金粉ショーの魅力は肉体美【画像・動画あり】金粉は命に関わるとの噂も検証

1990年11月2日生まれ。身長などの情報は公開されていません。大駱駝艦ではショーに出演するだけではなく、音響としてショーに関わるなど幅広く活躍しています。SNSなどの発信も多めなので気になる人はぜひチェックしてみてください。

金粉ショーの歴史

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そもそも金粉ショーの発端とはなんだったのか?こんなにも独特なパフォーマンスが行われるようになった歴史について掘り下げていきたいと思います。まずは驚きの宗教行事だったという点から紹介していきたいと思います。

元はインカ帝国の宗教行事だった

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インカ帝国とは南アメリカを中心にケチュア族が築いた土地です。文字の文明を持たないこの一族の宗教行事として行われていたと言われています。インカ帝国では太陽信仰が強かったため、その金色の姿を太陽と捉えていたのかもしれません。

世界にはたくさんの宗教が存在しています。日本ではあまり馴染みの少ない宗教ですが、こんな一風変わったものまであります。もしかしたら興味を持ってしまうかも。そんな宗教はこちらをどうぞ。

日本で最初に行ったのは藤田繁と言われている

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もともとは日本由来ではなかった金粉ショーですが、それをいち早く取り入れ日本に広めたのは藤田繁と言われています。藤田繁は歌手の尾崎紀世彦の父でありバレエダンサーとして活躍していた表現者でした。新しいものを見いだす洞察力は人一倍だったのかもしれません。

キャバレーで上演されていた

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昭和40~50年代頃に”暗黒舞踏”の設立者であった土方巽(ひじかた たつみ)がキャバレーに派遣した弟子に金粉ショーの演目をやらせていました。そうして目にする人が増えたことで金粉ショーの名前は徐々に広まりました。

福島県で火事騒ぎになった

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土方巽の弟子らで作られた舞踏集団が昭和44年に福島県の盤光ホテルで金粉ショーを披露する際に、演出で使用した火元が原因で火災事故が発生しています。火を扱うショーは迫力があり人気がありますが、危険も伴っているのです。

今は大道芸として芸術に

一時代をキャバレーでの人気演目として行ってきた金粉ショーですが、キャバレーの存在自体が衰退したことにより金粉ショーはキャバレーから大道芸のひとつとして取り扱われるようになり、路上などで披露されるようになったのです。

金粉ショーは命に関わる?

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顔料とはいっても全身に金粉を塗るということは体に問題がないのかと心配になりますよね。お次は金粉を全身に塗ることで起きる影響や、それにまつわる逸話について説明していきたいと思いますのでご覧ください。

皮膚呼吸ができずに危険?

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皮膚呼吸とは、体表面を使った外呼吸のことです。本来人間はこの皮膚呼吸を使っており、皮膚から酸素を通しガス交換を行います。美容系の言葉として出てくる皮膚呼吸は意味合いが違った物が多いです。

実際はデマだった

皮膚呼吸を塞いでしまうと命に関わると思われていますが、実際にはそのような根拠はないとされています。酸素がほぼ無い水中などでも酸素ボンベなどで口呼吸を行えば問題なく水中に居ることができるので、皮膚呼吸なしで死に至るということはないと言える。

007の映画が原因と言われている

このように皮膚呼吸が無いことで死に至るというデマが流れた発端は「007ゴールドフィンガー」のワンシーンの影響であると言われています。作中で組織を裏切った女性が全身に金粉を塗られ死亡するシーンが目新しく衝撃的だったのでしょう。

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