加古川なぜ事件が多いのか?過去に起こった事件の概要と市の防犯対策とは

また、犯罪件数もどんどんと減っており、先述した車上狙いや自転車の窃盗などの件数も減っているそうです。防犯カメラの効果により犯罪を未然に防ぐ効果はもたらされているようです。

加古川市と加古川署との協定効果

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防犯カメラの設置もですが、市と警察の協定も大きく効果を生んでいるといわれています。というのも、子供が犯罪の被害となることを少なくするため、警察と市が協力して、通学路などの防犯カメラ設置を進めていったのです。

その結果、駅や公園なども含めると約1300台もの数を整備することに成功しました。また、さらに捜査に必要な映像のデータについても飛躍的にその資料数が増えたと言います。2017年と比べるとそのデータの数は圧倒的に増えて、350件ほどの提供数があったそうです。

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先述した加古川ダム20歳女性遺棄事件においても、事件後多くの提供データがあり一週間で容疑者逮捕までこぎつけることができたのは、これら提供データの役割が大きかったとみられています。

治安が悪いなんて言わせない!加古川の防犯対策!

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防犯カメラ以外にもいろいろな防犯対策を実施していることを知っていたでしょうか。先の事件などから治安が悪いと思われがちですが、実際には色々な防犯対策が施されており、地域住民が安心して暮らせるような制度が沢山あるのです。

加古川市が率先する防犯対策

具体的にどのような防犯対策が施されているのかを紹介していきましょう。どれも効果を出しており、個人だけでなく地域で協力して実施されているものも沢山ありますので、その具体的な方策を見ていきましょう。

具体的な内容は以下で説明もしていきますが、公式で閲覧することもできます。その手順は加古川市公式HPから防犯のページより確認することができます。公式HP:http://www.city.kakogawa.lg.jp/kurashi/bosai_bohan/bohan/1415592615866.html

不審者情報マップ

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一つ目が不審者情報マップです。地図情報案内「かごナビ」お言われるところから見ることができます。この目的は、地域で起きた注意や警戒をすべき事案に対して、地図上で表示することで、情報共有と防犯活動に活用するためです。

また、安全に暮らせるまちづくりにも生かせるようにとされており、犯罪の発生や拡大を未然に防止する役割も担っています。掲載する情報については主に兵庫県警から配信される情報及び、教育委員会などから不審者やちかん、露出や声掛け、暴行といった情報になります。情報更新は随時行われているので、リアルタイムの情報を得られます。

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もちろん、悪意のない声かけなど、被害者の主観により不審者扱いとなってしまった情報も掲載されることがあるようなので、全てを疑ってかかるのはうかつではありますが、抑止力にはなっているでしょう。

一戸一灯防犯運動

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この運動は、特に暗がりでの道路や駐車場といったところで発生するひったくりや車上狙いなどの街頭犯罪を防止するための運動です。各家庭、事業所における門灯や玄関口の灯りをともして、屋外を明るくし、こういった犯罪を防ぐ目的を持っています。

灯り一つで不審者を当座蹴ることにもつながるので、犯罪抑止力には効果のある運動となっているようです。防犯運動としても、推移地一つでできるので各家庭も参加しやすく、誰もがすぐに始められる防犯ボランティアとして地域に根付いているようです。

犯罪発生マップの公開

犯罪発生マップとは、各地域で起きた犯罪の項目と件数を記したマップのことです。どの地域でどんな犯罪が起きているのか、また件数がどれくらい発生しているのかが一目でわかります。

17の地域を記してあるので、近隣の地域はもちろん、少し離れた地域の犯罪件数などを確認することもできます。これらのマップは兵庫県内の該当する市町村すべての人で見ることができるようにしてあり、市公式HPの防犯の項目からも閲覧することができるようになっています。

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過去のデータを閲覧することもできますので、現在に至るまでの犯罪件数の増減や項目の種類などを比較してみることもできます。

安全・安心パトロール事業

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こちらの事業は今回注目している市で主に行われている内容で、市内を4ブロックに分けたのち、パトロールカー4台で巡回パトロールをする活動になります。パトロールの領域は、学校や園の下校時を主に行っています。

昼間と夜間で乗員は異なるようですが、隊員は緑の防止と黄色のジャンパーで名札をつけて巡回をしているので地域の人にも一目瞭然で親しまれているようです。

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また、地域の巡回の他にも学校や溶離炎や鋼板、公園など各施設に立ち寄って防犯のための情報収集なども行っています。地域で一丸となって啓発していく活動にも役立てているようです。

夜間の巡回パトロールについては、2ブロックに市内を分けて2代の車で巡回を行い、主に中学生など学生の部活帰りを見守っており、安全で安心して暮らせるまちづくりを目的に行っているようです。

兵庫ぼうはんネット

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こちらのぼうはんネットは、兵庫県警による不審者を通知するメールサービスのことです。重い、子供への声かけやひったくりなどの情報であり、防犯に関する情報なども配信しています。

全ての携帯に対応しているそうなので、子供を持たれている家族の方や、女性の方などはもちろんのこと、地域の防犯活動をしている方もこれらの情報を活用して、防犯意識をさらに高めることに繋がっています。

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登録方法についても、公式HPに記載されていますので、登録希望の方はホームページアクセスの元行ってみてください。

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