【ライブドア事件】堀江貴文の逮捕から現在、野口氏の死の真相は?

統合された事業にはアンケート作成サイトのライブドアリスログがあります。PC版のみライブドアニュースのネットリサーチとして結合しました(モバイル版はライブドアリスログの名称で運営しています)。

ライブドアウイキやライブドア したらば掲示板は2013年5月15日からシーサー株式会社へサービス譲渡が行われ名称変更も行われました。

現在でもメディア運営を続けている

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メディア関連についてはライブドアブログなど継続的に運営を続けています。特に人気も高く著名人も数多く利用している「ライブドアブログ」は2003年11月に設立となり、現在はLINEがライブドアブランドで運営をしています。

はてなブログやアメーバブログなど多数ブログサイトは存在しますが、ライブドアブログも盛んに利用されており執筆者も一か月で約16万人が執筆活動しています。2009年には登録ユーザー数が300万人を超えています。

その後も、ドリコムブログやau one ブログと結合して2011年、訪問者が日本で第二位のブログサービスと言われ3343万人/月あり、人気ブログサービスとなっています。このようにメディア運営でライブドア事件以降も発展を継続しているのが伺えます。

元ライブドアのメンバーが今の「LINE」を作っている!?

LINEはスマートフォンアプリとしてチャットなどのコミュニケーションツールとして始まり、現在では多数の事業展開を行っており、大人から子供まで皆が使用しているコミュニケーションツール(チャット)アプリです。

絵文字を使用して「おはよう!」などのメッセージを送れたりするなど、新しいコミュニケーションのやり取りができ、また広告主を募集し企業の宣伝も同時に行えるようにしたというのも、これまでにない新しい発想で注目されました。

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そのLINEを誕生させたメンバーの主軸に元ライブドアの社員が関わっています。社長など重要なポストについているのです。LINEの社長である出澤剛氏や舛田淳氏などがそうです。

また、LINE以外にも元ライブドアの社員は幅広い分野で成功を修めています。NEVERまとめを手掛けた田端信太郎氏や元ライブドアを退社はした社員ですが、nanapiの古川健介氏、SmartNewsの松浦茂樹氏もそうである。優秀な人材をかき集めていたのがライブドアだったということがみてとれますね。

ライブドア事件と同様に旋風を巻き起こした村上ファンド事件

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ライブドア事件と同時期に取り沙汰されたのが村上ファンド事件です。内容としては村上ファンドがインサイダー取引を行ったとして捜査を開始したことが始まりです。

この内容としてもライブドアがニッポン放送株を大量に取得した問題で密接な関わりをもっており重要な役割を担っていたことに注目して2006年4月12日頃からライブドア関係者を中心に聞き取り調査が開始されました。

徐々に捜査の証拠等が集まり2006年6月5日に村上世彰を東京地検特捜部がインサイダー取引による証券取引法違反の容疑で逮捕し、東京拘置所へ留置されることになった事件です。平成を賑わせたもので記憶に残しておきたい事件です。

ライブドア事件の評価

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ライブドア事件において粉飾をしたのですが、その規模はメディアリンクスやカネボウ化粧品とは異なると言われています。その違いは「粉飾の原資」が違うとの部分だと東洋経済新報社の記者は指摘しています。

メディアリンクスやカネボウ化粧品は銀行からの借入金を粉飾の原資としていますが、ライブドアは、資金調達を一般の株主から広い範囲で集めており、それを粉飾の原資となったケースでは返済の必要がないので、銀行からの借入金を粉飾の原資とするケースとは異なり、財務体質は充実していくことになります。

しかしながら、ライブドアの罪が許されるものではありませんし、資本市場の重要度が一層、増加する現代の状況では罪は重くなると考えた方が適当という意見もありました。

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正しい情報開示が行われない限り、投資家が適切な判断を行うのは難しい状況でありました。また、成長仮装型と評価されるように前年比が-120%の赤字であったのに+300%の大幅黒字と見せかけたことも信用を裏切る行為であります。

更に同時期にライブドアの代表取締役社長は自社株を145億円売却し、約1600億円の資金調達も行なっていることも犯行結果は悪質であり、過去の粉飾事件と比べても内容は大きい損失を生んだと批判を受けています。

ライブドアだけ何故ここまで追求されたのか?

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ライブドア事件後に発覚した悪質な粉飾事件に「日興コーディアルグループ粉飾事件があります。ただその事件では逮捕者を出さずに終了しています。

この事件は、紙面上のみの決裁されない架空利益をEB債の評価、デバリティブ手法が用いられた日本で起こった粉飾事件史上最も悪質ではないかと言われています。

ライブドア事件が取り沙汰され、他の事件に関しては放りっぱなしの印象を受けます。東京地検特捜部がライブドアにだけ莫大な時間と労力を割いたことに不公平感を訴える人もいます。

「ライブドア事件」は世間に大きな影響を残した事件

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「ライブドア事件」は有価証券報告書の虚偽報告を行った疑惑のため証券取引法等に違反をしたことで取締役らが一斉に逮捕・起訴され有罪判決を受けました。

ただ内容は複雑でありなかなか一般的な報道の中でも理解することが難しい部分も多かったと思います。事件の真相に辿り着けず終止符を押された形となっています。

また、堀江貴文というメディアに引っ切り無しに登場していたので、日本だけでなく海外からも動向は注目されていました。その後、堀江貴文は復活劇を遂げることになりますが、ライブドア事件のことを踏まえて、決められたルールの中で次こそは持ち前の判断力、先を見据えた行動力、知識を活かして活躍を多くの人が期待しています。

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