「試し腹」は朝鮮半島の悪しき風習?本当に実在したのか検証!ソースも!

こうした結婚を繰り返したことにより、この一族には体が極端に弱かったり、身体的、あるいは脳の一部に障害を持って生まれてくる子供がほとんどとなってしまいました。多様性の獲得を拒んだがために、このような本末転倒の結果が待っていたのです。

しかし一族の血を薄めるという行為を嫌った一族は高貴な血を絶やすまいとこの行為を続けていき、その結果ほとんどの子供が成人まで生きることが出来ないほど弱い体、もしくは精神的に障害を持った状態で生まれてきてしまったのです。

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こうしてこの王家は断絶してしまいます。一族の血を守ろうとして行った行為が、かえって自分たちの首を絞める事になってしまうとは、何とも皮肉な話です。そしてこの事例からも分かる通り、近親間での結婚はリスクしかない危険な行為である事は事実のようです。

エジプト王家も実は近親婚を繰り返していた

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世界の近親婚の事例について見ていきましたが、では次に世界的に非常に有名な王家の事例も見ていきたいと思います。こちらもまだ医療の面で未発達だった時代である事を考えても異常な結婚を繰り返してきたのです。

エジプト王家では近親婚は容認されていた

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この事例でもこういった行為は認められており、むしろ勧められる場合すらあったそうです。なぜなのかというとこういったいわゆる上流階級とされる家系がその威厳を示す際にこの時代は純潔の高さが挙げられており、そういった意味から同じ血の者同士が結婚をするというのは理にかなっていたとされていたのです。

この言った背景も合わさって、非常に長い間この行為は続けられており、王となった者のほぼすべてが近親者と結婚をしていることが文献などから判明しています。そしてこの王家が最も驚愕的だったのは、結婚相手が非常に近しい者同士であったという点です。次からこの点について見ていきたいと思います。

兄弟間での結婚も行われていた古代エジプト王家

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なんとこの家系では親類の中でも非常に近い者同士、つまり兄弟同士での結婚が当たり前のように行われていました。いくら純潔性を薄めないようにしたいとは言ってもこれは前述した一族以上に近い血の者同士であり、非常にリスクの高い行為だったことは想像に難しくありません。

実際に王家の中には腹違いの兄妹が結婚をしていたり、姉妹複数人を妻としていた王もおり現在の価値観ではまずありえないことが古代には起きていたことが分かります。繁栄を望むためとはいえ、この行為には驚愕してしまいます。

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このように近親間での結婚、そして性行為はお互いにしたいからするのではなく、あくまでも一族の血に他の者の血を混ぜたくないという理由がどの世界にも共通して見て取れることが伺えます。半島内でそういった行為が多かった可能性があるというのも、このような理由が起因しているのかもしれません。

試し腹は起こってはいけない因習

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ここまで今回紹介した行為に関して見ていきましたが、いかがだったでしょうか。調べていった結果、噂されている近親間での強制的な性行為はあくまでもでたらめの嘘情報である事は判明したものの、そういった行為自体はあった可能性は存在することが分かりました。

そして現代でもこのような事例に関する事件は未だなくなることなく続いています。これによって悲しむ人々が一人でも少なくなるよう、一人一人がしっかりと現代的な価値観を持つことが大切だと感じます。そしてこういった事件がなくなることを願うばかりです。

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