マリアナウェブは実在する?深層webにある?都市伝説の真相や入り方

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こちらでご紹介するのは「Last Day.exe -666-」というRPG風のゲームのプレイ動画です。動画内には一昔前に流行ったビックリ系flashなどもありますので動画視聴の際は観覧注意・自己責任でお願いします。

漫画村の閉鎖にまつわる深層ウェブ

2018年に閉鎖された漫画村、皆さんの記憶にもまだ新しいと思います。違法にコピーされた漫画や海賊版の小説などを無断でアップロードし、誰でも無制限に閲覧する事が出来る違法サイトでした。

ピーク時には約1億人ものユーザーが漫画村へアクセスしており、大きな社会問題として取り上げられました。

漫画村閉鎖の原因?深層ウェブからの刺客

漫画村閉鎖の前日、突如として現れたバーチャルYouTuber「ディープウェブ・アンダーグラウンド」。深層ウェブから来ましたと自己紹介するディープウェブ・アンダーグラウンドは「漫画村を潰します」との宣言をします。

その宣言の翌日、実際に漫画村は閉鎖に追いやられる事となりました。事実関係は未だに不明ですが、このバーチャルYouTuberの手によって漫画村が閉鎖されたのであれば、彼、もしくは彼女は一体何者だったのでしょうか。

深層ウェブは「名探偵コナンゼロの執行人」にも登場

大人気アニメ名探偵コナン、毎年新作映画が上映されるなり爆発的なヒットを生み出すモンスターコンテンツですが昨年公開された「ゼロの執行人」では歴代最高の興行収入をおさめ超ロングランヒットとなりました。作中では匿名ソフトTorを利用した大事件が発展し、そのトリックも話題となりました。

深層ウェブ×トリック

今作のキーポイントとなった匿名通信。犯人はNorと呼ばれる不正アクセスシステムによって事件を起こしていたのですが、これは勿論Torが元になっています。

作中に登場する毛利小五郎の端末に不正アクセスする事により小五郎自身を犯人に仕立て上げようと画策します。Norを使いIPアドレスを偽装するなど、今回のトリックは深層ウェブのシステムを大いに悪用したものだったと言えます。

マリアナウェブの上層ダークウェブにはどんなサイトが存在する?

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インターネットには幾つかに別れた階層が存在するとご紹介してきましたが、表層部から順に、深層ウェブ、ダークウェブと下へ潜るにつれて、その様相はほの暗いものになっていきます。ここでピックアップするダークウェブは現在アクセスが可能とされているインターネット界の最下層と言えます。

ダークウェブにはTorを使って入る

深層ウェブの下、第三回層にあたるダークウェブ。こちらも一般のアクセス方法とは違い匿名ソフトTorが必要不可欠です。深層ウェブとは異なり、完全なるアンダーグラウンドの世界であり、正に違法な取引や後ろ暗い行いにはピッタリの温床と言えます。

ダークウェブの入り口に辿り着く事は、方法さえ知っていれば容易いですが、目的のサイトを見つけ出すのは困難を極めます。

ダークウェブにあるサイト①シルクロード

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2011年にアメリカで設立された闇サイト、シルクロード。主に違法薬物や海賊版、更には個人情報や悪質なウイルスソフトまでを取り扱っていました。2013年までには約7000人を超えるユーザーが利用していましたが、FBIの取り締まりにより、運営者であるロス・ウルブリヒトが逮捕された事により現在は閉鎖されています。

ダークウェブにあるサイト②Onionちゃんねる

Onionちゃんねるとは現在も運営中のアンダーグラウンド掲示板です。他の闇サイトとは異なり非営利かつ、雑談目的で立ち上げれた匿名掲示板であり「tor板」「エロいの」「アングラ板」の3つの掲示板で構成されています。

5ちゃんねるとほぼ変わらない仕様で、過去にはユーザーの個人情報流出騒動などがあり一躍有名なサイトとなりました。

ダークウェブにあるサイト③Besa Mafia

暗殺を依頼できるという噂のBesa Mafia。東ヨーロッパの人々で結成されたという犯罪集団で、依頼を受ければ100%任務を遂行するプロの殺し屋と言われています。

しかしその実、噂は全くのデマであり、利用したユーザーの中には140万円を騙し取られたという人もいます。あたかも実在するかのような振る舞いと偽の書き込みによる印象操作でネットユーザーをかく乱しました。

ダークウェブにあるサイト④AlphaBay

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武器や薬物を扱う最大大手の闇サイトAlphaBay。ピーク時の利用者は40万人を超えたと言われるアンダーグラウンド界の覇者でしたが、2017年の夏突然の閉鎖を迎えます。

創設者の一人アレキサンダー・カーゼスがAlphaBay運営の疑いで逮捕され、拘留されていた独房で自殺してしまったから事が閉鎖理由とされています。彼の逮捕とほぼ同時にサイトは閉鎖され、裏社会ではAlphaBayの再建を願う声も聞かれます。

ダークウェブにあるサイト⑤The Human Experiment

「検索してはいけない言葉」を取り上げるサイトで度々見られるThe Human Experiment。そう語られる所以はこのサイトの残虐性にあり、コンテンツは全て悪質な人体実験や嫌悪感を覚えるグロテスクな動画・テキストで埋め尽くされています。

2011年以降世界中のスプラッター愛好家の間で話題になり、実際にアクセスしたユーザーがスクリーンショットなどをアップしていますが、決して閲覧はおすすめ出来ません。

マリアナウェブの上層ダークウェブで取引されているものとは?

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深層ウェブと混同されがちなダークウェブですが、そこで取り引きされているものは深層ウェブの比ではありません。よりアンダーグラウンドかつ危険なエリアであり、アクセスには高度なPC技術や知識が必要となります。ここでは、そんな場所で取り引きされているものをご紹介します。

ダークウェブで取引されているもの①殺し屋

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先ほど紹介したBesa Mafiaに代表されるように、ダークウェブでは商品のほかに無形のものも商品として取り引きされています。

暗殺の依頼や犯罪行為の要員の手配、更にはハッキング代行業なども横行しており、個人間や企業問わずサイバー攻撃の手段として暗躍しているケースもあります。

また、売買のみならず暗殺者やハッカーの求人募集なども行われており、裏社会の職業斡旋の場としても使われています。

ダークウェブで取引されているもの②武器

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日本など、武器の販売や所持が法律により禁じられている国では一般人が武器を入手する事は難しいとされています。そんな事情を抱えた人々が利用しているのがダークウェブ上にある武器売買ショップです。

アメリカなどでは一般人でも比較的簡単に銃や手榴弾を合法的に入手する事が出来るので、他国に横流しする事が裏ビジネスとして人気を集めています。

ダークウェブで取引されているもの③個人情報やクレカ情報

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ハッカーが跋扈しているダークウェブでは情報の売買も大きなビジネスとなっています。一般では得られない企業の情報や、個人のプライベートな情報など取り扱っているコンテンツは多岐にわたります。

一番多く取り引きされているものとしてはクレジットカードやパスポートなどの個人情報で特にクレジットカードは100枚セットで売買されているなど、裏社会での需要が高い傾向にあります。

ダークウェブで取引されているもの④薬物

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2013年にアメリカのFBIにより摘発された闇サイト、シルクロードのように違法薬物を売買しているサイトは数多く存在します。また、麻薬や違法ドラッグのみならず、一般には入手不可能な医療用医薬品などの売買も行われ、インターネットを通じて劇薬を入手し、殺人や自殺に用いられるケースも海外では多々見られます。

ダークウェブで取引されているもの⑤コンピュータウイルス

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嫌がらせ目的、遊びの延長のようなウイルスソフトや、ハッキングに使われる犯罪性の高いウイルスソフトなどもダークウェブで販売されているものの一つです。出品者側が利益を目的にしている事は確かですが、購入者がどのような目的で利用しているのかは不明です。

ダークウェブで取引されているもの⑥子供の幽霊

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ダークウェブに販売されているもので、異彩を放っているものがあります。それは何と子供の幽霊です。

これは、胎児や幼くして亡くなってしまった子供の魂を彫像に閉じ込めたものだと言われています。真意は不明ですが、一つあたり200ドル前後で売りに出されているそうで、一部の人々が御守りとして購入する事もあるそうです。

マリアナウェブは今後存在が証明される可能性もあるかも?

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2019年現在、深層ウェブの存在は度々ニュースに取り上げられる機会も増え、その認知度は年々上昇していると言えます。しかし、その下に存在すると言われているマリアナウェブについてはまだ多くの人が知るところではありません。

近年量子コンピュータの試作機が作成されていると話題になっていますが、今後量子コンピュータの実用化が進めば、マリアナウェブの存在が証明されるかもしれません。

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