【名古屋アベック事件】加害者(実名)、被害者の現在、少年法改正など

過去の初めの裁判では死刑判決を受けて、その際親族に謝罪文を記入した手紙を送りました。その後も服役中に発生した給与を被害者女性の父親に送るなどして、その父親が励ましの言葉を貰っていたそうです。また被害者男性との親族にも手紙を送っているそうです。

今回の凄惨な事件の主犯であり、若い男女の命を弄ぶように奪った張本人ですが、現在は仮釈放を目指して模範囚として服役しているようです。模範囚とはいえ彼は事実として無期懲役の身ですし、彼が行った所業を考慮すると、世に復帰するのは考えにくいと言われております。彼の事について皆さんはどう考えますか?

名古屋アベック殺人事件の加害者の現在②徳丸茂久

主犯である徳丸の父親は、息子の裁判にも出席せず、またその後の被害者親族、加害者親族の顔合わせの会議にも出席していないのです。さらには賠償金すらも一切払っておりません。実際に服役している徳丸は無期懲役であるため、現在も刑務所から出ることなく服役しているのです。心情や内情についてはあまり判明していないです。

名古屋アベック殺人事件の加害者の現在③高志健一

懲役13年という事で、今から16年前に既に服役を終え、刑務所から出所しています。その後は姿を消して被害者親族に謝罪の一つもなく、更には賠償金を一切払っていない有様。また高志の両親も身勝手ながら親権を破棄しているのです。このことから反省している色が無い事が伺え、世に溶け込んでいる現実に少し脅かされ怖いと感じるのです。

名古屋アベック殺人事件の加害者の現在④近藤浩之

今から19年前に服役を終えて出所し、世に溶け込んで生活しているようです。また賠償金の支払いを一切行っておらず、こちらも反省や改心の様子が全く見受けられません。さらに現在は結婚して子供を設けているそうです。この事実は深く考えさせられ、感慨深い物があるのではないでしょうか?

名古屋アベック殺人事件の加害者の現在⑤筒井良枝

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不定期刑の判決が言い渡され、数年の禁固が確定して服役していましたが、今から23年前に既に出所しています。出所したら土下座をして遺族に謝罪したいと発言していましたが、支払わなくてはならない賠償金の内10分の1にも満たない額しか払っていない有様。

その後引越しして住所変更を行い、一般男性と子供を設け一度結婚しましたがすぐに離婚しました。現在は水商売で働いていると言われています。こちらも反省や改心しているとは言えず、服役年数に疑問を抱き、実刑も軽かったのではと囁かれています。

名古屋アベック殺人事件の加害者の現在⑥龍造寺リエ

筒井と同じく不定期刑の判決が言い渡され、同じく23年前の4月に服役して、現在は世に溶け込んで生活しています。こちらも賠償金の大半を払っておりません。その同年の年末に一般男性と結婚して子供ができましたが、その後離婚しています。現在は再婚して、再婚相手とも子供を設けて、両親二人で働き生計を立てているそうです。

名古屋アベック殺人事件の判決は重すぎる?軽すぎる?少年法とは

非人道的な所業をした鬼畜な犯罪者集団たちの現在についてご紹介しましたが、主犯である小島のみが改心して反省している様子が伺えて、服役している4人に関しては皆、賠償金の支払いを放棄したり遺族に対して謝罪の姿勢が全く見受けれない有様が現状なのです。

彼らの禁固刑が短くそして軽い刑と判決されたのは、未成年であった事が大きい要因なのです。皆さんはこの判決を改めてどう感じますか?こちらの見出しでは今回の事件で大きな関心を集め問題視された、少年法について解説していきます。

少年法とは?

未成年を対象とした少年少女が犯した犯罪に関しては、成人以上による犯罪による罪よりも、軽い実刑を下すという法定です。少年少女出ればまだ人格や考えがしっかりとしておらず、改心の可能性があると判断されている為です。また実名を公開してはいけないという決まりもこの法定によるものです。

名古屋アベック殺人事件をきっかけに改正した少年法

今回の残虐な事件は大半が未成年による犯行であり、そして非人道的で極めて凄惨な犯行であった事から、少年法が見直され改正される事になったので、平成12年から今まででこれまでに刑罰対象の引き下げ、また不定期刑の実刑も伸びたり、少年院の対象年齢も引き下げられました。

名古屋アベック殺人事件から考える危険な心理とは

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なぜあれほどまでに惨く卑劣な行為の数々を生きている人間に行えたのか、当時の犯罪者集団たちの精神状態は我々のソレとは大きくかけ離れていた事は間違いありません。同じ人間の感性とは思えない人も少なくないでしょう。そして彼らはまだ未熟な少年少女だったという事実も驚かされるばかりなのです。

ここからはこの凄惨な事件を引き起こした彼らのその時の精神状態や危険な心理を考察して、どんな状況下になると、どんな心理が働くかを解説していきます。皆さんも鬼畜な犯罪者たちの心理状態について考察してみてください。

名古屋アベック殺人事件から考える心理①集団心理

人が集まり群れを成すと一致団結や協力と言った良い作用が働く事があります。ですが反対に今回の事件を引き起こした様に危ない精神状態に陥る事も少なくありません。まず責任を逃れようとする心が生まれてしまうのです、他人のせいにして身勝手な気持ちが生まれます。そしてNOと言えなくなる心理も生まれます。

断りづらくなってしまう作用は皆さんも体験した事があるのではないでしょうか?また気持ちが大きくなるのです。これも今回の事件で顕著に表れたと考えられます。また自分たちは無敵なんだ最強なんだパワーがあると錯覚してしまうのです。いずれも危険な心理状態と言え、いじめの原因とも考えられるのです。

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