釣り餌だけど食べても美味しいユムシ!生態と特徴、食べ方までをご紹介

味は甘味があると大変好評で、お酒のつまみなどに最適なんです!韓国や中国などにも一部地域では珍味としてユムシを食べる文化があり、日本では北海道にも親しまれている地域もあります。北海道では年に数回海が荒れた日に海岸沿いに打ち上げられていて、それを拾って収穫します。ナマコみたいですね。

栄養もあり!?

このような見た目のムユシですが、しっかりと栄養があるみたいです!グリシンやアラニンなどのアミノ酸があり、グリシンには快眠効果、アラニンには脂肪燃焼効果があり、高血圧や貧血予防効果も期待されています。アミノ酸は人間の体を作る上で必要な栄養素になるので食べても損は一つもありません。

食べ方

下記にユムシの代表的な料理をご紹介いたします!処理も非常に簡単で手軽にできる料理のため、釣りで使わなかった分や料理初心者にも調理可能です。

食べ方①刺身

まずはなんといっても一番定番&有名な刺身!ハサミで前端部と後端部を切り落とし、内臓を取ります。体液はヘモグロビンを持っているため、赤色なんですね。綺麗に水洗いをして縦にカットすれば、完成です!表面はニュルってしていますが、身はコリコリ、癖もなくさっぱりしているため、ユムシのほのかな磯の香りが食欲を湧かせ、わさび醤油や塩で食べるとすごく美味しいです。食感は貝類に似ています。※生で食べる際は下処理をしっかり行いましょう。寄生虫が内臓にいる場合があります。

食べ方②ソテー

生はちょっと‥という方にはソテーがオススメです!処理までは刺身と同様で皮の部分を少量の油でサッと炒めるだけ!野菜などと絡めるのもいいですし塩や胡椒をかけて食べるのも美味しいです。柑橘系とも相性は抜群です。韓国風であればコチュジャンと胡麻油などで味をつけてあげれば居酒屋でよく食べるチャンジャのような味わいになります。

食べ方③焼く

ユムシは焼くとくるくるっと丸くなって一回り小さくなるので見た目が苦手な方は焼くのもいいかもしれません。生で食べるよりぷりっと食感が柔らかくなるので食べやすくなります。ホルモンを食べている感じに近いです。塩胡椒を振って食べれば歯ごたえが病みつきになる味になります。熱を与えてやれば、万が一寄生虫が残っていたとしても殺すことができ、安心です。

食べ方④しゃぶしゃぶ

最後にご紹介するのはしゃぶしゃぶです。昆布でだしをとったお湯にお好みの加減で火を通して食べます。柑橘系のタレがユムシとの相性がバッチリです!!ご様々な食べ方を紹介しましたが、どれもご飯と絶対合いますよね。

冷凍保存で長期保存!

ユムシを保存する際は冷凍しておくのがいいです。そのまま冷凍すると生臭くなるので、両端を切り落として内臓を取り出して、綺麗に洗ってから冷凍させます。そうする事で必要な分だけを解凍させ食べる事が出来ます。

お店で食べられるの?

釣り餌としては高価で優秀、食べると実は美味しいユムシですが、市場には食用としては認知されておりません。どこで食べれば良いかと悩む方もいるかと思います。そんな方にオススメなのが北海道石狩市浜益市です。北海道の石狩市浜益市では、ユムシが浜にあがっとなれば地域内の方々がこぞって収穫しに来るほど人気で、ユムシをご当地グルメとして認定しているほどです。また、東京の韓国料理店などでは、入荷さえすれば食べる事が出来るお店があります。ただ、数量限定などの希少感がありますので電話等で確認して行くのが良さそうですね。

韓国でのユムシ

先にも紹介したように韓国ではユムシのことをケブルと呼びます。日本より流通しているようで釜山辺りの屋台店や刺身専門店、水産市場で販売されています。韓国でも刺身が主流なんですね!刺身以外の食べ方だと、サンチェに巻いて食べるなどがあります。日本ではわさび醤油や塩胡椒が多いですが、ユムシに唐辛子やニンニク、韓国味噌を絡めてサンチェに巻いて食べる、、確かに美味しそうです。

中国でも?

中国の上海辺りではレストランでもユムシ料理があります。主にニラなどと一緒に炒める事が多いらしく、味は高級な貝に似ていて独特な甘みがあり、ほんのり磯の香りがして美味しいです。
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