カアイソウとは?三重小2女児失踪事件で送られた怪文書とその意味は?

ネットで検索してはいけない言葉とされているカアイソウ。1991年3月15日に起きた三重小2女児失踪事件に届いた怪文書の中にあった言葉です。ここの言葉から別名カアイソウ事件とも呼ばれています。この記事では、事件の内容やカアイソウの意味についてまとめていきます。

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カアイソウとはなに?

皆さんはこのワードを聞いて何を連想しますか?可哀そうを間違って打ち込みしたのか、はたまた誤字なのか?くらいに考える人は多いのではないでしょうか。実はこの言葉はネットで調べてはいけない文なのです。

一体この文、ワードにはどんな意味が込められているのでしょうか?どういったモノと関連しているのでしょうか?きっと気になるはずですよね。ここではその単語とそれに関連する不可解な事件について解説していきます。

三重小2女児失踪事件で送られてきた怪文書の言葉

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現在から28年前、三重県で小学2年生の女児が失踪してしまうという悲しい事件があったのです。この不可解な事象の数々が事件の大きなテーマとなっています。そしてカアイソウというワードと関連しているのです。

これからこの事件がどういったものだったかの詳細を一つ一つ解説していきます。いくつも不可解で奇妙な事象が起こっているので、大変ミステリアスな事件の一つとして知られているのです。皆さんも考察しながら読んでみてください。

カアイソウ事件の概要

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この事件の大まかな概要をまとめていきます。現在から28年前の3月に、三重県の小学校に在籍していた小学2年生の女児が突如行方が分からなくなってしまったのです。そうして現在に至るまでずっと見つかる事はなく未解決のままとなってしまいます。

その後月日が流れて3年後にこの事件に関わる奇妙な事が起こったのです。それが奇妙なワードの名前がついてる理由ともなるのです。その事象とは奇妙な文面の怪文書が送られてくるのです。どういった内容が書かれていたかは後ほどまとめていきます。

カアイソウ事件の当日の状況

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さきほどは大まかな概要をご紹介していきましたが、これだけの情報ですとなにが不可解で奇妙なのかは分からなく理解できないはずです。ですのでここからは事の始まりから終わりまでを、順を追って解説していきます。

それではまず、こちらの見出しで事の発端となりすべての始まりでもある、当日の状況を順にご説明していきます。皆さんも場面をイメージして推理や考察しながら、真相について考えてみてください。

1991年3月15日14時頃、加茂前ゆきちゃんが帰宅

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上記の見出しに記載している日時に、いつもと変わらず当たり前のように我が家に小学2年生のユキちゃんが帰宅しました。学校から自宅までの距離は20~30分掛かると言われていることを考慮するとおそらくこの日の授業は午前中までだったのでしょう。

父親は時間帯が変則的な職で働いていたので、この日もいつも通り朝帰宅していて娘が返ってくる頃はまだ眠っていたのです。そのため帰ってきた事を把握できなかったのですが、これはまだ日常茶飯事であり不思議な事ではありません。

同日14時半頃、母親と電話

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事件の被害者であるユキちゃんのご両親は共働きでした。恐らく母親が昼間働いている間、父親が帰宅しており、反対に夜間の時間は父親が仕事で不在していて、母親が帰宅しているという生活だったと思われます。

当時は昼間働いている母親が、職場の都合により帰りがいつもよりも遅くなったそうなのです。その事を伝えるために午後2時半ごろに自宅に電話したところ、ユキちゃんが電話に出たのです。そして要件を言い電話を切りました。その時の様子も普段と何ら変わりなかったそうです。

同日16時頃、次女が帰宅するが加茂前ゆきちゃんはいない

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ユキちゃんの妹が同じ日の午後4時頃に帰ってきたのですが、この時自宅にユキちゃんの姿はありませんでした。ですがいつもと変わらず友達と外へ遊びに行ったと考えられたので、不思議に思わなかったのです。

時期的に考えるとおそらく時間帯的にはもう日没が近く薄暗くなってきていたと想像できます。日暮れまでに帰ってこないと心配してしまう年ごろですので、いつも通り午後5時になっても帰ってこなかったら不安になってきますよね。ですがこの時すでに父親は働きに外出していました。

午後8時に母親が警察に通報

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そうしてその後仕事から帰ってきた母親が、ようやく事態を把握して警察に通報したのです。このように事態が発覚して通報するまでに時間が掛かってしまったのは、家族を支えるためやむを得ず遅くまで働いていた両親の勤務時間によるものが大きかったのかもしれないです。

周辺の自治体や警察、そして学校関係者、地域が一丸となって必死に捜索ましたが、この日はおろか一度もその姿は発見できなくなってしまい、こうして悲しい事に未解決の失踪事件となってしまうのです。

目撃情報はあったが有力なものでは無かった

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こうして警察により身元捜索が行われ、地元地域の住民たちに目撃情報などの聞き込みを行いました。かなり具体的な場所、そしてどこで何をしていたかがわかるような目撃情報いくつかがあがりました。

その情報の中には公園の遊具で遊んでいるのを見た、自宅からすぐ近くで成人男性と白い車の近くで話しをしていたと情報もあったのですが、結局実際の捜索の手がかりとはならず、見つける事ができず今に至るのです。失踪してからその後ずっと見つからず未解決となっているその他の失踪事件はこちらです。是非読んでみてください。

カアイソウ事件に残るいくつかの謎

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先ほどの見出しでは当日の様子から失踪に至るまでの時系列を順を追って、まとめて解説していきました。どういった経緯で未解決のまま見つからなくなってしまったか、少しでもお分かり頂けたのではないでしょうか?

この事件の一番の大きな謎となるのは、後程ご紹介する謎の言葉が並べられた奇妙な怪奇文なのですが、事件の当日やそれ以外の事象にも不可解なものがありました。こちらの見出しでは、そんな謎の数々の詳細をまとめていきます。皆さんも考察しながら読んでみてください。

謎①遊ぶ時に使っていた自転車が自宅にあった

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皆さんは何歳の時や何年生の頃に自転車に乗れるようになりましたか?実はこの事件の被害者であるユキちゃんは、小学2年生で早くも自転車に乗る事が出来ていました。当然この事が謎なわけではありません。

ユキちゃんは遊びに行ったり、出かけたりする際には必ずと言っていいほど自転車に乗っていくのですが、不思議な事にこの日はなぜか乗って行かず、自宅に置いてあったのです。いつもとの大きな違いと言えますよね。なぜ歩きで出かけて行ったのかは未だ分からないままです。

謎②友達からのお誘いを約束があると断っている

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当時の友達から学校内で、今日の放課後に遊ぼうと誘いがあったのですが、今日は「約束がある」と言って断りました。これの何が不思議なのかご説明しますと、いつもユキちゃんは誘いなどを断らずいつも遊びに行っていました。

それなのにその日はなぜか家庭内の用事もないのに断ったのです。いつもと違う点についても当然謎が付きまとう訳ですが、もう一つの謎も存在します。その「約束がある」というのは、適当に断るために嘘として言ったものなのか、あるいは本当に誰かと約束していたのか、この事もまた本人しかわからないのです。

謎③お気に入りのジャンバーは部屋に残されていた

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3月ともなればだんだん暖かくなってきて、服装は段々と薄いものを羽織る季節なわけなので、ジャンバーを着なくても気温的にもシーズン的にも何ら問題ありません。ですが人によっては薄めの上着を春夏秋冬問わず一年中羽織る人も中にはいるでしょう。

それはその上着を愛用していたり、気に入っているからなのです。この子にもまたそんないつも着ていく上着があったのです。ですが事件当日はなぜかこの上着は自転車同様、家に置いてあったのです。このことも不可解な事象です。

謎④ココアが温かいまま残されていた

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ココアは甘くてとっても優しい味で子供から大人まで、幅広い世代から親しまれた飲み物です。子供からするとそれは飲み物でもありおやつのような楽しみであったかも知れません。この子もまたココアが大好物だったのです。

この日もいつものように帰宅後、ココアを飲もうと作りましたが、なぜか飲みかけのまま姿を消してしまったのです。なぜ大好物のココアを残したまま外出したのか、その真相も結局本人と班員と思われる当事者しか知りえないのです。

謎⑤事件発生から12年後にある男からの電話

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結局その日から姿を消して12年が経過しました。ずいぶんと長い年月が流れていましたが、この年にある男からユキちゃんの家族宅に一本の電話がかかってくるのです。この相手の正体は先ほど登場したある男でした。

実はこの男は事件当日の白い車のドライバー本人だったのです。この男が何を話したかというと自分の容姿の事について話しました。なぜ12年もたったあとこのような電話をかけたのか、それも謎に包まれているのです。

カアイソウの怪文書

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さきほどはその日の行動や言動がいつもと違うこと、そして事件が関与していると思われる複数の不可解な事象についてお話ししていきました。みなさんはどのように考察しましたでしょうか?真相は当事者である本人しかわからないことなのです。

さてここからは今回のテーマであるこの事件の名前ともなっている、意味不明で聞いたこともないような言葉が並べられた手紙のことについて解説していきます。最大の謎、最大のテーマとなる部分ですので、是夫読んでみてください。

失踪から3年後カアイソウの怪文書が両親のもとへ

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突如家族からその町から姿を消して、行方不明のままとなってしまってから約3年が経とうとしていました。月日も流れ捜索も難航しているこの時、家族の元に謎の文、意味不明な言葉が並べられた一通の手紙が送られてくるのです。

そしてその手紙の差出人もわかっておらず、その内容は家族や関係者には意味が分からず戸惑うことしかできなかったでしょう。しかしそこにはその娘の名前とも思われる、ユキちゃんという文字が書かれていたのです。このことからこの手紙が事件に関与しているのではないかとささやかれたのです。

意味不明で不気味な文章

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何度も言うようにその手紙は意味不明な文面で不可解な言葉が並べられていたのです。それは漢字やカタカナが不自然に組み合わさった分で、まさに解読不可能な言葉だったのです。現在もその言葉は正確に解明されておりません。

そのミステリアスな文面がどういった内容か気になる所ですが、それについても後述にてまとめて解説していきますので、そちらで確認してください。読者の皆さんもそれを見たら、恐らく解読不可で意味不明だと思うはずです。

カアイソウは「可哀想」?

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一番意味が分かりやすく、本来存在している言葉に近いワードが「カアイソウ」です。これは恐らくは可哀そうという意味であり、ユキちゃんのことを指していると言われているのです。もし可哀そうだったとしても、なぜこのような存在しない音とワードになるのでしょうか?

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