食虫植物とは?その仕組みや育て方、種類をご紹介!動物まで食べる?

食虫植物をタイプ別に詳しく紹介!その①挟み込み式

はさみ込み式とは二枚貝の様な葉っぱで挟んでつかまえると、消化液を分泌して、養分を吸収します。繊毛の数が種類によってまちまちで、葉が閉じるスピードも違うため、観察すると食虫植物に興味が湧いてきます。

葉と葉で挟み込んで獲物を捕らえる挟み込み式の食虫植物

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自ら動いて虫をつかまえてしまう能動的な食虫植物はハエトリソウ一種類だけです。粘液で張り付けて捕えるタイプはたくさんありますが、ハエトリソウの不思議にのめり込んだ学者さんのおかげで今では研究も進んでいます。

挟み込み式食虫植物の代表種はハエトリソウ

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モウセンゴケ科ハエトリグサ属と分かれているこの品種はディオネケ属とも分類されます。原産地は北アメリカです。1組の葉で虫を挟み込むのは2、3回だけで、寿命があります。あまりつついたりしないようにしましょう。

ハエトリグサはおよそ6500万年前にムジナモ属とともに、他のモウセンゴケ属と分岐したとみられています。ムジナモとハエトリグサには捕虫毛がなく、稼働式の罠で捕えますが、他のモウセンゴケ属は捕虫毛から粘液を分泌して捕えるのです。

ハエトリソウの詳しい情報はこちらからご覧ください

食虫植物をタイプ別に詳しく紹介!その②落とし穴式

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葉が集まり筒状になったところに昆虫や小動物を落としてつかまえます。袋状の捕虫器を持つものや、葉が重なって筒状になっているものもあります。いずれも消化液を分泌して溶かして吸収するメカニズムです。

自らの捕虫嚢へと巧みに誘い込み消化する落とし穴式

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フクロの内側に蜜腺がありそこからの分泌物で虫を誘います。フクロに落ちた虫はフクロの底に溜まった消化液で消化され、養分として取り込まれます。蜜腺のトラップに取り込まれて集まるようにできています。

捕虫嚢にはさまざまな仕掛けも?1度入ると出られない!?

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捕虫フクロには様々な仕掛けがあります。フクロの内側に鋭いトゲがあり、外には出せなくなっているものや、虫が落ちたらフタ閉じてしまうものもあります。どうしてそのようなしくみを作り出したのかはまだ全てが解明されている訳ではらありません。

落とし穴式食虫植物の代表種はウツボカズラなど

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ウツボカズラは食虫植物の中では知名度ナンバーワン、1番の人気です、ウツボカズラは落とし穴式です。フクロの内側にある蜜腺から分泌液を出し虫を誘ってフクロに落とし込みます。ウツボは矢を入れる道具のウツボからきている和名です。学名はネペンテスといいます。原産国は東南アジアを中心とした熱帯エリアです。

落とし穴式ではほかに、ビカルカラタやミラビリス、ラフレシアナがよく知られています。ビカルカラタはボルネオ原産で、15mにもなる蔓があり、捕虫袋の縁が高く上に伸び先端には二本の牙の様な突起が下向きに付いています。

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フィリピン、スマトラ、マレー半島で見かけます。丈夫でとっつきやすく、捕虫袋も比較的よくできるのでよく栽培が難しくないのです。袋は変異に富みたくさんのバラエティーがあります。上位袋と下位袋の形は大きく異なります。

食虫植物をタイプ別に詳しく紹介!その③粘着式

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粘着式は様々なタイプがあります。葉の表面にねばねばしたセン毛を持ち獲物を貼り付けるとりもち式ともいいます。無数の繊毛に捕えられて、動けば動くほど動きが奪われるトラップです。植物の不思議です。

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