ここまでは何らおかしい事は起きておりませんが、ここから不思議な事が出てくるのです。それは彼女の不可解な行動です。本来であれば最寄りのバスを降車すべきなのですが、その最寄りから3本先の停留所にて降車したのです。その際、同じ学校に通っている友人と偶然すれ違い軽い挨拶をしました。
室蘭サティの化粧品売り場のカメラで千田さんを確認
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誰かが失踪した場合、公共やお店に取り付けられている防犯カメラの記録を手かがりにすることは皆さんもご存知でありますが、この時もまた防犯カメラに彼女の姿を捉えていたのです。そしてそれが確認できる最期の姿となってしまいました。
その重要な防犯カメラが取り付けられていたのは、現在ではイオン系列店で知られる室蘭市にあるサティでした。その店内の化粧品ブースで商品を観覧している様子を、カメラに記録された映像から確認することできたのです。時間は13時過ぎに20分ほどの事で、本来研修会に到着していなくてはならない時間なのです、これも不信な点の一つなのです。
交際相手が千田さんのPHSに電話するも繋がらず失踪
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ここからは目撃された情報と通話記録から予想される、その後失踪してしまう彼女の経緯を話していきます。彼女は先ほどのお店から出た後、東町2丁目というバス停近くで同じ学年の男子高校生2人と会いました。その後、東通というバス停で降車した近くで当時付き合っていた彼氏から電話が掛かってくるのです。
この時彼女は地元近くで栄えている町周辺に着いたという事を伝えたそうです。その後また彼氏から電話が掛かってくるのですが、この時の彼女は今は話せる状況ではない後出かけなおすと、理由は言わずそれだけを伝えたのです。その後改めて16時に彼氏は電話を掛けるのですが、この時すでに通話できる状況でなかったのです。
千田麻美さんはどんな人物か？
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こうしてこの後二度と姿を現すことはなく、謎の失踪を遂げてしまうことになるのです。彼氏に助けを求めていたり、詳しい場所や状況を説明できていたのなら、このような不可解な悲劇に至らなかったかもしれません。事実として彼女がいくつかの謎に包まれた奇怪な事件に巻き込まれてしまったことは間違いありません。
なぜ彼女が狙われたのか、どうして突如として消えてしまったのか、そのことを導きだすためにもここからは彼女の事についてお話ししていきます。女子高生が狙われて被害に遭ってしまう卑劣な事件は、悲しい事にも多く存在しているのです。そんな事件の中から廿日市女子高生殺人事件について、こちらの記事でご紹介しています。是非ご覧ください。
愛称は「ちっちゃん」小柄でスマートな女の子
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彼女の自宅は今回の事件が起きた場所でもある北海道の室蘭市白鳥台に在りました。家族構成は母親、父親、弟の4人家族でした。小学生を卒業して中学生になると友達や同級生から「ちっちゃん」とう愛称で呼ばれていました。
このあだ名からも何となく人柄を想像できますが、周りの同級生や友達からみんなと仲が良く、いわゆる学校の人気者で有名だったのです。身長は150センチメートルくらいで細身だったらしいです。また高校生ながら普段ピアスや指輪を身に着けていたそうです。今で言うと「陽キャ」なんて言い方が当てはまるのではないでしょうか？
