ナミテントウムシって害虫?幼虫から成虫までの生態や模様まで詳しくご紹介!

この中でもさらに細かく分けることができ、単純な丸い形で赤色や黄色の斑紋を持つものや、丸ではなく特徴のある形状をした斑紋を持つものもいます。この色も赤色や黄色をしているものがほとんどです。

また、模様についてはまだまだ個性的なものもあり、例えば斑紋の形状がさらに凹凸を持って複雑な形をしているものもいれば、斑紋の中にさらに斑紋があったりするものありますし、レアなちアぷであれば、斑紋など無く帯状に色が広がっているものあります。

2紋型の中でもかなり個性豊かで斑紋の形状ひとつとっても魅力的な模様をしているものもいますので、目を凝らしてみると非常に楽しいでしょう。

ナミテントウの模様②4紋型

4紋型のタイプもいます。この4紋型は2紋型よりもさらに斑紋が二つ増えた状態のタイプです。色は赤色や黄色、オレンジ色が主流です。こちらも個性的なバージョンが存在します。よく見かけるのは丸い形状で斑紋が4つ並んでいるものです。

しかし、個性的なものにあると上段の斑紋形状が変形しているや、すべての斑紋の形状が大きく変形したものもいます。下側だけ変形した斑紋の持ち主もいますので、4紋型の中でも個性が分かれるところです。

ナミテントウの模様③斑紋型

2紋型、4紋型と紹介してきましたが、よりたくさんの斑紋を持つタイプもあります。それが斑紋型です。こちらのタイプは背中に無数の斑紋があるタイプになります。色合いとしては、赤や黄色ですがさらにこの中で個性的なものも存在します。

斑紋同士が繋がっており、複数の個性的な形状や大きな斑紋を持つものもいます。複数が繋がっているので4紋型と勘違いを起こしやすいですが、黒字がほとんど見えないくらいまで形状が大きく、複雑な形をしているのでそこで区別できます。

ナミテントウの模様④紅型

本当にナミテントウかと疑いたくなるほどのデザインのタイプもあります。こちらのタイプは、何と黒地ではなく赤や黄色の背中の色に黒の斑点があるパターンになります。さらに、派生して色々な個性的な存在もいます。

それが、完全な無地や薄く斑紋があるタイプです。完全な無地になると赤色一色や黄色一色とかなり光沢ある色合いになります。また、無地でも斑紋有りでもないパターンで、背中に黒の縦ラインや横ラインが入っている個性的なものもいます。

ナミテントウのオスとメスの見分け方

この虫のオスとメスの区別の方法についても見ていきましょう。実は見分け方は非常に簡単で、顔とお腹、そしてお尻で見分けることができます。オスは顔に白色の模様が多く、お腹も白い色をしているのが特徴です。

それに対してメスは顔の模様が白く、お腹は全体的に黒色をしています。オスの場合、お尻のへこみがありますが、メスはないのも見分けるポイントです。

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