パリ人肉事件とは?人肉を食べた犯人佐川一政の生い立ちや現在など

【閲覧注意】佐川一政インタビュー動画

動画サイトYoutubeでは佐川一政に行ったインタビューの動画が投稿され、閲覧することが可能です。しかし、内容の中には実際犯行時に佐川一政が撮影した遺体の写真や、佐川一政出演のアダルト映像が含まれているため、閲覧する際にはその事を把握したうえで閲覧することをお勧めいたします。

パリ人肉事件の犯人「佐川一政」の現在

パリ人肉事件という凶悪な犯罪を犯した犯人は現在どのように生活しているのでしょうか。長い月日のたった現代は、パリ人肉事件があったことすら知らない世代が社会を動かしている日本でひっそりと凶悪犯罪者が生活を続けているのです。

2010年のインタビューでインポテンツを告白

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2010年に受けたインタビューの中では自身がインポテンツになったことを告白しています。しかし、それと同時に自身の性欲がまた食人良くに向かうのではないかという危機感を抱いているという事も語っています。

2013年脳梗塞で倒れ介護生活

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両親の他界後は、弟と共に暮らしていた佐川一政ですが、2013年に脳梗塞で倒れ、闘病生活を送っています。現代では弟の介護を受けながら何とか生活している日々です。家族の縁が切れてもおかしくはない事件を犯していながらも最後まで家族は彼を見放しませんでした。

パリ人肉事件の前に起こしていた殺人未遂

佐川一政の異常な行動は凶悪な事件を起こす前にも予兆があったのです。事件の事実をテレビのニュースで知った犯人の家族ですが、母が信じられないと言い続ける中、弟の頭の中ではふと可能性がよぎっていました。その理由をここではご紹介させていただきます。

東京でドイツ人女性宅に侵入

まだ佐川氏がフランスへ留学する前、佐川氏は東京の街を歩いていたドイツ人の女性に惹かれ、女性の家へと侵入ました。女性が途中で目を覚まし叫ばれたことで佐川氏は逮捕にまで行きつきましたが、その当初も動機はレイプではなく、尻の肉を食したかったからだと語られています。

父親の奔走で示談となり罪を逃れる

一度は逮捕された佐川氏ですが、父親が奔走し、示談が成立したことにより釈放され、佐川一政が罪に問われることはありませんでした。精神鑑定の結果より、警察から出された罪状は「強姦未遂」でしたが、佐川一政はそれに対し、強姦の意図はなく人の肉が食べたかった欲求に対しての記述や理解が見られないと不満すら漏らしていたのです。

この時点で異様な行動を止めれる方法があったならば、末恐ろしい事件は起きることがなく、無残に切り刻まれた悲しい女性が生まれる事がなかったのではないでしょうか。しかし、このような異常な人間を止めるすべは果たして存在するのでしょうか。

パリ人肉事件が元となった作品

この事件が題材となった作品が数多く存在します。人々の秘めたる部分に火を注ぐようなこの異常な事件は好奇の目を集め、出来上がった作品が有名な賞を受賞しているのも事実なのです。作品を残すことは凶悪な事件を後に残すためには必要ですが、影響を受ける犯罪者がいることも念頭に置かなければいけません。

書籍「佐川君からの手紙」

佐川君からの手紙―舞踏会の手帖 (1983年)

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劇作家としても活動している唐十郎による「佐川君からの手紙」という書籍はその名の通りパリ人肉事件の犯人である佐川一政の事を記した書籍です。唐十郎が実際に佐川氏と文通した手紙の内容を書籍化したもので、第88回芥川賞を受賞しています。

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