【長岡京殺人事件】ワラビ採り事件の真相と犯人の考察を徹底解説!

その被害者の異様な状態とはいったいどんなものであったのでしょうか?その無残に痛めつけられた被害者たちの状況について皆さんに解説していきます。犯人の禍々しい暴行の数々が露わになり、暴力的な表現を多く含みます。想像するだけでも相当ショッキングなものでしょう。どうぞ覚悟して読んでください。

長岡京殺人事件の被害者の状態①逃走防止にアキレス腱切断

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2人の主婦は遺体となって発見されたのですが、この時2人の遺体にはそれぞれ首を絞められた跡、刃物で突き刺された跡、そして数十か所もあちこちを殴られた跡が見つかった事から、すぐさま殺人事件と断定されるのです。そしてこの他にも特徴的な損傷部位がありました。

それは脚部のアキレス腱です。アキレス腱はふくらはぎの後ろの方に付いており、歩行や走る事だけではなく人が立っている為にも大切な部位なのです。なんとそんな部位が犯人によって切断されていたと囁かれているのです。この事実が本当であれば犯人は逃走を恐れる状況であったという事、つまり1人のみの単独犯である事が伺えるのです。

全身に打撲跡

2人の遺体にはそれぞれ数十か所の打撲痕がありました。それも遺体を検出した結果では鈍器の様な物で殴ったものではなく、全て拳や蹴りなどで負ったものだという事が判明したのです。この事から犯人は空手などの武道を習っていた経験があると想像され、少し犯人像を絞ることが出来たのです。

その打撲痕の数から察するに犯人は何度もまだ生きていた被害者を殴って痛めつけたのです。この行為から激しい恨みや憎しみを感じられるのですが、被害者2人はそのような恨みや憎しみを買う人物は全くいなかったそうです。であればサイコパスや愉快犯の犯行なのでしょうか?

体内から犯人の体液が

被害者の1人である明石さんの遺体は上着は少し荒れていたものの、下着やズボンなどは履いていたままでしたが、体内から犯人のものと特定される体液が検出され性的虐待を受けていた事が分かりました。その体液から判明したことは血液型がO型という事のみでした。この体液も犯人を突き止める重要な手掛かりとなったのです。

もう1人の水野さんは下着が破かれていた事や、遺体近くに衣類が散乱していた事から性的虐待を受けていた事が伺えます。犯人は初めから性的な目的で彼女らを殺害したのでしょうか?明確な動機や目的も現在に至っても判明していないのです。

長岡京殺人事件の犯行現場となった場所とは?

今回の事件の犯行現場となった場所広く言えば名前の通り長岡京市という市内なのですが、具体的には周辺はどういった環境なのでしょうか?当然ワラビという山菜を採りに行っている事から人通りが多い市街地ではない事は分かります。そしてそこは木々が生い茂っている自然豊かな場所だという事も先ほどお話しさせていただきました。

長岡京殺人事件の犯行現場①昼間でも薄暗い場所

今回の事件の犯行現場となった場所は、日中や昼間、火が出ていて明るい時間帯であっても、林や竹に囲まれ、光は行き届かない薄暗い場所だったのです。また自然に囲まれていた環境でありながら、更には街灯なども満足に設置されておらず、余計に周辺の暗さを引き立てたのです。

いわゆるそこは裏山や野山と地元周辺の方々に呼ばれていたのです。そのエリアが明るい時間帯であっても薄暗く犯行にもってこいの環境である事を熟知していての犯行であれば、当然犯人はその地元地域の住人という事になりそうですが、果たして犯人はどんな人物なのでしょうか?

長岡京殺人事件の犯行現場②レイプ事件が多発していた

この殺人事件が起きる前にも、この森林や野山では女性を狙った性的暴行やレイプ事件が相次いでいたのです。この事からも表向きは地元地域の住民の山菜取り場、遠足地と知られていますが、実は犯罪が多発していて治安が良いとは到底言い難いエリアであった事が分かるのです。

恐らく被害者2名の主婦たちも性的暴行を受けているので、このエリアで性犯罪を繰り返している犯人による犯行なのでしょうか?あるいはまったく違う人物が犯人なのでしょうか?色々な犯人像が浮かび上がりますが、候補や対象者が広く多くなるばかりで、逆に捜査を難航させる事になってしまったのかもしれません。

長岡京殺人事件の犯人は?

この事件は未解決のまま既に時効なってしまいました、犯人が捕まらなかったという事実も確かですが、犯人の見当が付かなかったのです。なぜ血液型やかなり力の強い男性という所まで犯人のヴィジョンがある程度出ているのに、特定できず犯人を捕まえる事は出来なかったのでしょうか?

2019年現在でもこの不可解で謎多き未解決事件の犯人は未だに逮捕されていません。しかし事件当時、事件直後に怪しいとされる人物たちがいました。その人物はどういった人だったか、また何故その人が犯人でなかったのか等。犯人と疑われた人たちについて皆さんにご紹介します。紹介した人たちの中に真犯人がいるか考察しながら読んでみてください。

長岡京殺人事件の容疑者①不良の2人組

まず真っ先に容疑者の候補として挙げられるのがアウトローな性格の若者2人組なのです。なんと彼らが慌てて急ぎ足でこの野山や森林から出ていく様を、目撃していた人も実際にいたのです。当時彼らは工事や建設に携わる大工や鳶の様な職に就いていたらしく、2人とも力もあり1人は空手などの武道の経験もあったのです。

そしてこの事件の後、彼らは心を入れ替える様に一生懸命に仕事に取り組む姿勢が見れたそうで、この辺も妙に不自然で非常怪しい2人組なのですが、警察の事情聴取や取り調べでは事件に直接関与していると確認できず、また当時のアリバイも2人の職場の社長から供述された事から、容疑は取り下げられたのです。

長岡京殺人事件の容疑者②25〜30歳の男性2人組

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被害者となり無残な姿で殺害されてしまった2人の主婦が生前森の中に入るように続いて、20代半ば~30代前半の男性2人組が森の中に入っていく様子を目撃している人がいたのです。そしてその目撃者の証言では彼ら2人の格好は木々が生い茂っている現場周辺に入るのには相応しくなく、散歩や山菜取りに来た客人には見えなかったそうです。

また彼らは手荷物を何も持っておらなかった事も目撃者は証言しています。この20代半ば~30代前半の男性2人組も容疑者の候補として挙がってくるのですが、残念ながら彼らに関しての情報はこれ以上はなく、身元などは不明なのです。

長岡京殺人事件の容疑者③包丁を持ち歩いていた40代男性

そして最も容疑者として有力候補であったのが、当時包丁を持ち歩いていた40代男性です。この男性は事件が起こる前からワラビ採りをしている女性をターゲットにして声をかけるなどの事案を起こしていたのです。

その事案の状況を再現すると、ワラビを採っていた一人の女性におもむろに包丁を片手に近づいて『採れますか』と不意に聞いてきたので、その身なりや持っている狂気に驚き、慌てて女性は家族の元に逃げ去ったそうです。そんな40代男性の似顔絵などが地元地域で公開され、捜索されましたが結局身元が掴めず、この容疑者有力候補も蒸発してしまうのです。

長岡京殺人事件の容疑者④被害者の夫

この被害者の夫というのは、主婦の2人の夫両方ではなく水野さんの夫のことを指しているのです。なぜこの人物が容疑者の候補に挙げれているのか?それには理由があるのです。まず明石さんの夫の話をすると、彼は妻が殺人事件に巻き込まれ亡くなった際に、得た保険金をほぼ全てを捜索の資金に充てているのです。

一方の水野さんの夫はそんな素振りを見せずに、その保険金で高級車を買ったり新たに彼女を作ったりとして平然とした立ち振る舞いをしていたそうです。この事から保険金目当てで殺害したのではないかという見方も生まれましたが、事実上事件に関与していると判断できる物的証拠の一つも見つからなかったのです。

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