都市伝説?鏡に向かって「お前は誰だ」
都市伝説として語られ、精神崩壊が起こるという噂や、霊現象とは違った恐怖を味わうことになる噂も存在する「お前は誰だ」。ネットやテレビで目にした人も多いのではないでしょうか。それでは、絶対にやってはいけないと言われるこの行為は、どのようなものなのでしょうか。
「お前は誰だ」の実践方法
必要な物は、何と言っても鏡が無ければ始まりません。顔だけが映る小さな鏡でも大丈夫ですが、全身が映る大きな鏡が最適です。それに加え、この作業はかなりの時間が必要になりますので、たっぷりと時間がとれないような忙しい時には不向きです。準備が済んだら、鏡の前に向かって「お前は誰だ」と唱えます。これは心の中で唱えても大丈夫です。
「お前は誰だ」を実践して起こる現象
鏡に向かって同じ言葉を繰り返すだけで、果たしてどんな結果が得られるのでしょうか?軽はずみには実践してはいけないとされる理由が、そこにあるのだという事を思い知る恐ろしい結末をご紹介します。
知らない人が写っていると感じる
何の変化も無いまま、じっと同じ行為を続けていると、ボーっと自分の顔を見ている状態になります。自分の顔を見ている、という感覚すら無くなった頃、見知った自分の顔が全く別人に見えてきます。生まれてからこれまで見知った自分の顔を、全く認識することが出来なくなるのです。
これがゲシュタルト崩壊?反射的な感情・思考の停止
鏡を見る→自分の顔と認識→感情と思考が生まれる。これは見た物を認識し、感情と思考が反射的に起こるプロセスです。「お前は誰だ」という言葉は、言葉自体に意味があるのではなく、その言葉によって『自分の顔と認識』の部分を否定し、思考を停止させるスイッチの役割を果たしているのです。
鏡の中の動く人(自分)に恐怖が生まれる
急に鏡の前に見知らぬ人が居ると感じたら、まず侵入者の存在を疑います。しかし、思考が停止されている状況では正常な判断が出来ません。知らない人が部屋に居る、という恐怖心が生まれます。もしそこで、頭を掻いたりクシャミをしたりしても、自分の行動だとは思う事が出来ないのです。