正し、例えばプロとプロや一般人と一般人等同じ立場の人同士という状態であれば「ほならね理論」を反論として使えるでしょう。批判とは時に「改善の余地がある有益な意見」であることもあります。同じ立場の人間であれば、それをやってもらうことでさらにより良いものへ研磨していくことが出来る場合もあります。
「こんなの誰でもできる」に対しての反論に使える
SNSでの批判のなかでこのような批判をしている人を一度は見たことがあるのではないでしょうか。このような、虚勢を張って批判したいだけのような批判にはこの返しは有効かもしれません。しかし、要らぬトラブルを呼ぶ可能性もありますので可能な限りスルーしていきましょう。
ほならね理論は使わないほうが吉
結論としていうのであれば、「ほならね理論」は状況・相手の立場・自分の立場等少しでも読み間違えると大惨事に繋がる可能性が極めて高い発言となります。よほどのことがない限り使用を避けるのが賢明と言えるのではないでしょうか。
反論としては幼稚と捉えられることもある
批判があまりに多いと怒りたくもなりますし頭に血が上ってつい、という気持ちもわからなくはありません。しかし「ほならね理論」を使うということはその後の面倒も予測できないくらい頭に血が上っている→幼稚と捉えられてしまう可能性が大いにあります。
特にネットの掲示板やコメント欄では荒れることがある
さらにそれを何かしらの道のプロの方が一般人の方に言った場合、出来ないことを見越して言っている→出来ないくせに文句を言うな、と言っているように捉えられやすく炎上の火種となりやすいです。
ほならね理論を相手が使ったときの返し方
では、もし相手に「ほならね理論」を使われてしまったときはどう対応すれば良いのかです。しかしケースバイケースなのでこれが必ずしも正解ではないということを念頭に置いて見ていただければ幸いです。
返し方①立場の違いを説明する
勿論、これに反論するときは難しいがそれをするに値するしっかりとした理由や意見が無ければいけません。つまり相手を、作品をもっと良くしたいという気持ちがあるということが大前提になります。
プロにしかわからないことがあるように一般人にしかわからないこと、意見も存在します。ですので、「自分はプロのようには出来ない。しかしこうすればもっと良くなるのではないか」という意見を述べることは出来ます。そして、その意見は時に貴重なものでもあります。
返し方②相手が同じ立場だった場合は受け入れることも必要
言った相手と自身が同じ様な立場だった場合、「ほならね理論」を使われてしまったら本当に実際にやってみるというのも手です。相手の苦労が分かることで批判や意見が改められることもありますし、もしくは自分の意見の有用性を実体験を持って示すこともできます。
全てをやってみるべきとは言いませんが、本当に実際にやることで気付きやより良い方法を得られることはたくさんあります。時と場合にもよりますが受け入れて実践してみるということも大切です。