アリクイの威嚇姿がかわいすぎると話題に!
あなたはアリクイの威嚇姿を見たことがありますか?両方の手足をめいいっぱい使ったアリクイの必死な威嚇姿は怖いというよりも、おもわずかわいい!と声を出してしまいそうな愛くるしさがあります。まずは早速見てみましょう。
アリクイのかわいい威嚇画像
「ここは通さないぞ!」と言わんばかりの立ち姿です。アリクイは一生懸命に相手に威嚇しているつもりなんでしょうが、私たち人間から見ると微笑ましい気持ちになってしまいますよね。恐怖心は湧きません。
アリクイのかわいい威嚇動画
カンガルーに近づいてきたアリクイは立ち上がって威嚇のポーズ。残念ながら全く怖さを感じませんが、アリクイたちは”自分たちの方が大きくて強いんだぞ!”とアピールすることで相手を威嚇しているんです。
自然界ではこのポーズを見て敵は逃げ出していくんでしょうが、人間側からするとおもわず近寄って抱き上げてしまいたくなるような腕の広げ方ですよね。もっと威嚇してる姿を見せてほしいとすら思ってしまうかわいさです。
アリクイはよく威嚇する?
ネット上でアリクイの威嚇と検索するとたくさんのかわいい画像が出てきます。まずはどんな生態なのか知っていただきたいと思います。普段から警戒心が強いのか、どんな性格をしているのかご紹介します。
アリクイは大人しい性格
基本的には温厚で大人しい性格をしています。敵を見つけても身を潜めたり無視をするなどをして攻撃を仕掛けにいくようなことあまりありません。敵が近づいてきたり追撃されたりするとさきほどの画像のような威嚇ポーズで強さをアピールするんです。
アリクイに襲われて命を落とした人も
見た目はかわいらしいですが、もちろんかわいいだけではありません。2007年にはアルゼンチンにある動物園で飼育員をしていた女性が、2014年にはブラジルの猟師2人がオオアリクイに襲われたことで死亡しています。
威嚇されたら近づかないこと
温厚な性格のアリクイですが、追い詰められたり恐怖を感じたりしたときにはとても攻撃的になります。強靱な爪で切りつけたり抱きついて締め上げることで敵を絞め殺せるほどの力を持っています。
もしの威嚇ポーズを近くで見られる機会があったとしても近づくことは絶対にやめましょう。警戒中のアリクイは見た目のかわいさとは正反対の性格です。触ろうとすると攻撃されると勘違いして反撃に遭うかもしれません。
日本でアリクイの威嚇ポーズが見られるかもしれない動物園
こんなにかわいい姿を見ていたら実物も見に行きたいと思ってしまったんじゃないでしょうか?ご安心ください。アリクイを見ることができる動物園はあります。その中のいくつかの動物園を紹介したいと思います。
上野動物園
場所は東京都台東区。ジャイアントパンダのシャンシャンで有名な動物園です。こちらではミナミコアリクイが活発に動き回る姿や壁伝いに立ち上がってる姿がかわいらしく、バードハウスで見ることができます。
神戸どうぶつ王国
神戸市中央区にあります。園内に作られた熱帯雨林の森にてこちらもミナミコアリクイを見ることができます。同じ熱帯雨林の森にはマタコミツオビアルマジロやフタユビナマケモノなどもいますよ。
江戸川区自然動物園
東京都江戸川区にあります。こちらで見られるのはオオアリクイです。野生のアリクイは蟻を食べているんですが、こちらの動物園ではスープ状の餌を与えています。食事タイムに行くとスープを食べる姿が見られるかもしれません。
アリクイの威嚇姿は画像以外にも!
アリクイの威嚇姿にどんどんハマってきたところではないでしょうか。このかわいい威嚇姿はその人気からグッズ展開が幅広く行われているんです。どんな商品があるのか紹介していきたいと思います。
アリクイの威嚇姿グッズ①Tシャツ
動物が描かれている服はたくさんありますが、こんな服はどうでしょうか?家族や友人から注目を集めること間違いなしのインパクトです。この服を着て同じく威嚇ポーズを取るのも面白そうですね。
アリクイの威嚇姿グッズ②トート
こちらもめいいっぱい両手を挙げてバンザイ!ではなく、威嚇のポーズ。通りすがりの人もおもわず目が奪われてしまいそうなかわいさです。コーディネートのワンポイントとしてこんなトートはいかがですか?
アリクイの威嚇姿グッズ③ぬいぐるみ
タンクトップを着たような体の模様がかわいらしいぬいぐるみです。こちらも両方の手足を広げて威嚇のポーズ。ぬいぐるみなら威嚇中でも安心して抱きしめられるのが嬉しいですね。通常モードのぬいぐるみもたくさんあります。
威嚇はかわいいけど、そもそもどんな動物?
英名では「Anteater(アントイーター)」と呼ばれています。Antは蟻という意味で、日本名同様に蟻を食べるという意味の名前になっています。威嚇ポーズ以外にもどんな動物なのか知っておきましょう。
アリクイの分類
哺乳網有毛目(ほにゅうこうゆうもうもく)アリクイ亜目の総称となっています。学名では蠕虫状の舌という意味の「Vermilingua」とされ、おもにはアリクイ亜目と意訳されています。アリクイ亜目の中には”ヒメアリクイ科”と”オオアリクイ科”とあり、そこからさらに細かくアリクイの種類が分別されます。
アリクイの生態
主にメキシコから南アメリカ辺りに多く生息していて、熱帯雨林や草原地帯、標高の高い場所など広く分布しています。オオアリクイの寿命は約25年、小型のアリクイでは約20年ほどだと言われています。
基本的には単独行動で、群れで過ごすことはほとんどありません。雌の場合は子が親離れするまでは共に生活します。体長は個体差はありますが130cmくらいまで成長することもあり、体重は大きいものだと40kgになることもあります。