ガイジーヌとは?
こちらの犬は大変独創的な顔立ちをしています。
元々はインスタグラムで海外を中心に話題にされていた画像ですが、平成28年に日本の匿名掲示板持にち込まれると、そのなんともいえない不細工さ、けれども垣間見える愛嬌がクセになると徐々に人気を高めてゆきました。
ガイジーヌの意味
この呼び名は障害がある人、また奇異な言動を取る人を指す「ガイジ」と、犬の俗語である「イーヌ」を合体させた造語であり、いつのまにか定着していた通称です。
本来は侮蔑的な意味を含んでいましたが、現在は単なる名称に変化しています。下記記事にも特集がありますが、このような概念の変化をミーム汚染と言います。
ガイジーヌの元ネタは?
犬の本名はCopper(コッパー)といい、例の画像は飼い主がインスタグラムに載せたものです。
彼としては飼い犬のちょっとゆかいな写真を何の気なしにアップしてみただけですが、今やそれが世界的に超有名なミームと化すなんて、考えてもみなかったことでしょう。ましてや当のコッパーちゃんにはそれに気づく由もありません。
ガイジーヌの元ネタはメスの柴犬
日本においてコッパーちゃんの身元が特定されたのは、掲示板に画像が貼られてから三か月後のことです。
同時にインスタグラムも明らかになり、他の写真がどんどん貼り付けられるようになって、コッパーちゃんの知名度は飛躍的に上昇していきました。本来は普通に愛らしい柴犬の女の子だったことも人気の秘訣になりました。
「ガイジーヌ」と呼ばれるようになった顔になった理由はサソリを食べたから
ではなぜこんなに顔が歪んでいるのか?マムシ?蜂?病気?様々な噂が飛び交いましたが、飼い主によると「この子、サソリ食べちゃったんだ(she ate a scorpion)」とのこと。
コッパーちゃんは大変に食い意地のはった性格で、たまたま道にいたサソリを飼い主が止めるより先にパクッ!…といった結果だということです。
ガイジーヌは激太りしていた
こちらはサソリ事件の後の画像、昼寝中に起こされて怒っているコッパーちゃんです。あいかわらず、いえますます加速した食いしん坊っぷりがムッチリ体系に表れています。
あんなに顔が腫れるほど痛い目にあったにもかかわらず、飼い主いわく「またサソリを探そうとしている」とのこと。学習能力がない…いえ、懲りない性分でもあるようです。
ガイジーヌの元ネタ、カッパーの現在は?
伝説の画像が公開されてからはや数年、現在コッパーちゃんはどのように過ごしているのでしょうか?あれだけ自由に暮らしているのだから、今も元気に食いしん坊ライフを満喫していることでしょう。
…と言いたいところですが、飼い主であるパトリック氏のツイッターから、思いもよらない事態が発覚したのです。
ガイジーヌは亡くなっていた。Twitterで亡くなったと報告
飼い主のパトリック氏に愛されてハッピーに過ごしていたコッパーちゃんですが、いまは犬生を終わらせ、永遠の眠りについているということです。
世界中のファンに衝撃を与えた事実でしたが、ガイジーヌ画像が愛され続ける限り、コッパーちゃんの存在も不滅です。
ガイジーヌは「へんてこ犬」「おもしろドッグ」などと呼ばれている
例の画像は今やインスタグラムや匿名掲示板の枠を飛び出て、あらゆる場所で見かけるようになりました。公開先によってへんてこ犬・おもしろドックなど新しい愛称がついています。
それだけ面白がられ、愛されているという証拠ですが、発信源を自負する匿名掲示板のユーザーからは「ガイジーヌ以外の呼び方は違和感ある」と不評です。
ガイジーヌは超人気!
最初こそ異様な容貌が気味悪がられていたものの、その愛嬌が持つ中毒性は人々のハートを捉えて離しません。もはやインターネット上において、トップスターに等しい存在なのです。
ではここからはその誇るべき人気について、具体的な例を紹介していきましょう。
ガイジーヌの人気①専用のスレッドが立てられている
匿名掲示板で犬にまつわるスレッドあれば、そこに必ずガイジーヌあり。そう言い切ってもいいほど絶対的な人気を誇っています。
今では画像が貼られるとスレッドは「これを見に来た」「実家のような安心感」「原点にして頂点」と、敬意すら垣間見える賞賛コメントで溢れかえります。
ガイジーヌの人気②ヤフージャパンの広告になった
実はこの犬、なんとヤフージャパンの広告塔になったこともあるのです。このように小さな画像でも、見る人が見れば一発で「これは…!」と気が付くインパクトはさすがです。