「チャーリーゲーム」のやり方と終わり方、種明かしも!正体と真相に迫る

これらの検証番組は、「チャーリーゲーム」がイカサマだと証明し、中高生の興味を逸らす目的もあったのかもしれません。しかし、それでも尚ブームが続いたのは、「イカサマだとわかったからこそ遊ぶ層」が増えたためでしょう。

YouTuberヒカキンが動画を投稿

「ブンブンハローユーチューブ」でお馴染みのヒカキンさんが、2015年6月9日に、ネットで話題の「チャーリーチャーリーチャレンジ」として紹介しました。動画の冒頭より「そんなに信じていない」と明言し、ゲームを進めていきます。楽しめる内容となっていますので、気になる方はぜひ上のリンクより動画をご視聴下さい。

海外の「降霊術」を紹介!

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ここからは、「チャーリーゲーム」の親戚とも云われる海外の降霊術、「ブラッディ・メアリー」と「ミッドナイト・ゲーム」のお話を少しだけ盛り込んでいきます。こちらの儀式も、読むだけに留めて、決して行動には移さないで下さい。実行した場合、何が起きてもすべて自己責任です。

未来の姿を映す「ブラッディ・メアリー」

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「ブラッディ・メアリー」とは、アメリカの都市伝説で、ある事件で亡くなって血まみれになった少女・メアリーが、名前を呼ばれると深夜の鏡に現れる、という内容です。本来、自分の未来の姿を見るための占いでした。今では怖いもの見たさに行われることがほとんどです。

「ブラッディ・メアリー」に出会うための準備

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やり方はいたってシンプルです。薄暗い部屋でろうそくを一本立て、午前0時に鏡の前で「ブラッディ・メアリー」の名を呼ぶだけです。一人で行うのが普通で、一人の場合は名前を3回呼びます。メアリーにゆかりのある地で行う場合は複数でも可能ですが、その場合は13回名前を呼ばなければなりません。

「ブラッディ・メアリー」と出会ったらどうなる?

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諸説ありますが、「ブラッディ・メアリー」は基本的に狂暴です。呼び出した人間を殺めてしまったり、目を潰されたり、呪いをかけてくることすらあると云います。ときどき友好的に振る舞う場合もあるそうですが…いずれも詳細は不明です。

呼び出されるメアリーが不機嫌なのは、用もないのに突然呼び出されたうえに、「怖い怖い」と騒がれるからではないか…と思えてなりません。さすがに「霊の気持ちを考えろ!」とは言いませんが、友達のごとく気楽に呼び出して良いものでないことはたしかです。

恐怖の「ミッドナイト・ゲーム」

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次に紹介するのは、「ミッドナイト・ゲーム」です。「ミッドナイトマン」という怪物を呼び寄せるゲームです。日本でいうところの「ひとりかくれんぼ」で、占いなどの目的はない単なる「降霊術」です。

実は、このゲームは罪人が行うものでした。神を信仰させ、啓示に耳を傾けさせるため、本来は「脅し」目的で行われた儀式でしたが、脅しに留まらず、死者が続出したとの逸話も残っている危険なゲームです。

「ミッドナイト・ゲーム」はどのように行う?

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「ミッドナイトゲーム」は、必ず「木製の扉のある部屋」で、「午前0時」に行わなければならない決まりです。用意する物として、紙と鉛筆、火をつけるためのマッチ、ろうそく、そして「自分の血液」が必要になります。複数でやる場合は、人数分のアイテムが必要です。

儀式前の準備として、紙にフルネームを書き、その後、血液を染み込ませます。そして家の中の明かりは全て消します。そして扉の前の床に先ほどの紙を置き、上の端の方に明かりを灯したろうそくを立てます。ここまで準備が完了したら、22回扉をノックします。ノックする際、最後のノックは午前0時ちょうどに行います。

一度火を消し、「ミッドナイトマン」を部屋に導く

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ノックが終わり、部屋の中に入ったら、扉を開けたまま一旦ろうそくの火を消します。そして扉を閉めて、10秒以内に火を点け直します。失敗した場合、自分の周りに円を描くように塩を撒きます。ゲーム終了の午前3時33分まで、その円の中から動いてはなりません。ろうそくの点火に成功した場合は、歩き回って良いです。

クリア条件は、0時から3時33分まで、ミッドナイトマンの攻撃を受けることなく、ろうそくの明かりを灯し続けながら逃げることです。「攻撃を受ける」とは具体的に、内臓を抵抗できぬまま抉り取られることを指します。どのような怪物なのかは不明ですが、恐ろしいです。

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