今までのスタイルは髪の毛は肩まで無造作に伸ばし、真っ黒なサングラスをかけ怪しげな風貌でしたが、一変し髪の毛は綺麗にカットされておりトレードマークであったサングラスも外し、清潔感ある姿で会場に現れたのでした。
その姿からは、反省しているようにうかがえたのですが、真相はどうでしょうか?
再検査の結果「聴覚障害ではなかった」
彼は会見前に、医療機関で耳の音を司る力を調べてきたと口を開きます。そして耳は聞こえており3年ほど前から通常の生活には困らないレベルにまで回復していたことから、障害者手帳を返還したとも明かしました。
今までは聞こえてなかった?
彼はイベントに出演する際に必ず手話通訳者を同行させていました。この会見で今までも聞こえていたと公表してしまうとさらに非難の声が拡がる恐れをなし、この会見でも手話通訳者をつけ、このことに関しての質問は受け付けないと願い出たのです。
「新垣隆さんを名誉毀損で訴える」
彼の会見よりも一足早く新垣氏は会見を開き、今まで明かされていなかったことを公表したことに対し、嘘がたくさんあるため名誉棄損で訴える意向であることも会見で公言しました。
意見の食い違い
お互いの真意には食い違いがありました。ただ今まで、あれだけ耳の聞こえない音楽家をアピールしてきたにもかかわらず3年前から回復しており、それを隠してきた彼にはペテン師の資質を疑ってしまうほどであります。
佐村河内守は作曲の設計図を書いていた
新垣氏に仕上がりを伝えるために譜面ではなく設計図を書き、それを元に曲作りが進んでいったといいます。音楽を作成していく中で、設計図という言葉が出たことに世間も驚きを隠せず、音楽家としての素質を疑う発言となったのです。
NHKも異例の謝罪会見を開く
ブームの発祥となったNHKは彼の会見後に、場を設け作曲していないのではないかと怪しむことができなかったことや耳が聞こえることも気づけなかったことを謝罪しました。調査報告書まで作成されています。
佐村河内守と新垣隆の騒動は収束へと向かう
世間を賑わせた騒動もゴールに近づこうとします。お互いが会見を行い自らの声で意見したことで徐々に静まりが戻りつつありました。一体どちらが真実を明かしていたのでしょうか?
佐村河内守から新垣隆が名誉毀損で訴えられることはなかった
あれほど、強い意向で訴えると会見では明かしていましたが結局のところ、裁判にまで発展することはなく騒動も消えつつあります。彼のプライドから会見では強く言ったものの口約束で交わしている部分も多かったことから証拠が集まらなかったのでしょう。
楽曲の著作権は佐村河内守のものになった
新垣氏の同意のもと、今まで生まれた曲は彼に著作権が渡りました。登録になった以前の楽曲使用料を請求されたのですが、支払われていないとのことです。
JASRACは2014年に著作権管理契約を解除
彼に著作権がある曲になったのですが、結局のところ誰の作品で誰が作成したものなのか定かでなく誰に著作権があるものなのか不明とし、今まで誕生してきた約100曲もの数の管理契約を解除したのです。
契約解除されるとどうなるの?
権威を持っていない作品になるため、自由に動画サイトにアップロードができることや編集をして新たな作品として作り上げることも可能になってきます。このように自分でアレンジができるようになるのです。
佐村河内守と新垣隆との間であったやりとり
双方の意見の一致があったからこそ作品として世に出ました。のちに騒動となり著作権はどっちになるのかも大きな問題となりました。真の音楽家である新垣氏も欲しかったはずです。ですが、こんなやりとりがあったと考えられます。
新垣隆氏はゴーストライター契約していた?
作曲をする際に、曲の著作権は彼に渡すがそれ相応の対価として支払いを受け取ることという契約を交わし、陰の作曲家として動いていたと考えられています。
著作権である人物を行使しない
新垣氏が会見で明かしているように、自分の作った曲が彼の名前を通して世に出てくれたら嬉しいことはないと気軽な気持ちでスタートしてしまったと言っています。
最初の時点で曲を作ってもらう替わりに対応のお金を払うから、結果として得られたものは著作権者ものにするというやりとりがあったとされます。
さまざまな人を巻き込んだ?佐村河内守ゴーストライター騒動の影響とは?
一躍時の人として多くの共感を呼びてから起こった騒動なのでテレビ出演やコンサート関係者など多くの人が関わっていました。さまざまなビジネスとして成り立っていたことから大きな影響を及ぼしたのです。