オウギワシは猛禽類最強!その理由や生態を徹底解説!繁殖方法や子育ても

可愛らしいヒナは真っ白でふわふわな羽毛で覆われています。特徴的な黒と白のボーダーラインはなく3年ほどは白いまま成長していくのです。

愛情をたくさん注ぐ

生後5~6ヶ月で一人前になり狩りもできるようになりますが、約10カ月ほどエサを与えてもらって両親からの愛情をたくさんもらって巣立つ準備をします。

一人前になってもしばらくは両親が世話をする

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巣立ちしても一年以上は両親の巣の近くに暮らします。10日に一度程度は両親にエサをもらいに巣に帰ります。彼らは家族という意識が大変強く、そして子育てに熱心でヒナに対する愛情も素晴らしいです。子供も甘え上手ですね。

夫婦の絆が強い他の猛禽類

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夫婦助け合っている姿はロマンティックで、強い絆がうかがえます。そのほかの猛禽類でも夫婦が助け合って一途な永遠の愛を続ける鳥がいました。

ハクトウワシ

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アメリカの国鳥でもあるこの鳥も固く強い絆で結ばれた夫婦愛が特徴です。パートナーとして選んだ相手を生涯共にし、片方が亡くなってしまうまで夫婦として過ごすのです。

夫婦分担して子育てする

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卵を産むとメスが温め、疲れると次はオスが温めてメスを休ませてあげます。そして孵化をするとメスが主にヒナを育てますが、夫婦一緒に狩りに出かけることはなく、どちらか一方がヒナを見守り子供だけにはしません。

助け合いの気持ちが素晴らしい

動物でもこのように相手を思いやって協力する気持ちがあるのだと感心してしまいますが、強くて逞しいだけでなく家族想いの優しい心も持っている鳥なのです。

異例の復活を遂げた

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以前は密漁と森林伐採から絶滅危惧種に指定されていましたが、アメリカの熱心な保護活動の甲斐あって確実に個体数を増やしていき、現在は指定から外されています。

オウギワシはペットにできるのか?

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アラブの国ではペットとして飼っていることが富裕層の間ではステータスでしたね。日本でも同じようにペットとして飼育できるのでしょうか?

オウギワシはペットにできない

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現在絶滅危惧種として保護されているため、ワシントン条約の規制が関わってきます。海外取引は厳しく管理されているため日本のペットショップで見かけることはないでしょう。闇ルートで入手できたとしても厳しい罰則が待っています。

オウギワシの実物を見たい!

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一度でいいから勇ましい姿を生で見たいと思いますね。日本で飼育されている動物園はあるのでしょうか?あるとしたらどこでしょうか?

日本では見ることはできない

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残念なことに、現在日本では見かけることはできないのです。パナマ共和国が熱心な保護活動を行っていることから、飼育環境の整っていない現状では不可能に近いでしょう。

自然環境と同じような設備が必要

高い木の上に巣を作り繁殖もします。動物園では人間に動物を見てもらうことが狙いで保護活動ではないので条約に厳しいため難しいのです。現在では保護活動をしてもらう狙いで海外で飼育されている動物園があります。

海外の動物園では見ることができる!

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アメリカのサンディエゴ動物園で観察することができます。絶滅寸前の為に保護が必要なこと、みんなで協力して保護活動をしていこうと呼びかけるため活躍しています。

最初に展示開始した歴史ある動物園

1940年に最初に展示され現在でも途切れることなく飼育を続け、彼らの飼育について豊富な知識をもっています。ました。繁殖にも成功しており、徐々にではありますが個体数を増やすことに成功を収めています。

オウギワシは猛禽類最強の鳥

猛禽類最強で多くの動物に恐れられている彼らは、飛び抜けたハンター力や握力もさることながら、夫婦助け合ってヒナを育てていく熱心さと家族想いの優しい心も含めて食物連鎖のトップといえるのではないでしょうか。

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