室蘭女子高生失踪事件は現在も未解決!事件の概要や真相を徹底検証

けれどもガリ勉でコミュニケーションは苦手という性格ではなく、その逆で誰にでも気さくに振るまって明るい性格だったのです。またその明るい性格や美人な容姿、優等生であることから一般人ながらもファンクラブができていたのです。このことからも余程周りから人気だったことが確認できます。

北海道室蘭女子高生失踪事件の重要人物!パン屋のオーナーとは?

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先ほどの見出しで今回の事件の行方不明者である彼女の詳細について記述していきました。みなさんもどのような女性であったか把握できたはずです。ここからはこの事件に関与していると、つまりは誘拐した犯人、容疑者として真っ先に名前が挙がったアルバイト先のベーカリー店の店主について解説していきます。

店主のアリバイや供述。そしてなぜ執拗なまで警察やメディアから疑われているのかをこちらの見出しでまとめてお伝えしていきます。皆さんも探偵や刑事になったつもりで、考察や推理をしながら読んでみてください。

真っ先に疑われたオーナー

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警察がまず容疑者として真っ先に名前を挙げたのはベーカリー店の店主でした。この後もずっとこの店主を間違いなく犯人であると踏んで、執拗なまでの捜索や取り調べをしていくのですが、なぜ警察からここまで疑われていたかは詳しくは分かっていないのです。一説によるとその店主から女性絡みの良くない噂があったそうですが・・・。

オーナーは母親と一緒にアリバイを主張

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真っ先に疑いを向けられ容疑者として取り調べを受けたのですが、この時の供述では13時半過ぎにお店を後にして自宅に帰り、その後は母親の近くで就寝していたとい証言をしているのです。つまり完全なアリバイがあったと容疑を否認しています。

千田さんに失踪に繋がる物証はなし

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容疑を否認したものの、警察からの執拗な疑いが晴れることはなく、その後3日間にも及ぶ徹底的な取り調べが行われたのです。その時の様子は店主の自宅の中を全て捜索し、また車の中もくまなく探したそうです。しかし失踪者のDNAや物的証拠となるものは一つも発見されませんでした。

テレ朝の番組「追跡!真実の行方」にオーナー出演

当時の放送された特別なテレビ番組が、この事件を取り上げたのですが、その際店主にインタビューをしている場面があり、そこで店主は令状もなく半ば強制的に自宅に押し掛け捜索したり、強引な取り調べを受けていたことに対して、警察に対して強い不満を顕わにしています。

千田さんはストーカー被害にあっていたと証言

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容疑者として疑いの晴れない店主は彼女の自宅近くで彼女はストーカー被害に遭っていたと供述しており、他にも学校の同級生や周りの知人、そしてアルバイト先のベーカリーの店長まで皆が同様の事を供述しているのです。このことからもほぼ確実に事件前から何らかのトラブルに巻き込まれていたことが分かります。

パン屋は経営不振で閉店を余儀なくされた

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ひたすら店主を容疑者として疑っているため、パトカーが事件発生後常にベーカリー店の前に駐車していて、それが気になって何度も店主が外に顔を出したのです。その様子が地元地域に伝わり、それによりあの店主は犯人という噂が広まっていきました。

当然そのような事が事実ではなくても噂としてたちまち広まってしまったら、そのベーカリー店に足を運ぶ買い物客が激減するのはあたりまえで、この後実際に閉店を余儀なくされてしまうのです。その後店主は遠い地に引越しをしたそうです。

更地になった土地に重機を入れて捜査するも何も出ず

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こうしてそのベーカリー店は潰れてしまい、文字通り取り壊されて新地となってしまうのですが、ここでもまだ警察の執拗なまでの捜索が続きます。新地となった後もユンボやユニックのような重機をその土地を掘り起こすなど、徹底した捜索をしましたが、またもや死体や物的証拠は一つも発見されなかったのです。

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