深層ウェブへのアクセスはTorブラウザの使用が主流なようです。Torとは「The onion router」の略で、玉ねぎ皮が何枚も重なっているように通信を行うという意味があります。簡単に言うと通信経路を匿名化できるブラウザで、深層ウェブのドメインは全て「.onion」だそうです。
危険すぎるためアクセスはおすすめしない
表層ウェブからTorブラウザのダウンロードは誰でもできるようですが、コンピューターの知識が無いのであればとても扱えるレベルではないのでやめておきましょう。たとえ専門知識があったとしてもダークウェブへのアクセスはおすすめしません。
個人情報を盗み取られたり、知らないうちにウイルスに感染してしまったということも十分にあり得ます。「匿名=安全」ではないので、ダークウェブの危険性を十分理解した上でアクセスする場合は自己責任で行いましょう。
深層ウェブで発見された不気味な動画
深層ウェブには闇が深い動画も数多く存在します。誰が何の目的で製作したのか、何を伝えたいのか、全てが謎のものが多く話題となる動画もいくつかあり、ホラーとはまた違った不気味さを感じますね。ここでは過去に話題となった動画をいくつかご紹介しましょう。
深層ウェブで発見された動画①スープを食べる男性
以前かなり話題となりましたので、見たことのある方もいらっしゃるかもしれません。テーブルに置かれたスープを、男性が泣きながら食べるという動画です。両脇には着ぐるみを着た人物がその男性を慰めるような行動をしています。
見た人からは「男性の家族の肉で作られたスープ」「男性の最後の食事」などと様々な憶測が飛び交っています。この着ぐるみはRay RayTVから盗まれたものだという噂もあり、宣伝のために製作したのではとも言われています。
深層ウェブで発見された動画②意味不明なマネキンの動画
ベッドに横たわる女性のようなマネキンが映し出されるところから始まります。体のパーツごとに雑な作りで、右手に持った白い仮面を顔に当てたり、左手で顔を覆うような仕草をしています。時折何かを言っているようですが、何を伝えたいのか、製作者の意図は不明です。
深層ウェブで発見された動画③不気味な仮面の人物
こちらの動画は不気味な仮面をつけた人物が、自撮りをしながらぐるぐると回っているという様子が映し出されています。仮面の表情は大きく目を見開いて笑っており、時々フラッシュバックのように死体と思しき映像も映り込むなど、不快感しか感じられない動画となっています。
深層ウェブで配信されたゲーム
深層ウェブではゲームも配信されていたようです。単にゲームというよりはメッセージ性の強いものが多いのですが、詳細は不明であり、どのような目的で制作されたかも謎の多いものばかりです。ここでは一時期話題となったものを2つご紹介します。
Sad Satan
このゲームはキャラクターが不気味な道を歩き続けるというシンプルなものです。時折ヒントらしき画像が映し出されますが、詳しいことは分かっていないようです。You tubeでホラーゲームのプレイチャンネルで紹介されたことから世界的に話題となりました。
ゲーム内では海外ドラマ「ハンニバル」やイギリスのNSPCC(全国児童虐待防止協会)の画像、児童虐待やレイプなどの犯罪音声が挿入されていることから、児童ポルノや性犯罪に対してのメッセージが込められているという噂もあります。
Last Day.exe 666
このゲームは昔のファミコン時代のRPGに似ています。ドラクエをイメージしてもらえればわかりやすいでしょう。時々英語でヒントであろうメッセージが表示されます。目的が不明なのでそもそもゴールがあるのかは分かりませんが、難易度は高そうです。
その他、禁断のゲームに興味のある方はこちらもどうぞ。
深層ウェブの怖い話
ここで紹介するのは、実際にダークウェブにアクセスした人たちの体験談です。命の危険を感じた人や、狂気に満ちたサイトに入り込んでしまったなど内容は様々です。体験談を元にダークウェブへアクセスすることの危険性をお伝えします。