすることでやらなければならない事が出来ない状態です。
この状態が頻繁に続き、仕事のミスや効率の悪さなどから最悪退職に至ってしまう場合も考えられます。
性犯罪に走ることも
高まる性欲を満足させようと、痴漢・のぞき・露出・同意がない性行為などの犯罪に走ってしまう可能性があります。
性犯罪はいけない事だとわかっていても、とめる事ができない状態になってしまいます。
なぜニンファマニアを発症してしまうのか?
症状が出てしまうのには、何か原因があるのでしょうか?原因があるのなら、知りたいと思うことでしょう。しかし、ニンファマニアは明確な原因がわかっていないのが現状です。
明確な原因はわかっていなくても、実際に発症のきっかけとなった原因を見ていきましょう。
過去のトラウマ
肉体的な望まない性経験だけでなく、精神的ストレスを過去に受けたことにより発症の原因となる場合があります。
性に対する非常に厳しい教育や制限、レイプなどの過去のトラウマがあると性欲の異常が起きてしまうと考えられています。嫌な思いであるはずが、強い性欲として現われてしまいます。
別の精神疾患を抱えている
強いストレスを感じると、性欲が強くなるなどの経験がある方はニンファマニア予備軍の可能性も考えられます。
躁鬱状態の双極性障害では、性依存症が発症する可能性もあり躁状態で異常に性欲が強まる場合があります。確率は少ないのですが、PTSDの心的ストレス障害でも性欲が異常に強くなることがあります。
家族にニンファマニアがいる
幼少期に家族の誰かが、ニンファマニアであり常にセックスをしているなどの環境で育った場合にはニンファマニアになりやすいと言われています。
特に幼少期の記憶が影響されやすいともいわれています。
家族内トラブルに悩んでいた
ストレスや悩み、不安などのネガティブ思考から抜け出す為に性欲が高まる症状が起きることがあります。家庭内のトラブルでの悩みを解消しようと発症してしまうことがあります。
嫌な事があったりした時に、セックスやオナニーしたくなるなどの経験がある人は予備軍の可能性も否定できません。
30歳未満に起きた性トラブル
輪姦・強姦などの性的被害にあった経験がある場合、性にたいする恐怖などの経験をしたことで身体が反応してしまい快楽や興奮などといった間違えた感覚になってしまいます。