怖くも美しい重瞳(多瞳孔症)!【閲覧注意】なその正体は?原因は?

古来人類は目には不思議な力が宿っていると信じてきました。目は口ほどにモノを言うとは、昔からのことわざです。覚えたウサギの目といっても通用するでしょう。ペットを飼っている人なら犬やネコの甘えた目、食事を欲する目もわかります。目は、感情や感覚を表す器官です。目のイラストがあるとポイ捨てなども減るとさえいわれています。

それら感情や欲求が普遍的に誰にでも通じることから、古くは神通力を持つ器官としてとらえられました。邪視、といえば人を呪う力を持った睨みです。近代でも、無意識、ひいては宇宙へ通じるものだという考え方もフロイトをはじめとした精神分析学でも考えられるようになりました。いずれにしても目という器官は特別に思われてきたのです。

目の数

目という器官への特別な崇拝は、さらに数という要素において、想像をたくましくしました。つまり、数が違えば見え方が違うはずです。違うモノが見えるのではないか、という空想さえ生み出したのです。1つ目、3つ目、100目などがそれらの1例です。いずれも妖怪です。この空想においては、見え方はあるいは昆虫の複眼に近いかもしれません。

三つ目

なかでも三つ目は特別な意味を持ちます。なぜならば、チャクラに通じるからです。チャクラとは、額の中央にある第三の目で、インドの方が宝石を付けている位置に当たります。ヒンデゥ教、あるいはチベット教では、輪廻転生を身体で感じるとチャクラが開くと信じられています。チャクラは宇宙の真理に繋がる目なのです。

目の数に対する不思議感

もしかしたら、漠然と感じているこれらの目の力が、一つ目や百目にもあるように感じているのが人間なのかもしれません。だからこそ、重瞳に対して他の身体的な障害とは別な感じ方をしてしまうのでしょう。瞳の数というのが、目の数とも同じように感じられてきたことはいうまでもありません。

現実にある不思議。3000年に1度咲く花って知ってますか? 仏教の経典にも出てくるという優曇波羅華(うどんはらげ)。花言葉は? どんな花なのか? 興味のある方はせひこちらの記事もご覧ください。

苦手な人は閲覧注意!!実際に重瞳の人たち

百聞は一見にしかず、です。実際にはなかなか見たことない人も多いでしょうから、重瞳の実際をご覧にいれましょう。その前に少しだけ。わざとここまで実際の重瞳の画像及び動画を出すのを引き伸ばして気たことには、理由があります。苦手だな、と思う方はご遠慮していただきたいからです。

しかしながら思うのは、現実がここまでの創造をするという、自然の偉大さです。こういうことを知っておけば、ありえないような現実を目にしたときにも、落ち着いて理性的な判断もできます。パニックに陥り不必要で偏見に満ちた行動を抑えることもできるのです。では。早速見ていくことにします。

苦手な人は閲覧注意!!実際に重瞳の人たち重瞳の人①

初めて重瞳をご覧になる方には、かなり衝撃的だと思います。そういえば昭和の時代、今より国内に外国人が少なかった頃、青い眼のフランス女性と交際した人が「言い争いをしたとき何を考えているかわからない目」と言っていました。目は明らかに他の感覚器官とは違い、感情や思考などをある程度発信していることは確かです。

重瞳の人②

会話以外に、特に「あいまいな言語」を持つ我々日本人は目でコミュニケーションしているのでしょう。色どころか瞳が2つもあっては、相手がどんな感情でおるのか、それに対してどの程度の語気を持って、あるいどんな種類のレヴェルの言葉をどう返すのかもわからなくなります。

重瞳の人③

重瞳(多瞳孔症)は特殊な症例でもあります。ひとくくりに「重瞳(多瞳孔症)」と言っても、まさにケースバイケースなのです。瞳の並び方にもそれぞれの特徴がありますし、中には瞳の脇に黒目だけが並列して存在する場合もあるようです。

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