ハンミョウの生態や種類、毒性の有無まとめ!捕まえ方と飼育方法も!

 

成虫を捕まえる際には草むらや河原の砂辺など、捕まえたいハンミョウの棲む場所へ虫取り網と虫かごを持って赴きましょう。動きが早く、近づくと逃げてしまうため、そっと後ろから近づき、虫網が届くギリギリの場所から虫網で捕まえるようにしましょう。

幼虫から捕まえて育てたい場合は地面を注意深く観察しながら巣穴を探しましょう。巣穴は指一本分程度の縦にスッと空いた穴で、その中に幼虫が潜んでいます。草などを巣穴に入れると餌と間違え幼虫が噛みつき、巣から引き出せるますが、指で直接引き出すのは避けましょう。

ハンミョウの飼育に必要な道具

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ハンミョウを捕まえて帰ってくる前に準備しておく飼育道具をご紹介します。ハンミョウの飼育は水槽や虫かごの中で行います。10cm程度土を敷き詰め、隠れ家になるようなスペースを作るようにしましょう。また、乾燥しないように時々霧吹きで水を吹きかけてあげる必要があるため、霧吹きも近くに置いておきましょう。

ハンミョウの飼育環境を整えよう

ハンミョウは土に棲む昆虫ですが、水分補給を行います。前述した水槽への霧吹きは飼育環境の湿度を整えるためであり、ハンミョウはそれで水分補給を行う事は出来ません。水槽の中にちょっとした水辺のように水を入れた容器を入れておいてあげましょう。

飼育時の適温は20~27℃程です。餌にはミミズやミルワーム、小さな昆虫といった生餌を与えるとより長く健康に生きる事が出来ますが、抵抗がある方は市販の人工的な餌や、熱帯魚用の餌でも飼育が可能となっています。

ハンミョウの飼育のポイント

ハンミョウの繁殖を希望する場合はオスとメスで飼育を行いましょう。その場合は土を深めに敷き詰め、大きめの水槽で飼育を行わないと共食いをしていまうため注意しましょう。うまくいけばメスが1つ1つ穴を掘り、卵を産み付けていきます。

ハンミョウに噛まれたら?

飼育しているハンミョウ以外にも、外で噛まれてしまった際にも注意が必要です。身近にいる昆虫だからこそしっかりと自身を守るための知識を持っておきましょう。またハンミョウに関わらず何かに噛まれてしまった可能性がある場合は早急な対処が必要です。

家で飼っているハンミョウに噛まれた!

お家で飼っているハンミョウに噛まれてしまったという場合は、噛んだハンミョウがどの種類なのか特定が出来ます。無毒のハンミョウの場合は、菌が入らないように傷口を清潔にして、消毒を施しましょう。しかし、治らない場合は早急に病院を受診する事をお勧めします。

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