死後も仲の良い兄弟でよく行動を共にしており、ファンアートが盛んに作成される人気のキャラクターです。
プロキシーズメンバー②トビー
都市伝説の存在とは思えないほど、大変明るく楽観的な性格であるのがこちらのトビーです。マスクの下に隠れた口元は、大きく裂けているといいます。
イエローのゴーグルが特徴で、ワッフルが好きという妙に人間臭い一面も残しています。手斧を武器とし、主の命を忠実に果たします。
スレンダーマン事件の驚愕の内容とは
かつて、これらの都市伝説や怪異の存在を本気で信じ込み、実在すると考えた少女たちがいました。
彼女たちは怪異の仲間に入りたいと思うようになり、自分たちなりに「認めてもらう方法」を考えました。それが2014年アメリカウィスコンシン州で発生した殺傷事件です。
アメリカで12歳の少女2人が同級生を殺人未遂
事件の犯人はわずか12歳の少女2名でした。森に誘い出した同級生を、彼女たちは「ごめんね」と囁きながらめった刺しにしました。19か所の傷の一部は、内臓に深刻な損傷を与えるほど深いものだったといいます。
彼女たちは戯れでなく、本気で同級生を殺すつもりだったのです。幸い被害者は逃走・救助され一命を取り留めました。
犯行動機は「スレンダーマンの仲間になること」
逮捕後、動機を尋ねられた少女たちは「スレンダーマンに忠義を示すために」やったことだと語りました。
殺人を果たせば彼の従者として迎え入れられると、本気で信じていたのです。そのためか、自身でも不思議なほどに罪悪感を感じないと。彼女たちは精神鑑定にかけられることになりました。
少女たちの判決の行方
彼女たちは精神的な問題があると認められ、数十年という長い期間、精神病院に監督されることが決まったものの、結果としては無罪になりました。
彼女たちの未熟な精神に社会性が備わるまで出ることはできません。被害者は心身共に重篤な傷を負ったものの、家族や友人、ボランティアの支えにより無事復学を果たしています。
元ネタとなったCreepypastaには批判の声も
この事件がきっかけでアメリカ中で「インターネットは子供に悪影響ではないか?」という議論が広まりました。
批判・中立・肯定とさまざまな意見が交わされましたが、元連邦捜査局のジョン・エゲルホフ氏は「子供たちに情報の正否を教育しなくてはならない」と語ったそうです。
スレンダーマンは日本にもいるのか?
遠いアメリカの話かと思いきや、実はこの怪異、日本においても話題に上がったことがあるのです。それもインターネットより先に、新聞というメディアによって特集されていました。
時は平成24年、東京スポーツ新聞の記者、山口敏太郎氏によるものです。
スレンダーマンが新聞で紹介される
記事内では「恐怖のゴム人間」「ネットを通して若者のあいだで爆発的に流行している」との記述と共に、黒スーツ姿の怪人という特徴が、現代アメリカ人の隣人に対する不信感を象徴している、と解説されています。
記者は後に、自分が日本で誰よりも先にスレンダーマンを紹介したと語りました。
スレンダーマン日本での目撃情報
今のところ日本国内での目撃例は報告がありません。瞬間移動を得意とする怪異も、海を渡った異国の地には来られないようです。
ですがこの国においてもファンは多く、ファンアートやコスプレといった形で支持を表明する者が後を絶ちません。
あのカオナシはスレンダーマン?
確かに真っ黒な姿、顔がない、人のようでそうでない形、素早い移動、千尋に向かって伸ばされる触手…。多くの共通点が存在するのも確かです。
スレンダーマンに会うことが出来る?その方法を紹介
積極的に仲間に入りたがる気持ちはなかなか理解されないものですが、どうしても「スレンダーマンに会ってみたい!」という気持ちが抑えられなくなってしまったら。実はこの怪異は儀式によって召喚し、呼び寄せることができると言われています。
では次からはその手順を順番に解説していきましょう。