鮫島事件の内容と真実!タブー視される2ch発祥の事件の謎を徹底調査!

オカルト話に目がないある大学生とその恋人がインターネットで呪いにより殺されてしまうと盛り上がっていたあるサイトにたどり着き、さまざまな恐怖が始まっていきます。現実のインターネット上で話題にされてた、「鮫島事件」、「お憑かれさま」、「赤い部屋」「本当にあぶないところを見つけてしまった」を絡ませて物語が進行していきます。

監督

永江二朗氏が監督を努め、脚本にも携わっています。こちらの作品が監督としてのデビューになります。森岡利行氏、寺内康太郎氏、室賀厚氏など錚々たる面々のもとで助監督をやっていました。脚本では、友情を題材にした「トモダチゲーム」や、赤間つよし氏との共同で脚本をした「隙間女」などを手がけました。

キャスト

「仮面ライダーアギト」に出ていた山崎潤さんが出演しています。女性陣では、アイドルグループとして有名な「アイドリング!!!」の尾島知佳さんと野本愛さんが出演しています。尾島さんの演じている楓の恋人役には、佐伯大地さんが修平役として起用されています。

2チャンネルの呪い劇場版の評判

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キャストとしては、山崎さんの演技が光っていたという評価が高かったです。やはりインターネットに精通している人々にとって、ツッコミどころはあるが、映画に鮫島事件などのネタを扱っていたのがおもしろかったという声がありました。怖い部分もあり、グロテスクなシーンもあり、2ちゃんものという組み合わせが高評価を得ていました。

鮫島事件の派生ネタ

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この事件にまつわる話はさまざまな広がりをみせていき、話が一人歩きしていきました。ここでは、いくつかの説が出たなかでも、ちょっと本線からはずれていった話をご紹介していきます。クリエイティブな欲求から作られた話なのか、それとももっと盛り上げようとする意図から生み出されてたのか、人のエナジーは無限の広がりを感じさせられます。

鮫島氏強盗殺人事件

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インパクトにかけるものがあったせいか、インターネット上であまり知られることがなく潜んでしまったいくつかの説の中の一つです。充分、こちらの話も現実的にあったら怖い話ではあります.しかし、比べてみると他の特に有名な説はリアリティがあって、手が込んだ設定がなされていているように見えます。それでは具体的な内容に触れていきます。

自身のスレッドが大盛況

ここでの鮫島は、2チャンネルを利用して、自身でスレッドを立ち上げてました。そこで、彼の考えたスレッドはとても人気がでて、有頂天になっていました。気分がよくなった彼は、さらに加速するように大量の書き込みをしていきました。当時でも、掲示板界隈では現実的にありそうな展開と言えます。

うっかり晒してしまったのが発端

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人は高揚してる時につい隙をみせてしまうことがあります。彼も例にもれず、うっかりノリノリになって、自身のプライベートで重要な情報である住所まで公開してしまいました。これがこの物語の発端になる、恐怖の始まりになります。

即削除を依頼

自身の過ちに青ざめた鮫島は、近所にもしこの掲示板を見ているものがいたら、いたずらでもされかねないと不安を抱きます。そして、運営に削除の依頼をだしたのですが、残念ながらすぐには対応してもらえなかったそうです。そして、気になっていたのですが、とりあえず寝ることにしました。

ドアを叩く音が、、

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書き込みをしてしまった当日の夜にすぐに事件が起きてしまいました。眠りについている時に、ドアをドンドンと叩く音で目が覚めてしまいました。鮫島は恐怖心はあったのですが、ドアを開けてしまいました。そこにはヒゲを無造作に生やした、面識のない男が立っていました。

住所をさらしたのが命取りに

そして謎の男に襲われしまい、お金まで奪われて、最終的に殺されてしまいました。その亡骸のさま、首なし死体という無残な姿になってしまいました。インターネット上で、自身の個人情報を公開してしまったために、殺されてしまったという現実的にも今でも起こりうる話で、内容としては読んだ人の想像力によって震えた人々もいたかもしれません。

鮫島くんリンチ殺人事件

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これも現代でも起こりうる話と言えます。舞台は、意外に他の説ではあまりない形で、学校になります。こちらの場合は、インターネットから派生する暴力に対する警鐘を促した内容となっていました。しかし、読者はそのような、お説教や教訓名なものにはあまり興味をしめさない傾向があります。なので、あまり広まらなかった可能性があります。

悪童鮫島

「くん」とつけられる、今回の鮫島は学生になります。彼は、クラスの同級生の悪口や、学生の間ではよくあるからかう対象の好きな人を暴露するなど素行の悪い人物でした。そして、その吐露している場所は、2チャンネル掲示板で行われていました。2チャンネルでこのような秘密を晒してしまうのはとても悪質な行為です。

同級生が閲覧

クラスメイトが、偶然にもその書き込みの数々を見てしまいました。そして、クラスメイトたちは、このタチの悪い書き込みの主が鮫島だいうところまで辿り着きました。その話は、瞬く間にクラスの中で広がっていきました。因果応報とも言える事態が彼を待ち受けてました。

苛烈なイジメ

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隠れて陰湿な危害を与えていた人物が発覚した場合、大勢の人々は容赦がない攻撃を加えてきます。発覚した次の日学校に来たら、机は落書きで埋め尽くされて、自身のノートなども破かれていました。ダメ出しのように担任の教師の耳にもはいることになり、説教をされることになります。同級生と先生と、あらゆる方面から孤立することになりました。

最終的に亡くなった

一生懸命謝罪をしましたがクラスメイトの怒りは収まることはありませんでした。その日の学校が終わると、河原に連れていかれて集団によるリンチを受けて死亡してしまいました。他の事件には、ミステリアスだったり、グロさが漂ったりしました。しかし、こちらの場合は悪事を働いた者が、過激なやり方ですが粛正されたという流れになっています。

細かい派生ネタは広まり続けている

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最初は一人の人から始まった物語なのかもしれませんが、今ではいろんな説が生まれています。「実在説」、「復讐説」、「食人説」など枚挙にいとまがないくらい、そうまるで生物が繁殖していくかのように生まれ続けました。一端火が付いたものは、個々に独立して育っていくようなインターネットの脅威を感じる出来事だったとも言えます。

近辺の人物のうわさ

さまざまな噂があがったなかでも、いろいろな情報が飛び交っていました。鮫島に身の回りの人では、奥さんはブラジル人で現在は行方不明、息子はなんらかの習い事の教室を開いている、息子に行っていた大学は京都の名門大学などの話がありました。また、鮫島秀男という名が話題になったときもありました。

政治家から暴力団まで関与

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2チャンネル自体も鮫島事件に関して自粛を持ち換えていたという話があったり、規模さらに大きくなって、ある大物政治家が事件を隠ぺいするために関係があったとか、暴力団のお金を巡った争いも絡んでくるなんて話までありました。しまいには、アメリカ合衆国も関与していてFBIが介入して生きているなど、世界規模まで広がりをみせました。

他には

鮫島はそもそも人間ではなく、宇宙人だったという噂まであがっていました。ここまでくるとなんでもありなように見えていまいます。ドリーという人が作った作り話で、彼はルンゲというところにいるなどさらに二次的な本線が追加されそうにもなりました。交通事故説や集団催眠説など、調べれば調べるほど無限に説が出てきます。

噂話をする心理

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世の中では、古今東西問わず、なぜうわさ話は尽きないのでしょうか?ここでは、人間がうわさ話をする心や、人によってはどうしてやめることができないのか、なぜこんなにも盛り上がるのかについて述べていきます。また、素敵な話よりも鮫島事件のように怖い話や不幸な話の方が、人をひきつけやすいのかについても言及していきます。

謎を探求するのは人の性

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人間というは、基本的に謎を解こうとしたがります。人類が発展してきたのは、そのような欲求があるから、化学が進歩したり、文明が発展していったとも言えます。しかし、誰もがポジティブな方にその探求が向いてるとは限りません。それが、隣人や芸能人の怪しげな事情だったり、実在するのかわからない都市伝説の方に興味が向く人もいます。

コミュケーションの手段

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会話して交流するということは、人間が生きていく上では欠かせない要素の一つと言えます。仮に、それが噂話や眉唾ものの話だったりしても、他者と親睦を深める上ではとても重要な手段となりえます。現代では、直接会って話のではなく、インターネットを通してコミュニケーションをとるのが日常的として定着しています。

噂話はてっとり早い

噂話は親しくなるうえで、とても無難で使い勝手がよいものです。実際、他者の興味をそそりやすく、会話に夢中になりやすいです。噂話というのはある意味ノーリスクで、自身のことに関するわけでもなければ、相手にのっても特に差し支えな話と言えるからです。複雑なしがらみや、社会の中で、世を渡り歩いてための手軽な道具なのかもしれません。

自身の存在をアピールする手段

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隣人や友人、知人に対して、私はこのような道徳心をもっているという自己掲示をする一つの手段でもあります。信じられないような事件を話題にすることによって、それを語ることによって私はそのようなことはいけないことだと思うというアピールにもなり、しかも私は彼らと違いまともな人間ですよというサインを出しているとも言えます。

ネットの世界では

直に触れ合う社会と違いインターネット上では、逆のアピールとして使うこともあります。噂話をしつつ、強い言葉や表現を使うことによって、実社会では空気を汲んで柔和に生きてるものが、ほんとうこのような強さを秘めている、生存本能から持ちたい、など自己の本質の再確認や強くありたいという願望からくる場合もあります。

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