「隙あらば自分語り」とは?
端末を開いてみると、ネット上でよく見かけるフレーズの1個がこれです。実際にはどのような時に使われる事が多いのでしょうか?そして、どんな意味合いの中、多くの人に使われているのかご存知ですか?
自分語りを戒める言葉として浸透
これは、2chのなんJ板(何でも実況ジュピター板)にて続いていた3年以上にわたる自己中投稿者が原因で怒った騒動をきっかけに世に浸透しました。自己満だけが目的でスレッドを建て続ければ嫌われるのもしょうがありません。その他なんJ板から流行りだした言葉についてもご紹介します。
ネタ要素が強くなっている
自分の話ばかりをする人を嫌う意味の言葉から変化してきたのは2015年ごろからです。その頃からどちらかというとネタのひとつとして「好んで」このフレーズを意識して使いたがる人が増えてきています。
隙を作るところから定番化
自分自身で隙を作ってストーリーを入れ込むスキルとしては、スレッド内の会話にあわせつつ「ちな」という接続後を挿入することで以降を自慢の話等にすり替えるなどといった使い方を多くの人は選んでいます。
そもそも自分語りとは?なぜ嫌われる?
このフレーズを聞いてどのように感じますか?まさしく、自分の話ばっかりを一方的にしてくる自己中心的な人を思い浮かべるのでは無いでしょうか?実際に対面している場合と、ネット上のみでのコミュニケーションの場合とでは感じ方は違うのでしょうか?
自分の事を話す事
そのままの意味ですが、どんな話をする場合でも自身に注目してもらう内容へと変えようとする事です。もちろんそれは、自慢している風な内容であったり他の人と差別化を図る事により注目を集めたいという意識によって起こる行動です。
聞かれてもいない状況指す状況が多い
基本的にはそのスレッドの内容に沿っている物は「ジブンカタリ」と呼びません。同じ内容の中に自分の全然関係ないストーリーを入れ込んでくるのがそう呼ばれます。そんな話聞いてないよ!というようなシチュエーションの事です。
他ネット用語についてもご説明します。
自分語りは嫌われることが多い
実際に対面して会話している場合は、実はあまり気にならない場合もあります。しかしネット上の掲示板やスレッド、または実況中継など大勢の人が一つの内容について語ったり見ている場合に、自分の話だけをされる人はどうしても嫌われてしまいます。
昔は2ch、今は様々なSNS上で
昔は、発祥の場所でもある掲示板や、ニコニコ生放送など流行っていた実況中継のコメントなどでよく見られていました。ここ最近ではインスタグラムや、フェイスブック、そしてYoutubeなどでもよくみかけます。
Facebookで幸せ自慢
長文のコメントを投稿する傾向にあるフェイスブックでは、誰かの幸せな投稿に対して「おめでとう!私の時は〜」と自分の自慢話を入れ込んでくる人が多いようです。(女性に多くみられるという噂)
Youtubeのコメントで自慢
ユーチューブの動画に対して、コメントを投稿する事ができます。そのユーチューバーに対するコメントに加えて、自分のストーリーを加えてくる人も多いようです。そんな人のコメントは低く評価の投票数が多くついてしまったりするのが特徴です。
「隙あらば自分語り」と言われるようになったきっかけは?
それでは具体的にこの「すきあらばじぶんかたり」という言葉が有名になった騒動の内容についてご紹介します。どんな内容のスレッドがきっかけに、どういった人が中心となっておこった騒動なのでしょうか?
長谷川亮太の自分語りスレ
2009年ごろから掲示板に登場し、3年わたって自分について話したいが為だけのスレを立ち上げ続けていた八神太一コテの人物がいました。彼の度を越した話は多くの人から反感を買っていました。
嘘も多く自分騙りとも言われた
自分の実際の経験を語る以外にも嘘も多く見られました、その為自分騙りとも言われていました。例えば、「初めて女性と付き合えた」と立てたスレッドの内容と、別のスレッドでの初彼女とのエピソードの内容が日にちが違ったりと嘘だらけだっというのがわかってしまいました。
特定騒動にまでなった
そして2012年、大学の合格通知を後悔した本人は特定班にあっというまに進学校、出身校、家族、顔写真、その他SNSアカウントなどを特定され本名や住所までバレてしまったのです。さらにそこに嘘を重ねた事によって大きく炎上してしまった騒動として知られています。