白い蛾のスピリチュアルな意味や夢占いをご紹介!それは幸運の前触れかも!

日本において、「蝶=死霊」の考え方もあります。栃木や千葉では「仏の使い」とも呼ばれます。時に幼虫は、「害虫」と化す瞬間もあります。よく知られる所だと、モンシロチョウの幼虫はアブラナ科の植物を貪り、アゲハチョウはミカン類を、キアゲハはせり科の植物を食い荒らし、植物の成長に害を与えます。

「蝶の夢」は運気向上?

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「蝶の夢」を見るとき、「人生の岐路」が目前に迫ります。重要な選択を強いられます。岐路を目前に、運気向上の兆しです。基本、「蝶の夢」は「蛾の夢」と正反対です。但し、「蛾」と同じく「不吉な報せ」として、「蝶が群れて飛ぶ夢」が挙げられます。

また、蝶から連想して、花も一緒に出ることがありますが、それは現在の恋愛の比喩です。蝶が口吻を伸ばし、蜜を吸う姿は、今の恋愛から学ぶことが多い証です。蝶が花に止まって微動だだにしないなら、現在の恋が終焉へ向かうことを報せます。

「白い蝶」は「幸運」を知らせる!

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「白い蝶」は、「吉報」の証です。実のところ、「白い蝶」を夢にみる段階で、すでに「ラッキー」は起きてますが、不運にも、本人は気付けていません。気付かずにスルーは勿体ない!周囲を見渡す余裕をもってください。また、これから人生に転機が訪れる予告です。

「白い蛾」の皮をまとう「少彦名命」

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最後に、「白い蛾」がかねてより神聖なものとして考えられた証として、「少彦名命(スクナヒコナノミコト)」という神のお話を紹介します。「神も身に纏っていた」と知れば、「白い蛾」に対する意識も、より良い方向へと変化するでしょう。

「少彦名命(スクナヒコナノミコト)」とは?

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「少彦名命」は、一寸法師のモデルだとも云われる、とても小さな神です。古事記や日本書紀に現れる、国造りの神の一人で、種子・穀物の神だと云われす。オオクニヌシノカミと共に日本を造りあげると、颯爽と「常世の国」へと帰ります。

「白い蛾」を身にまとう「穀物の神」

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少彦名命は、ある日突然、常世の国から「ガガイモの皮」乗って、光輝きながら、地平線の彼方よりやってきます。その際、身に纏っていたのが「蛾の皮」です。日本の神話において、光を表す色彩は「白」であったことから、輝く少彦名の衣も白かったことが予測されます。描かれる少彦名命も、白の衣を着ています。

今では「不吉な報せ」をする存在として知られた「蛾」ですが、「白い蛾」に関しては、当時から「神聖な存在」として扱われていたことが覗えます。衣が「蝶」ではなく「蛾」なのは、少し意外です。

あなたに幸運をもたらす「白い蛾」

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「蛾」は「蝶」よりも地味で、気持ち悪くて、好きになれない虫だと感じる方も多いはずです。わざわざ夢にみるなんて最悪だと思って、「蛾の夢」について検索した方も、少なからずいらっしゃるはずです。でも、意外と悪くない結果もありました。

「蛾の夢」は、全体的に「暗い報せ」ばかりです。でも、「白い蛾」は、成功や吉報を報せる「良いヤツ」だと判りました。今夜、夢に「白い蛾」が現れたら、嫌悪感を抱かずに、素直に「吉夢だ」と喜びましょう。

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