2.フライを動かす
フライは魚が普段エサとしている虫を模したものです。キャストした後は本物の虫に見えるように動かしていきましょう。この時のポイントは川の流れに逆らうのではなく、川の流れに合わせるということ。これで魚に違和感なく見せることができます。
3.フライの選択は臨機応変に
フライをターゲットの魚やフィールドに合わせることを「マッチザハット」と言います。フライフィッシングで釣果を上げるにはこれがとても重要。魚の好む虫を調べたり、近辺にいる虫を見て、適切なフライを選びましょう。
気になるフライフィッシング道具の価格は?
ロッド、リール、ライン、リーダーはラインナップも豊富
基本的なセットである、ロッドー、リール、ライン、リーダー、ティペット、フライを揃えるだけでも、値段は幅広く別れます。ロッドはラインナップが豊富で、例えば人気ブランド「SAGE」のものでも、初心者向けで30,000円~、上級者向けになると100,000円~という幅があります。
本当に手ごろなものなら3,000円台のものもありますが、もちろん低価格のものにはそれなりのリスクが伴います。初心者でとりあえずフライフィッシングを楽しんでみたいのなら、30,000円台のものがおすすめです。
フライはセット販売がお得
フライも値段にばらつきがありますが、購入方法でぐっと値段を抑えることができます。それはセット購入すること。セットにすると単品当たりの値段を下げることができ、ターゲットの層も広がります。
フライフィッシングにあると便利な道具は
細かいフライはフライボックスに
フライボックスはまさに虫のように小さく繊細なフライを収納する必需品。しっかり固定できるものはもちろんですが、コンパクトで持ち運びしやすい物を選びましょう。とくにフィッシングべストに入る大きさのものが使いやすく便利です。
浮力を保つフロータント
ドライフライは動物などの毛や羽でできていることが多いため、少しずつ水分を含むようになってしまいます。水分を含むと、せっかく虫を模したフライも台無しになってしまいます。そこでフロータントを使って撥水し、ドライフライをベストな状態で保ちましょう。
ラインカッター等をなくさないピンオンリール
釣りをしていると、ついついラインカッターや針外しを見失ってしまい、慌ててしまうことがある人は多いのではないでしょうか?ピンオンリールを使えば、必要なアイテムを手元にまとめることができます。これも自分が使いやすい形状や大きさのものを選びましょう。
フライフィッシングに必要な道具~上級者編~
奥深いフライフィッシングの道具たち
フライフィッシングで最低限必要な道具を紹介しましたが、少し慣れてきたたらワンランク上のものをプラスしていくと、さらにフライフィッシングを楽しむことができます。ここでは上級者向けのフライフィッシングの道具を紹介します。
ラインドレッシング
ラインドレッシングはラインに塗布することでラインの滑りをよくすることができ、キャスティングの飛距離を伸ばすことができます。またラインの劣化を防ぐ嬉しい効果もあります。スプレータープやオイルタイプなど形状も様々なので、使いやすいものを選びましょう。