第三の目とは?
第三の目とは私たちの脳にある「松果体」という器官です。また人間が持つ7つのチャクラのうちの第6チャクラにあたり、第三の目を覚醒することでスピリチュアルな能力や直感力を目覚めさせることができると言われています。
チャクラとは、サンスクリット語で円盤や車輪などを意味しています。簡単に説明すると、私たちの生命維持に欠かせないエネルギーを循環させる中心です。目に見えないエネルギーの臓器と考えたらイメージしやすいでしょうか。
松果体とは?
松果体(第三の目)とは脳の中にある、松ぼっくりに似た内分泌器です。セロトニン(幸せホルモン)やメラトニン(睡眠ホルモン)を分泌します。哲学者デカルトは松果体を魂のありかといったそうで、彼だけでなく多くの人が松果体の重要性を理解していました。その証拠に松果体をかたどったシンボルが、歴史的建造物や像で登場するのです。
例えばツタンカーメンの像、ローマ神話のバッカス、ギリシャ神話のディオニスも、松ぼっくりのシンボルがついた杖を持っています。これはほんの一例で、紹介しきれないほど松果体をかたどったシンボルが、様々な国で使われているのです。松果体は人間にとって、とても重要であることが、文化が違う国の人達共通の認識であったのは不思議ですね。
現代人の松果体(第三の目)の状態は?
残念ながら現代人の松果体は、古代の人のそれと比べて随分小さく硬く退化していて、その働きが悪くなっています。近代化が進み便利な世の中になる前の人間の松果体は3cmほどでしたが、現代人の松果体はわずか8mmほどまで小さくなってしまっているのです。
松果体は睡眠ホルモンのメラトニンを分泌するので、昔はなかった睡眠障害が現代病になっているのもうなずけますね。また現代人と言っても、一般的に子供より大人の松果体の方が機能が低下しているといわれています。
松果体の機能低下の原因は?
松果体の機能低下の原因は、フッ素が体内に蓄積されることや、化学調味料、人工甘味料、殺虫剤や農薬といった科学物質と言われています。上記の中でもフッ素はどのように私たちの生活に関っているかピンと来ないと思いますが、一番身近なものですと歯磨き粉です。全ての歯磨き粉に含まれてはいませんが、お家の歯磨き粉を確認してみてください。
フッ素は歯を修復したり、丈夫にする作用があるので悪者というわけではないですし、後述の通りあまり神経質になりすぎるのも第三の目覚醒への妨げになりかねません。「良い」「悪い」と二元論的に考えるのではなく、ご自身が納得できる心地の良い選択をしてくださいね。
第三の目が開眼するとどうなる?
所説ありますが、開眼後どうなるのか、代表的なものを紹介します。個人差があるものなので、これら以外でも不思議な能力が身につく可能性は十分あります。どんな能力が身に付いたか報告し合うのも面白いですね。
真実を見極めることができる
第三の目が開くと真実がわかるようになります。それは経験や根拠から頭で考え、導き出した真実とは少し違います。考えるのではなく感じてわかるといったところでしょうか。身近な例を挙げますと女性の勘や、長年の刑事の勘といった、導き出した答えを選んだ理由を、他人に明確に伝えられないような感覚的なものです。
予知夢を見る
みなさんは予知夢をみたことがあるでしょうか。物事が実際起こる前に、それを夢の中で予知するというのも、第三の目が開いたときに起こる変化の一つです。また今まで予知夢を見ていたにも関わらず、それを現実と結びつけず見落としていた人も、勘が鋭くなり、予知夢と現実で起こったことが繋がっていることに気付けるようになります。
今まで何気なく見過ごしていた夢も意味を持ち始めるなんでワクワクしますね。第三の目を覚醒させるための行動を始めた時から夢日記をつけ、その夢の内容の変化を観察したり、意味を考えてみるのも良いかもしれません。
直感力が開花する
頭で考え、決断を下すまでに時間がかかっていた人も、第三の目が開花すれば自分にとって正しい決断を素早くできるようります。データや前例がなければ選択をするのが不安だった人も、自信をもって正しい選択をできるようになるのです。正しい選択を「知っている」という感覚に近いでしょう。
このようなことから第三の目が開くとリーダーとして周りの人を引っ張っていく場面が増え、いつの間にかグループの中心になっているという経験が増えるかもしれません。第三の目が開くことによって当然自分自身にも変化がありますが、周りにも変化を与えるようになるのです。
好奇心旺盛になる
直感力が開花し、自分の選択に自信がつくことで好奇心旺盛にもなります。「この経験は自分に必要だ」「この知識を身に着ければプラスになる」「この人たちとの出会いはポジティブだ」など直感でわかるので、恐れることなくどんどん新しいことを経験し、学び、新しい仲間との交流も広がります。
今まで「時間がないから」「お金がないから」「危ないから」「意味が無いから」といってやり過ごしていたことも、直感で「やりたい」と思ったら自分を信じてチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
想像力が豊かになる
想像力が豊かになり、今まで思いつかなかったような素晴らしい発想やアイディアを思いつくようになります。第三の目が開くことによって脳が活性化され、固定の概念に縛られることなく自由な発想ができるようになるのです。仕事でもアイディアマンとして頼られる場面が増えるでしょう。
仕事に活用するだけではなく、想像力は人の気持ちを想像することでも役立てることができます。目の前の相手が何を望んでいるのか、どうすれば喜んでくれるのか、想像力を発揮して周りの人を幸せにしたいですよね。
セルフコントロールが自在になる
セルフコントロールとは自分で自分を制御することです。強い怒りや深い悲しみに直面しても、その感情に飲み込まれ、パニックになったり自暴自棄になったりせず、冷静に対処するということです。
第三の目を開くまでの過程で、心身ともにより健康になって自律神経が整うことで、感情の制御、安定も十分期待できます。第三の目が覚醒することでセルフコントロールもしやすくなりますが、覚醒までの途中でもセルフコントロールが自在になるのも納得できますね。
病気にならない強い体になる
「健全なる精神は健全なる身体に宿る」ということわざがありますが、その逆も然りで、精神が強く健康であれば身体も強く、病気にならないのです。上記のセルフコントロールでも言及しましたが、第三の目が開くことによって精神の安定が得られ、ひいては強い身体を作るのです。
第三の目を開眼させる方法とは?
第三の目が目覚めることで、超能力に近いような能力が開花することから、皆さんは難しい修行が必要だと想像されるかもしれません。しかし案外すぐに実践できることが多いのです。やりやすいものから試してみてください。
852Hzのソルフェジオ周波数音楽を毎日聴く
ソルフェジオ周波数とは、聖歌などにも使用されていた、古来の癒しの音階のことです。その音階ごとに、様々な癒しをもたらす周波数です。7つあるチャクラひとつひとつに、それぞれ良いとされる周波数があります。第三の目(第6チャクラ)に対応する周波数は852Hzであり、直観力の開花と目覚めを促すことが期待できます。
ちなみに現代音楽の基準は440Hzですが、海や川の音、動物の声などは432Hzで、後者の周波数には癒しの効果があるといわれています。同じ曲を440Hzと432Hzで演奏し、比較した動画があるので聴いてみてください。第三の目覚醒後の方がその違いが明確に分るでしょう。Youtubeに動画があるので、気軽に聴けますよ。
毎日数分、瞑想を行う
第三の目を覚醒させるために、瞑想を行うことを習慣化しましょう。精神的にリラックスする効果もあるので、ストレスが溜めこみやすいという人にもオススメの方法です。瞑想を行うときは、心身共にくつろげる状態のときがよいので眠る前などはおすすめのタイミングです。
リラックスして目を瞑り、心の中を空っぽにします。心の中を空っぽにするのが難しければ、自分の呼吸に集中してみてください。呼吸に集中しているうちに、いつの間にか心が空っぽになっているはずです。
アロマオイルの使用がおすすめ
アロマオイルは精神を安定させる効果もあるので、第三の目が覚醒しやすくなります。第三の目に特におすすめと言われているアロマが、ジュニパーやローズマリーです。ジュニパーはその実が藍色であることから第6チャクラの活性化をサポートし、ローズマリーは頭をすっきりさせて第三の目の覚醒を促すといわれています。
ジュニパー、ローズマリーに限らずとも、ご自身の好きな香りを瞑想の際に取り入れてリラックスするのも良いでしょう。あまりストイックにならず、楽しみながらリラックスして実践することが大切です。
藍色を意識して生活する
冒頭でも触れましたが、第三の目というのはチャクラでいうと額の中央に位置する第6チャクラだと言われています。 そのイメージカラーは藍色です。そのため日常で藍色を意識することによって第三の目を覚醒しやすくなると言われているのです。
意識するのを忘れてしまうという方は、藍色の物を身に着けてみてください。何でもいいのですが、おすすめは下着です。下着は直接皮膚に触れるので、身に着けている人への影響力が大きいのです。また信じられない話ですが、視覚だけでなく、皮膚も色を認識できることが研究から証明されており、見えなくても藍色のエネルギーを吸収できるのです。
第三の目を活性化する食べ物を摂取
食べ物の力を借りて第三の目を活性化することができるのです。前述のとおり第三の目とも呼ばれる松果体を活性化する食品を積極的に摂るようにしましょう。おすすめはカカオを多く含むチョコレート、チャガ・マッシュルーム(カバノアナタケ)です。
カカオ豆には抗酸化作用の高いカカオポリフェノールが含まれ、松果体の働きの一つである抗酸化作用を助けます。チャガ・マッシュルームも抗酸化作用があり、松果体が力を発揮するのを助けます。これらを食べるのが難しければ、オーガニックの食べ物がおすすめです。ファーストフードや加工食品を控える事から始めましょう。
アファメーションでできる!と信じる
アファメーションとは簡単にいうと肯定的な言葉を自分に言い聞かせ、願望を実現させたり、性格をポジティブなものに変えていくということです。第三の目が開くことが目標なので「私は第三の目を覚醒させることができる」と自分に言い聞かせることです。毎日続けることで潜在意識に刻まれ、第三の目の覚醒を助けます。
効果的なアファメーション
有効なアファメーションでセルフイメージを変えましょう。セルフイメージとは、幼少期の大人からの刷り込みや、経験により作られた思い込みです。時にセルフイメージは自分のポジティブな変化の邪魔をすることがあります。今回は第三の目を開かせることですが、アファメーションによってセルフイメージを変えることができるのです。
効果があるアファメーションとは自分にとって、唱えていて、聞いていて心地よいものにしましょう。お好きな時に唱えればいいのですが、特におすすめなのはリラックスしている入浴時や就寝前や寝起きなど、潜在意識が顕在意識より優位な時間に唱えることです。
朝一番に日光を浴びる
ここまで読まれて第三の目を覚醒するためには、心身の健康が大切だということがお分かりになったと思います。心身の健康のためには朝日が良いとされています。一日の始まりに日光を浴び、体内時計を整え、朝日からたっぷりとエネルギーをもらいましょう。もちろん第三の目を意識しながらということを忘れないでくださいね。
目まぐるしい世間の情報を遮断する
現代人は毎日必要以上に大量の情報にさらされています。寝る前のSNSチェックで心がざわざわしてなかなか眠りにつけなかったり、起床後すぐにテレビをつけて暗いニュースで一日が始まったりということは、誰しも経験がある事だと思いますが、そういった行動は人間本来の自然な状態からかけ離れていると思いませんか。
少し情報から距離を置き、スマホやパソコンで情報に晒されていた時間を、瞑想やヨガの時間にあてて、頭をクリアにしましょう。情報を取り込むことが習慣になりすぎて、最初は違和感があるかもしれませんが、無駄な情報収集を止めても全く困らないことに気付くと思います。
積極的に外出する
最年少のモチベーショナルスピーカーである天才少年ニーアム・ハドソン君はインタビューで第三の目の重要性について語りました。彼はテレビ、映画の暴力的なシーンやサブリミナルメッセージが、人を傷つけることや戦争への恐怖に鈍くなるばかりか、このような映像を見続けることは、第三の目(松果体)の機能を麻痺、破壊させると訴えました。
彼は家に引きこもってテレビを見るのを止め、とにかく外へ出ることが重要だといいます。テレビの方が刺激的だと思う人が多いかもしれません。しかし肌で風を感じ、草花の香りや虫の声で季節の移ろいに気づいたり、刻一刻と変わる空を眺めたりと、外に出るだけで五感が刺激されるのです。外出したくなったらこちらの記事をどうぞ。