怖くも美しい重瞳(多瞳孔症)!【閲覧注意】なその正体は?原因は?

先天性と後天性

重瞳(多瞳孔症)は先天性と後天性があります。つまり、生まれてくる段階で何らかの原因で瞳が2つできてしまう場合と、事故などで目が傷付き、治癒し、再生していく段階で瞳が2つできてしまう場合があるようです。

二重に見えることも…

特に後天性の場合に多いようですが、重瞳(多瞳孔症)ではモノが二重に見えることがあります。これは眼球と瞳を結び付けている毛様体が瞳を侵食していいるような状態で、モノを見るときに不快な眩しさを感じたり、光が異常に眩しいような状態になることもあります。

重瞳の原因は?

知れば知るほど不思議な重瞳(多瞳孔症)。魅力的でもあり、無機質な、あるいは魔的な印象も受けます。どうして瞳が2つなんてことが起こるのでしょうか。ここでは医学、生物学的にその原因を探ってみたいと思います。

解明されていない

性格には原因ははっきりしていないようです。しかし一般論として、人間の体は1つの元となる細胞(卵細胞)が分裂してできあがります。そのときの設計図が遺伝子配列(ヒトゲノム)です。設計図に沿って分裂を繰り返して体のいろいろな部分になるわけです。最初の卵細胞は体のどんな部分にもなれる細胞です。

分裂が進むにつれてどの部分になる細胞か、設計図の通りに細胞が体の各部になる細胞として分裂していくわけです。しかしたまに設計図通りでない分裂が起こります。例えば卵細胞のまま分裂すれば一卵性双生児になります。同じように瞳になる細胞だけが何かの理由で2つに分かれると重瞳になると考えられます。

事故の衝撃でなることも!

特に後天的な重瞳(多瞳孔症)は虹彩離断、つまり瞳と眼球を結び付けている毛様体が異常を起こして瞳を侵食している症状の1種だと考えられています。後天的な場合は事故が原因となる場合が多いようです。虹彩離断はボールに当たる、花火が目に入る、バンジージャンプの紐に当たる、ボクシングで殴られというケースでもなることがあります。

重瞳は治るの?現代医学の力!

重瞳(多瞳孔症)が虹彩離断の1種である場合(特に後天的な場合)、医学的な治療も虹彩離断として行われます。というのは、あらゆる重瞳が虹彩離断かというと、そんなこともないのです。特に後天的な重瞳が虹彩離断である場合が多いようです。

虹彩離断の場合、視力低下などに繋がる場合もあるので治療が必要です。虹彩離断ではない場合には視神経や2つの瞳の毛様体の状態など、ケースバイケースで考え方、対処や治療の方法は異なるようです。

自然に治ることもある

虹彩離断は程度などにもよりまずが、自然に治る場合もあります。しかしかがら炎症による眼圧の低下や、出血による眼圧の上昇、感染症などの可能性はあります。自然に治る場合でも、眼科医の検査や治療が必要となります。

虹彩縫合手術

視力の低下、あるいはモノを見るときに不快な眩しさを感じたり(眩眩)、光が異常に眩しいような状態になること(羞明=しゅうめい)、多瞳孔症などを示すような重い虹彩離断は、切れて離れてしまっている虹彩(瞳の周囲の色の薄い部分。カメラにたとえると絞り、つまり目に入る光の量を調整する)と強膜を縫い合わせる手術をします。

NEXT 実はあの人も重瞳だった!?噂の偉人たち