アリクイの威嚇姿がかわいい!その姿を画像と動画でご紹介!

タンクトップを着たような体の模様がかわいらしいぬいぐるみです。こちらも両方の手足を広げて威嚇のポーズ。ぬいぐるみなら威嚇中でも安心して抱きしめられるのが嬉しいですね。通常モードのぬいぐるみもたくさんあります。

威嚇はかわいいけど、そもそもどんな動物?

英名では「Anteater(アントイーター)」と呼ばれています。Antは蟻という意味で、日本名同様に蟻を食べるという意味の名前になっています。威嚇ポーズ以外にもどんな動物なのか知っておきましょう。

アリクイの分類

哺乳網有毛目(ほにゅうこうゆうもうもく)アリクイ亜目の総称となっています。学名では蠕虫状の舌という意味の「Vermilingua」とされ、おもにはアリクイ亜目と意訳されています。アリクイ亜目の中には”ヒメアリクイ科”と”オオアリクイ科”とあり、そこからさらに細かくアリクイの種類が分別されます。

アリクイの生態

主にメキシコから南アメリカ辺りに多く生息していて、熱帯雨林や草原地帯、標高の高い場所など広く分布しています。オオアリクイの寿命は約25年、小型のアリクイでは約20年ほどだと言われています。

基本的には単独行動で、群れで過ごすことはほとんどありません。雌の場合は子が親離れするまでは共に生活します。体長は個体差はありますが130cmくらいまで成長することもあり、体重は大きいものだと40kgになることもあります。

アリクイの特徴

ひと目見ただけでも特徴的な体の形をしているアリクイですが、実は隠れた部分にもアリクイならではの特徴があります。かわいいところから意外と怖いと感じるところまで、その特徴を教えたいと思います。

細く長い舌を持っている

アリクイの一番の特徴はその長い口です。口の中には粘着力のある唾液と細かいトゲのついた舌が隠されています。個体差にもよりますが、舌はおおよそ60cmの長さになることもあります。粘着性の唾液に蟻や餌を絡みつかせて食べます。

口は小さくて歯はほとんどない

歯は退化したことでそのほとんどが無くなったとされています。そのため蟻など小さいものを丸呑みします。動物園などで人に飼育されているものは小さい餌以外はペースト状の餌を与えられることが多いです。

鋭い爪を持っている

前足には鋭くて大きな爪があり、その爪で硬い蟻塚を壊したり木登りをしたりと器用に使いこなします。敵に襲われたり身の危険を感じたときはこの鋭い爪で攻撃することで身を守ります。ですから威嚇中は絶対に近づいてはいけません。

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