リベンジポルノということが大きく関係する事件ですが、そもそもの意味は何でしょうか。リベンジは「復讐」ポルノは「わいせつ」を表していますが、元配偶者や元の彼氏などが復讐のためにわいせつな画像や動画を、相手から拒否された時に「仕返し」として無断でネットなどに晒すことです。世に晒すことによって陥れるのですが事件前には、日本ではあまり知られていませんでした。
各国の対策
日本で取り入れられるようになった、リベンジポルノの対策法ですが各国での取り組みはどうでしょうか。アメリカのニュージャージー州では2004年、カリフォルニアでは2013年に無許可で流出することは違法とされています。2013年といえば韓国でも同じように罰則がもたらされることになったのです。
EU加盟国の中には、既にプライバシーが守られている保護法がある国もあります。各国で様々な対策が講じられていることは確かでしょう。日本では2014年11月にリベンジポルノ被害防止法が設定され、各国で深刻化する問題ということがはっきり分かります。
各企業も取り組みを工夫
各企業でも取り組みが強化されているのが現状です。まずGoogleを始め削除するように徹底されましたが、それを機にFacebookやTwitter、LINEなども規制がかかるようになったと言えるでしょう。
SNS上に掲載されたのは削除され、掲載された場合は速やかに警察と連携を取るなどの処置が行われることになったのです。このように削除や軽されたら警察と連携を取って処罰するなど、工夫がされることになりました。
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池永チャールストーマスは他にもリベンジポルノを多数行っていた
池永チャールストーマスは、鈴木沙彩さんに「浮気をしないように」と話していたのです。では自分はどうだったかというと、そこは身勝手さが露呈します。身勝手な本人は一筋だったかというと、そこには大きな間違いがあったことが分かるのです。唯一の理解者と感じていたにも関わらず、他にも多数の行為を行なっていました。
鈴木さんと交際中に浮気
束縛したかった当人は、鈴木沙彩さんと交際中にも浮気を重ねています。相手は出会い系サイトで知り合った24歳の女性で、早い段階で別れていますが被害者に促すも、自身は浮気は平気だったことが伺えます。それに被害者も感じ取っていたかは、今はわからないままになっているのでした。
池永は常習的に行為を盗撮していた
画像や動画は、全て同意の上で撮ったものではありません。浮気女性も含め、被害者もですが常習的に盗撮を繰り広げていたことが分かります。
全てはリベンジポルノ目的だったかは定かでありませんが、浮気相手のメールに送られたことからも分かる通り、保険のように何かに備えて盗撮されていたことは確かでしょう。脅す目的だったことは明らかにされているのです。不本意なことに流出してしまった画像などは、ほとんどが盗撮だった可能性は高いと言えます。
浮気相手にもリベンジポルノ
浮気相手は画像を発見し、その段階で別れています。しかも、浮気相手にかなり多くの画像などを発見されたことも明かされているのです。その際も送られてきたメールのURLを開くとわいせつな画像が映し出されるようになっていたのでした。リベンジポルノは既に始まっていたと言って良いでしょう。
リベンジポルノの被害者にならないための対策
隠れて撮られることもあるわいせつな画像や動画ですが、まずは撮られない対策も必要になります。気分的にOKすることは避け、個人的に使用するのではなく、公開される危険性を持つことが大切です。
また無断で取られる可能性もあるので、周りに何か撮っている気配に気付くことも必要になります。リベンジポルノの被害者にならないためには、まずは自己防衛という対策が必要でしょう。まずは掲載される前に取らなければならない対策はあるからです。
性的な写真は撮らない撮らせない
「撮っても良い」ということがないように、注意することはもちろん警告することも大切です。相手の荷物に不審な点があれば、未然に警告しましょう。
挙動がおかしい時、やたらに周囲を気にしたり手元がおかしい場合は注意が必要です。「撮らない」「撮らせない」ことを徹底的に行うことが、まずは大切になるでしょう。「好きな人だから」と油断することがないように、危険性があることの認識が一番です。
流失した場合はすぐに警察に
それでも巧みに撮られてしまうこともあるかもしれません。特に手慣れた相手なら、誤魔化すことも慣れているでしょう。気が付いたら公開されていた、無断で掲載されたら、すぐに警察に被害を訴えることも必要になります。
まずは自己防衛ですが、それでも無断でいつの間にかの場合はすぐに弁護士や警察に連絡し対処しましょう。脅されている場合にも同様なことが言えるからです。
サイトに削除依頼を申請する
Google、Facebook、Twitter、LINE、などサイト側に削除を依頼することも大切です。以下の方法でサイトに削除依頼を申請することも、対策として直ぐに取れる方法になります。ただし、その前にサイトのURLやスクリーンショットを撮っておくと今後の証拠になるので忘れずに!
Google Google/情報を削除する
Facebook Facebook/ヘルプセンター
Twitter Twitter/嫌がらせや迷惑行為の報告
LINE LINE/問題報告フォーム
こちらから削除依頼を行なっておくことも大切ですが、事前に証拠を残しておくことは大事です
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リベンジポルノでできた法案
日本で2014年11月19日に制定されたリベンジポルノ被害防止法。それで全てが解決したわけではありません。SNSが当たり前になっている現在、知らない間に流出しているとしたら怖いはずです。全てを毎日、毎分確認することは不可能なのでいざという時は弁護士や警察、または削除依頼でしょう。
リベンジポルノで制定された罰則
リベンジポルノ被害防止法が制定されましたが、被害が減ったわけではありません。では、制定されたリベンジポルノ被害防止法はどのような罰則なのでしょうか。懲役や罰金について見てみましょう。最高で3年以下の懲役、または50万円以下の罰金という決まりがなされました。
サイコパスのような行為
個人的な行動に出た、池永チャールストーマスの行為【三鷹ストーカー殺人事件】ですが、その行動はどこかサイコパスにも似た事件かもしれません。「全てを受け入れられない」行動が、物語っているのではないでしょうか。この事件では、社会的問題にすら発展したことが伺えるからです。
サイコパスに似ている点
サイコパスとは、精神病質のことですが「全否定」から始まっているこの事件は、社会的に病的な面を感じ取れます。「愛着障害」だったことからも、その気質から見て取れることは精神的な面での生い立ちなどからくる痛手を感じるのではないでしょうか。それらを踏まえると、サイコパスな要素を多く含んでいると言ってもおかしくありません。
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リベンジポルノから身を守るのは自分自身
池永チャールストーマスの犯した、三鷹ストーカー殺人事件。そこで浮き彫りになったリベンジポルノですが、自己防衛は簡単なようで難しいでしょう。心を許した相手でも、時には転じて何があるか分かりません。性的な画像や動画の流出は許されることではなく、知らない間なら尚更その分被害を受けた心に穴を開けます。
緩んだ心の隙を狙った卑劣な行為も、普段から「もしかしたら」と注意して身を守ることが先決です。誰でもある心の隙間ですが、それを少しでも塞ぐように自分自身も守らないといけないのではないでしょうか。
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